私の名前はジロギン。

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【ハンターハンター】ゾルディック家執事・ゴトーの強さや魅力を紹介する!

今回は先日書いた『ハンターハンターの心優しいキャラクターランキング』にて3位にランクインさた、このキャラクターの強さや魅力を語っていこうと思います。
関連記事:【ハンターハンター】個人的に「心優しい」と思うキャラランキングベスト7 - 私の名前はジロギン。

 

3位は誰かと言うと、ゴトーです!

ゾルディック家の執事長で、紳士的な面持ちなゴトーですが、前回のランキングではその魅力を語り切れませんでした。

そこで今回、ゴトーの強さや魅力を語っていきます。

ゴトーとは?

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(引用:HUNTER×HUNTER 31巻135P/冨樫義博)

伝説の暗殺一家・ゾルディック家に使える執事の一人で、「執事長」という執事たちを取りまとめる役割を担っています。

オールバックの髪型にすらっとした長身とスーツ姿が特徴的な男性です。

 

主人公のゴンたちが初めてであった時のゴトーは、最初こそ客人として執事室に迎え入れてくれたものの、次第に態度が急変し、口調も脅迫じみ、怖い雰囲気を漂わせていました。

時折マフィアさながらの態度を見せながらも、実はゴトーは心優しき執事でした(後述します)。

 

念能力は「コインを弾丸以上の能力で弾き飛ばす」能力です。系統は不明ですが、放出系か強化系、あるいは操作系に当たる能力だと仮定されます(冨樫義博展の公式図録で、ゴトーの得意系統は強化系だということが判明しました)。

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(引用:HUNTER×HUNTER 31巻137P/冨樫義博)

ゴトーにとってコインは愛着のある道具のようで、ゴンたちに提案したゲームも「キャッチしたコインがどちらの手に入っているかを当てるゲーム」でした。

念を込めて飛ばされたコインは弾丸以上の威力で木をなぎ倒し、回転を加えればヒソカの「伸縮自在の愛(バンジーガム)」を巻き込んで絞め殺しかねないほどの威力にもなります。

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(引用:HUNTER×HUNTER 31巻140P/冨樫義博)

そんなゴトーですが、ゾルディック家の四男・アルカをめぐるキルアとイルミの抗争に巻き込まれる形で、残念なことにヒソカに斬首されて死亡しました。

 

とても人気のあるキャラでしたが、本当に名残惜しいです。

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 (引用:HUNTER×HUNTER 31巻135P/冨樫義博)

それではゴトーの魅力を語っていこうと思います。

キルア思いの優しい執事

基本的にゴトーはゼノ直属の執事です。本来ならばゼノの意思を尊重して、彼らの指令を破るわけにはいきませんが、ゴトーはキルアを親のように愛していて、シルバらの言いつけを破る(正確にはシルバたちとの関係に支障が出ない範囲でキルアの見方をする)姿も見られました。

孫であるキルアに甘いゼノ直属ゆえにゴトーもキルアに甘くする部分もあるかもしれません。

 

ゴトーはキルアの意思も最大限に尊重したいと考えており、ゾルディック家の掟に背く行為を働くキルアを影ながら応援しています。

本来は執事としてやってはいけないことなのですが。

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(引用:HUNTER×HUNTER 5巻164P/冨樫義博)

ゾルディック家で暗殺者として育ったキルアは、子供らしさはもとより人間らしささえ失っていました。

そんなキルアを憐れんでか、ゴトーはキルアがゾルディック家の掟に背くことを甘く見ていたようです。

むしろ人間的に構想してくれていることに喜んでいたことでしょう。

 

ゴンたちに関しても、キルアにできた初めての友達として、最初こそ怖い態度を取っていましたが、敵意があったわけではなく、キルアの友達として大丈夫かどうかを見ていただけでした。

愛情の裏返しのような感じです。

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 (引用:HUNTER×HUNTER 5巻154P/冨樫義博)

キルアを守るためなら命を賭ける

新会長選挙の裏でキルアはアルカを守るべくイルミから逃げていまいた。

ゴトーはもちろんキルアの味方でしたので、追ってくるイルミとヒソカからキルアを守る必要がありました。

ゴトーはヒソカと一騎打ちに挑みますが、ヒソカの戦術に翻弄され、殺害されてしまいます。


ゴトーとしてはキルアを守るために命を賭けて戦いました。

それをあざ笑うかのように余裕勝ちしたヒソカに少しムッとしてしまいますが、ゴトーの必死さも伝わる熱いシーンだったと思います。キルアのためならば命など惜しくないのです。


