私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、ウォーキング(散歩)の記録などを書いている趣味ブログです!

【テニスの王子様】1年前の強豪校が翌年も強いとは限らない厳しい世界

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中学校生活は3年間で、部活ができるのはそのうち2年ちょっと。必ず引退のタイミングがやってきます。

私は運動部の経験しかないのですが、部の主力選手は大体が3年生。チーム内で最も歴が長いので、そうなるのが自然だと思います。

その3年生が引退すると主力選手がごっそりいなくなるので、チームは一時的に弱くなってしまいます。

そのため2年生・1年生にも成長の機会を設け、3年生が抜けた穴を埋める流れを作り、長いスパンで見てチームの力を前年と同じ水準、あるいはそれ以上にするのが一般的です。

 

しかし、この流れがうまく作れる部活ばかりではありません。

強い世代が引退してしまい、後輩たちがその穴を埋められずに前年よりパワーダウンしてしまう部活もあります。

テニスの王子様では、このような部活もしっかりと描かれており、全ての部活が以前の年よりも好成績を残せているわけではないのです。

 

そこで今回は、テニスの王子様の作中時間で1年前は好成績だったものの、翌年は思ったような成績を残せなかった学校を紹介します。

氷帝学園

まずは跡部様率いる氷帝学園。全国大会の常連校で、作中では青学のライバルとして2度も立ちはだかりました。

氷帝のOBで、現在高校3年生の越智月光(おちつきみつ)先輩が中学生の頃、氷帝の名を全国区に押し上げたとのこと。つまり直近3〜5年ほどは全国大会に進出できていたのでしょう。

実際に氷帝の1年前の成績は、都大会優勝、関東大会準優勝、全国大会ベスト16。誰が見てもテニスの強豪校ですね。

しかし翌年の実績は、都大会5位、関東大会1回戦敗退。全国大会には出場できましたが、開催地枠での特別出場で、千石さんばりのラッキー↑によるもの。1年前の実績がウソのようです。

 

氷帝の陥落は、都大会に始まります。

準々決勝で氷帝は、不動峰と対戦。氷帝の方針で、都大会のダブルスメンバーは準レギュラーしか起用せず、シングルス選手以外の正レギュラーは温存します。不動峰の部長・橘さんは、この氷帝の舐めプを利用し、速攻で勝負を決めるオーダーを組みました。

さらに、不動峰は昨年まで地区大会で敗退するレベルの無名校であったことも、橘さんの作戦に大きく貢献。氷帝は、不動峰という無名校に全国区プレーヤーの橘さんがいることなど全く考えず、舐めプ状態のオーダーで挑んでしまいます。

結果、ダブルス2試合、シングルス1試合を落とした氷帝は、準々決勝で敗退。

 

その後、敗者復活戦で何とか都大会を通過した氷帝は、1回戦で青学と戦うことに。補欠選手同士の試合までもつれ込む接戦になりましたが、敗北。

都大会を敗者復活戦という形で通過してしまったことが、氷帝にとって仇となりました。

 

氷帝は1年前と比較してチームが弱体化したというより、イレギュラー中のイレギュラーである橘さんにしてやられたのが、敗北の大きな原因だったかもしれません。

しかし、氷帝の正レギュラーを見ると、実力でも全国まで勝ち上がれたかは微妙なところ……

体力がないのに飛んだり跳ねたりする向日くん。

氷帝の天才と呼ばれながら桃ちゃんと互角の忍足くん。

不二くんに手も足も出なかったジローくん。

舐めプとスタミナ不足の日吉くん

……彼らが正レギュラーを担いつつ、その上で都大会までは団体戦メンバーの半数以上が準レギュラー……

これでは前年と同じ関東大会準優勝はおろか、都大会優勝もできなかったでしょう。

青学、山吹あたりに勝てるか怪しい……

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牧ノ藤学院

続いては兵庫県代表・牧ノ藤学院。

テニスの王子様は青学が東京都内の学校のため、関東代表校の描写が多く、関西の牧ノ藤学院はかなり影が薄い学校です。

しかし牧ノ藤学院は、U-17日本代表の高校生No.1、あのボルクプロにも勝利した「お頭」こと平等院鳳凰(びょうどういんほうおう)くんを輩出しているテニスの超名門校!1年前の全国大会では準優勝しています。

