幻影旅団イチのパワー自慢・ウボォーギンに敗北した、陰獣の病犬、豪猪、蚯蚓、蛭の4人。
その後、残りの陰獣メンバーも応援に駆けつけましたが、幻影旅団によって返り討ちにされました。
この残りの陰獣メンバーを呼び寄せたのが蚯蚓だったのですが、その方法に疑問があるのです。
出典:HUNTER×HUNTER 9巻P58/冨樫義博/集英社
画像の通り、蚯蚓はケータイで仲間たちに連絡をとったようなのですが、
おパンツ一丁だった彼はどこにケータイを持っていたのでしょうか?
考察してみました。
陰獣・蚯蚓とは
まずは、陰獣の蚯蚓について振り返ります。
「大昔のキャラすぎて忘れちまった」という方はぜひお読みください。
「おれは常に蚯蚓と共にある。アイツのことなら誰よりも知っている」という方は、次の項目まで読み飛ばしていただいて構いません。
世界各地のマフィアが所属するマフィアンコミュニティ。
そのトップに立つ「十老頭」お抱えの部隊が「陰獣」です。
陰獣は10人の戦闘のプロで構成されており、コミュニティ内では最強の集団と言われていました。
そんな陰獣の一員だった蚯蚓。
念能力は土の中を自由に動き回る能力で、その名の通りミミズのような男です。
陰獣の面々はビジュアルがいろんな意味でヤバめなのですが、その中でも蚯蚓はズバ抜けたヤバさ。
パンツ一丁でニョロニョロ動いている姿は、夢に出てきてしまいそうなほどの衝撃を受けます。
見かけこそヤバい蚯蚓ですが、戦闘力はなかなかのもの。
鋼の肉体を持つウボォーギンにパンチでダメージを与え(蚯蚓の指がグニャグニャになりましたが)、地中に引きずり込む寸前まで追い込みました(その後、死亡するレベルの大怪我を負いましたが)。
ここしかないよねっ?!
ウボォーギンと戦った時、蚯蚓の服装はパンツ一丁でした。
服装というか、何も来てないに等しかったです。
そして、戦闘後にケータイで仲間たちに連絡を入れてました。
ということは、蚯蚓はほぼ裸に近い身なりでしたが、どこかにケータイを持っていたということになりますよね…
どこかに収納できる場所があったのでしょうか。
少しイメージしてみましょう。
例えば、陰獣の間でこんなやりとりがあったとしたら…
ここしかないよねぇ?!
結論を急がず他の可能性を考えよう
蚯蚓のパンツの中には、蚯蚓の蚯蚓がいますから、ケータイを入れながら戦うなんて相当難しいはず。
もし海パンの中でケータイが鳴ってしまった時には、パンツの中の蚯蚓が「発」しちゃいますよ「発」。
いきなり結論とも言えるイラストを載せてしまいましたが、この考察を終えるのはまだ早い!
別の可能性も考えてみましょう。
手に持っていて土の中に隠していた?
服を着てない状態でケータイを持っておける場所は限られています。
一番最初に思いつくのは「手」ですよね。
ウボォーギンと戦う前、蚯蚓は手にケータイを持っていた。
そして、ウボォーギンを襲撃する直前に土の中にケータイを置いておき、応援を呼べるようにしていた。
蚯蚓はウボォーギンと同じくらいの体格ですから、手のひらもかなり大きいはず。
ケータイを包み込むように持つことなんて余裕でしょう。
だから私たち読者は蚯蚓の持つケータイに気づけなかった…
この考察なら、蚯蚓を「パンツの中にケータイを入れている変態野郎」に仕立て上げずにすみそうです!
よかったね!蚯蚓!