ちなみにゴトーの死はキルアには伝えられておらず、変化のできる魔獣・キリコがゴトーになりすましているようです。

ゴトーの本当の気持ちがキルアには伝わらないっていうのは悲しいことですね。

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(引用:HUNTER×HUNTER 32巻185P/冨樫義博)

ゴトーはかなり強い

ゾルディック家の執事は基本的に家族の身の回りの世話が仕事のはずです。

ゾルディック家の屋敷には賞金稼ぎやハンターもやってきますが、大体番犬のミケが食い殺してくれます。

執事たちは戦うことなんてほとんどなさそうですが、ゴトーは一時ヒソカを追いつめる強さを見せました。

 

強さ的に言えば、幻影旅団員には敵わないかもしれませんが、天空闘技場なら余裕で200階クラスに行けるくらいの力はありそうでした。

ギドとかサダソとか、敵じゃなさそうですね。ゴトーは執事とは思えない強さでした。

 

ゾルディック家で執事の教育を積んだということは生半可な念の鍛え方はしていないでしょうし、執事としては下っ端のカナリアですら10歳の時点で100人のハンターを返り討ちにする程の強さはありましたからね、ゴトーも強いはずです。

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(引用:HUNTER×HUNTER 5巻109P/冨樫義博)

人間関係の保ち方が上手

ゴトーはキルアに対してかなり甘いですが、キルアに寄り過ぎるとゴトー自身も執事としてのルールを破りかねず、最悪の場合死刑になってしまいます。

しかしキルアの味方をしたいゴトーは上手いこと自身にリスクがない範囲でキルアを支援しました。

例えば、

・本来電話で話してはいけないようをキルアがしゃべってから電話を中断させる(これにより重要な情報をモラウに伝えさせた)

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(引用:HUNTER×HUNTER 31巻78P/冨樫義博)

・アルカを護衛するにあたり、それとなく同行していた執事のツボネとアマネの立場を探る

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(引用:HUNTER×HUNTER 31巻113P/冨樫義博)

・キルアが自らその場を立ち去ったのに「はぐれた」と報告する

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(引用:HUNTER×HUNTER 31巻127P/冨樫義博)

など、ゴトーの非とは責められない限りでできる全力の支援をキルアにしていました。

少し保身に走り過ぎと思うかもしれませんが、ゾルディック家の厳しい掟の中ではゴトーの行動もギリギリなのです。ゴトー並みに行動する者は他にいません。

 

ゴトーはこういったゾルディック家における人間関係の保ち方が妙に上手です。

ゴンにも優しい

キルアが親友と見なすゴンにも、ゴトーは優しかったです。

素直過ぎるがゆえに何事も信じてしまうゴンに対して、ゴトーは「世の中正しいことばかりではない」という厳しい世間の現実を教えてくれました。

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(引用:HUNTER×HUNTER 5巻165P/冨樫義博)

まだ子供であるゴンに伝えるには酷な内容だと思いますが、幼くしてハンターの世界に身を置かなければならないゴンとしては、覚悟しておかなければならない事柄でもありました。これはゴトーなりのゴンに対する優しさだとも思います。

このようにゴトーはキルアのみならず、キルアを闇の世界から助けてくれたゴンにも優しく接していました。

 

ちなみにレオリオに対しては・・・

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 (引用:HUNTER×HUNTER 31巻89P/冨樫義博)

見た目と性格のギャップがゴトーの魅力?

登場の場面はそれほど多くなかったゴトーですが、非常に印象に残るキャラクターでした。

やはり最初の怖い態度から突如ハンターハンター界屈指のいい人に早変わりするから、そのギャップからでしょうかね?

 

ゴトーはゾルディック家に仕えながらも、ゾルディック家で暗殺者として見込まれているキルアに人間らしく生きてほしいと願っていました。

立場と本心が矛盾しているものの、それを表に出さないゴトーはかっこいいと思います。

 

もしもゴトーが本当のお父さんだったら、キルアもいやいや人殺しをせずに済んだかも。 というよりシルバは、とりあえず次男のミルキを何とかしたほうがいいんじゃないかな?

 

ゴトーの戦闘シーンが見られるのは31巻!

 

【ハンターハンター】ヒソカとイルミはどちらが強いのか?考察してみた!