しかし1年後の全国大会では、2回戦で不動峰に3-1で敗北。前年度の準優勝校が早々に消える番狂せが起こりました。

 

牧ノ藤学院のネームドキャラは、自称スーパーテニスの門脇悟(かどわきさとる)くんと、エース・萩栄ノ進(はぎえいのしん)くんの2名。そして、この2名は負け描写しかありません。

門脇くんは全国大会の抽選会で「スーパーテニスで手塚くんを倒す」と言いかけたところで、跡部様に「テメェじゃ15分もたない」と言われる始末。全国大会では不動峰の伊武くんに敗北。さらに伊武くんからは「なんだよスーパーテニスって、普通じゃん」とディスられてしまいました。

エース・萩くんは関西大会で四天宝寺のスーパールーキー・金ちゃんに敗北。さらに全国大会では橘さんにも負けています。しかも、両試合とも試合シーンがありません。

ちなみに、U-17日本代表合宿に牧ノ藤学院から参加したのは門脇くんのみ。どうした萩くん!散々じゃないか!

 

牧ノ藤学院が勝ち上がれなかったのは、本記事冒頭で書いたように、前年は強い選手が集まっていたものの、その選手が引退して弱体化したのが原因でしょう。

獅子楽

九州代表の獅子学中。かつて橘さんと千歳くんが在籍していた強豪校です。

前年度の成績は全国大会ベスト4。「九州二翼」と呼ばれ、2年生にしてチームの2大エースを務めていた橘さんと千歳くんを中心に勝ちを重ねてきたようです。

 

しかし1年後は全国大会に進出できたものの、初戦の氷帝戦で0-5と惨敗。橘さんが不動峰に、千歳くんが四天宝寺に転校してしまった影響は甚大だったようです。

全国大会以前には、肩の治療のため九州に来ていた手塚くんのリハビリ要員として利用されてしまった獅子学中の皆さん。全力に近い状態の手塚くんが相手だったとはいえ、チーム全員がボロ負けしてしまうような状態で、全国を勝ち上がるのは難しかったでしょう。

 

それにしても、作中での凋落っぷりを見ると、獅子学中は橘さんと千歳くんの強さに依存したチームだったのではないかと思わされます。

橘さんの妹・杏ちゃんは「お兄ちゃんと千歳さんは九州では敵がいないほど強かった」と言っていますし、千歳くんの妹・ミユキちゃんにいたっては「あそこ(獅子学中)はもうダメやね」と言い放つ始末。全国大会に出場してはいますので、獅子学中は弱小校ではないのですが、周囲の人からすると橘&千歳時代の栄光が輝きすぎていて、現在は見劣りするのでしょう。

 

強さだけでなく民度もかなり低い獅子学中。イップスで全力を出せない手塚くんに無理やり試合をさせるため、ミユキちゃんを人質に取るなど悪役ムーブをかましていました。

主人公のライバル校の選手が、かつて在籍していた学校とは思えないほどの落ち目っぷりです。

獅子学中は現役選手が引退する前に弱体化が進んでしまった、また珍しい学校ですね。

来年の青学はいかに…

1年前と比較して成績が振るわなかった学校がある中、主人公のリョーマが在籍する青学は、見事念願の全国優勝を果たしました。

長年都大会止まりだった青学。昨年は関東大会まで進んだものの、全国大会には行けなかったようなので、大躍進ですね。

 

もちろん、青学も油断できません。青学は主力メンバーの多くが3年生でした。その3年生が抜けてできる穴は、とてつもなく大きいでしょう。

しかも、テニスの王子様の最終話で、2年生に進学したリョーマは渡米している描写がありました。もしかしたら来年の青学にリョーマはいないかも……?

 

新テニスの王子様では、来年の青学の部長は海堂くんが、副部長は桃ちゃんが務めていることが判明しています。この2人は2年生の頃からレギュラーでしたので、来年も主力選手であることは間違いありません。

そんな2人の後ろに、青学レギュラージャージを着ている荒井先輩の姿が描かれていました。荒井先輩といえば、入部直後のリョーマにボロいウッドラケットで試合をさせて恥をかかせようとしたところ、ボロ負けして逆に恥をかかされたヤバい先輩の1人。

アニオリではやや改心した描写があったものの、特別強い選手として描かれたことはありません。

そんな荒井先輩がレギュラーになっている来年の青学…… ディフェンディングチャンピオンなるか?