………と思ったのですが、この考察には穴があります………
ウボォーギンが蚯蚓に「超破壊拳(ビッグバンインパクト)」を放った後、地面には深さ10m以上はあろうクレーターができていました。
もし地中にケータイを置いていたとしたら、粉々になっているか通話できないレベルで壊れていると思うのです。
念を発動中で、体にオーラを纏っていたであろう蚯蚓が死にかけるレベルの一撃でしたから、ケータイでは耐えきれないでしょう。
ケータイを遠くに置いておいたら、いざとう時に連絡できない可能性があり、ケータイの意味がなくなってしまいます。
この考察では、蚯蚓に貼られた「変態」のレッテルは剥がせそうにありません。
別の可能性を考えてみましょう。
仲間のケータイを使った?
蚯蚓が自分のケータイを使っていたとは限りません。
仲間のケータイを使って連絡を取った可能性も考えられます。
ウボォーギンにやられた陰獣は、蚯蚓以外の3人とも亡骸が残っていました。
つまり、持ち物もそのまま残っていたと考えられます。
病犬、豪猪、蛭はちゃんと服を着ていたので、ケータイはポケットの中などに入っていたことでしょう。
蚯蚓が地中から手を出し、仲間の亡骸からケータイを回収。
そして残りメンバーに連絡を入れた。
この考察なら、蚯蚓をこち亀の「海パン刑事」の仲間にせずにすみそうです。
しかし………残念なことにこの考察にも大きな穴があるのです………
蚯蚓がケータイで連絡をしていた時、まだ幻影旅団がウボォーギンの側にいました。
もし、地中で念を使っている蚯蚓が仲間の死体に近づけば、オーラの動きなどで旅団メンバーに生きているのがバレてしまう恐れがあると思います。
また、亡骸が少しでも動けば、勘のいい旅団メンバーが気づきそうです(フェイタンとかマチとか)。
怪我でボロボロの蚯蚓が、幻影旅団の目をかいくぐって小細工できた可能性は低いと思います。
ということは、やはりケータイは蚯蚓のおパンティの中から取り出したことになる…
すまん蚯蚓!
もうかばうことはできん!!
蚯蚓のパンツは「四次元パンツ」
いろんな可能性を考えましたが、やはり蚯蚓のケータイは彼が履いていたパンツの中にあったと考えるべきでしょう。
蚯蚓のパンツは「ドラえもん」のポケットや「海パン刑事」の海パンのように何でも収納できる
四次元パンツ
だったのかもしれません。
パンツが出入口となっていて、念空間に通じている…
すごいんだかすごくないんだか、よくわからない能力です。
もしそうなら、きっと特質系なのでしょうが…
特質系ってもっとカッコよくて魅力的なイメージがあるので、ちょっと分類したくないですね…
ただ、念空間を作り出すノヴが大した制約を負っていないことを考えると、蚯蚓も念空間を作り出せていても不思議ではないかも。
蚯蚓とノヴ…
この2人に何か共通点があれば、蚯蚓がパンツの中に念空間を作っていた説が立証できそうですが…
共通点……
出典:HUNTER×HUNTER 9巻P34/冨樫義博/集英社
共通点………
出典:HUNTER×HUNTER 27巻P191/冨樫義博/集英社
共通て……ん?……
ハゲてる!!
もし、ノヴが急激にハゲあがった原因がストレスだけでなく、念能力の制約だったとしたら…蚯蚓もパンツの念空間を作った制約でハゲていた…?
ということは……
蚯蚓のパンツの中は念空間!
Q.E.D!!!
……って今回の考察を締めたいところですが、真面目路線に戻しましょう。
蚯蚓はすでに発を持っていましたし、念空間を作れるほどレベルの高い念の技術があったとは思えません。
念空間を作るのは、プロハンターの中でも実力の高いノヴだからこそできる芸当だと思います。
では蚯蚓はどこにケータイ入れていたのかと聞かれれば…やはりパンツの中に入れてたんでしょうね。
はみ出ないよう我慢して、ウボォーギンと戦っていたのでしょう。
でも、蚯蚓がケータイをかけている時、彼の下半身はなくなってそうなんですよね…
下半身は千切れてしまったけど、原型をとどめていて、体のオーラに包まれていたことでケータイも無事だったとしたら…やはりパンツの中説が有力そうです。
それか肛門にこれ以上考えるともっとお下品になりそうなので、今回は終わり!!