ハンターハンターの中でも根強い人気を誇っているのがヒソカとイルミの2名だと思います。

両者ともまだ強さの底を見せていない上に(ヒソカはクロロ戦が全力だった可能性もありますが、死後の念でさらに強くなっているようです)、最初期から登場しているのに未だに強キャラという位置付けを保っているほど厚く支持されています。

 

ヒソカとイルミは意気投合し、お互いビジネスパートナーとして行動を共にすることが多いですが、ヒソカにとってイルミは「戦いたいターゲット」であり、イルミもヒソカが「キルアの命を狙う」発言をした際に殺意をむき出しにしていましたから、互いに互いを殺すことに何のためらいもなさそうです。

 

協力関係にありながら殺し合いも厭わないヒソカとイルミ。こうなると気になるのが

ヒソカとイルミはどちらが強いのか?

ということですよね!今回はどちらが強いのか、作中の描写やセリフなどを参考に考えてみました!

ヒソカとは?

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(引用:HUNTER×HUNTER 31巻138P/冨樫義博)

奇術師を名乗るピエロのような格好をした男。語尾にはトランプのマーク4つのいずれかがつき、トランプを武器にした戦います。

自他共に認める戦闘狂で、常に強者を求めてあちこちさまよっています(その割にあまり強くない人とばかり戦っているようですが・・・)。

 

イルミとはハンター試験で意気投合し、以降はお互いに困った時に協力し合うビジネスパートナーのような関係になっています。2人とも友達がいないので、友達がいない者同士つるんでいるという、意外と可愛い一面があります。

 

念能力は変化系能力の「伸縮自在の愛(バンジーガム)」。ヒソカのオーラをガムとゴムの性質に変化させ、敵にくっつけて捉えたり、ゴムの力で飛んできたものをはじき返したり、オーラで手足を作り出すことまでできます。

また「薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)」という能力も持っており、この能力でヒソカは平面上に肌や紙などの「質感」を再現し、書かれた内容なども改ざんすることができます。

イルミとは?

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(引用:HUNTER×HUNTER 31巻56P/冨樫義博)

暗殺一家・ゾルディック家の長男で、キルアの兄にあたります。

長い髪と感情を読み取らせない大きな瞳が特徴的です。

暗殺の仕事が嫌で家でしたキルアとは対照的に、イルミは積極的に暗殺の仕事をこなし、父、母の指示に従って行動しています。

 

「ギタラクル」として参加したハンター試験の時にヒソカと意気投合し、以降はヒソカがクライアントの一人になっていましたが、イルミからもヒソカに仕事の協力を仰ぐこともあるようです。

関連記事:【ハンターハンター】なぜイルミは「ギタラクル」としてハンター試験を受けていたのか? - 私の名前はジロギン。

 

念能力は自前の針を用いて、刺した人間を操作する操作系の能力です。

針を刺された人間は「針人間」となり、念を解除したとしてもイルミの強力なオーラによって廃人となってしまいます。

 

また針を自分の顔に刺すことで顔の骨格を変えて変装することもできます。

針を使わなくても変装はできるのですが、この場合数時間しか変装が継続しないので、針を刺した方が長時間の変装が可能です。針が刺さっているという違和感はありますが。

 

それではヒソカとイルミ、どちらが強いかを考えていこうと思います。

ヒソカの評価でイルミは「95点」

ヒソカは獲物に対して「採点」を行っているようです。会長を決める選挙の際は選挙そっちのけで獲物の採点を行っておりました。

 

プロハンターの中にはヒソカの満足を満たす者はおらず、ハンター協会のトップである十二支んメンバーでさえもカンザイが85点、ギンタが90点、ピヨンが77点とヒソカ的にはイマイチだった模様。

 

しかしその場にイルミが来た際、ヒソカはイルミに対し「95点」と最高得点を与えました。

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(引用:HUNTER×HUNTER 30巻203P/冨樫義博)

このヒソカの採点がどんな基準で行われているのかわかりません。

オーラを見てその強さだけを判断しての評価なのか、それとも「戦ったら面白そう」な評価なのか。自分を100点とした場合、どれくらいの相手なのかを測っているのか、それはわかりません。まぁ「戦いたい度合」みたいなものだと思います。

 

ヒソカの評価は、ゴンやキルア、何ならレオリオの才能も見抜くくらいに精度は高いので、この採点も全く信憑性がないわけではないと思います。

そうなるとイルミの95点は「かなりいい勝負ができるけどヒソカの方が若干上」くらいの評価と取れそうです。

自信家のヒソカですので、自分の方がしたという判定はいかなる場合でも下さなそうですが。

 

イルミは集団戦に持ち込める

イルミの強みとして「針人間を使えば集団戦に持ち込める」という点があります。ヒソカと1対1の勝負に持ち込む必要もないのです。

やはり多勢に無勢であり、数で押されればヒソカも厳しい戦いを強いられると思います。

 

クロロはヒソカと戦うにあたり、「コルトピのコピー人形を使った集団戦」を作戦として実行してきました。

おそらくこれはヒソカの能力的に多くの敵を一度に攻撃する方法が限られていると判断したためでもあると思います。

 

ヒソカの攻撃は基本的にバンジーガムを用いた肉弾戦とトランプによる斬撃です。応用すれば多人数への攻撃も可能ですが、クロロは数百体のコピー人形で攻撃を仕掛け、ヒソカも対応できないほどの物量作戦で勝利しました。

 

イルミの針の限界本数もありますが、イルミも周りに人間さえいれば数百人を操作できてもおかしくはないので、クロロ同様ヒソカに対して集団戦を仕掛けることも可能です。

イルミの針は一撃必殺

操作系の能力、特にイルミのような「発動条件さえ満たせば相手をコントロールできる」能力は、条件を満たした時点で勝ちです。

一撃必殺の能力なのです。

しかもイルミの場合その条件が「針を刺す」だけなので、だいぶ簡単な条件です。

関連記事:【ハンターハンター】最強の念系統は強化系ではなく操作系?「操作系最強説」を検証! - 私の名前はジロギン。

 

ヒソカに近寄り針をさせれば(近寄らなくても投げた針が刺されば)操作可能となります。その時点でヒソカは何もできないので、イルミの勝ちとなります。

 

これはイルミにとってだいぶアドバンテージですよね。一撃で勝負を決める方法があるというのは。

しかし、ヒソカがやすやすと針を刺ささせるとも思えないのです。

接近戦ではヒソカが有利

ヒソカは自らの肉体で戦うスタイルです。トランプ投げでの中距離戦もできますが、ヒソカ自身変化系で、強化系能力も得意ですので、接近戦でもかなりのパワーを発揮できます。

 

一方でイルミは操作系。系統的に強化系は苦手系統ですので、接近戦になればヒソカが有利でしょう。

となるとヒソカに馬鹿正直に針を刺しに行くというのは、イルミの自殺行為となりそうですね。

 

思えばクロロもシャルナークの「携帯する他人の運命(ブラックボイス)」がありながら、直接密かに針を刺して操作することはありませんでした。

クロロの体術はシルバもヒソカも評価するほど技術として高いのですが、それでもアンテナを刺しに来なかったあたり、ヒソカの体術はもっと警戒していたのでしょう。

イルミの体術がいかほどなのかは作中で明らかになっていませんが、体格的にもヒソカに分がありそうです。

しかも死後の念で足がゴムになり、異常なスピードでの移動もできるようになりましたし。

イルミが勝つにはヒソカの隙をついて針を刺す

イルミがヒソカに直接針をさせる方法としては、「針人間の一人に変装して針を刺しに行く」という方法がありそうです。

針人間はイルミに操作されているだけで、さらに針で操作するということはできないはず。イルミだけが針人間を増やせます。

ということはヒソカはイルミを特に警戒するはず。その中でイルミはヒソカを襲う針人間の一人に変装し、ヒソカを狙う。

 

ただそもそもヒソカは針人間からの攻撃を食らう気はないでしょうし、変装して不意をついたとしてもヒソカに避けられてしまえば無意味になってしまいます。

隙をつける分イルミが有利ではありますが、リスクがある以上取るべき策ではないと思います。

ヒソカは集団戦が苦手…でもない

実際のところヒソカは集団戦が苦手というわけでもないです。

ハンター試験時には武装したハンター候補生達数十人を皆殺しにしていました(ヒソカ的に「不合格」な人間達だったので、何人いても始末していたでしょうが)。

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(引用:HUNTER×HUNTER 2巻15P/冨樫義博)

クロロ戦でも、コピー人形達1体1体が「番いの破壊者(サンアンドムーン)」の効果で食らえば大ダメージを免れられない爆弾人形となっていたことがヒソカ苦戦のおきな原因であり、ただ単に数で押されていたのであれば、そのうちクロロを見つけ出して1対1に持ち込めていた可能性もあります。

 

イルミの能力では、確かに針人間で数こそ増やせても、爆発などの効果までは再現できませんので、ヒソカは余計な心配はせずに1体1体倒していけばよさそうです。

あまりにも大多数になればヒソカも厳しそうですが、先述の通りイルミの針の本数にも限りがあると思いますので、ヒソカもそのうちイルミを見つけ出すでしょう。

 

イルミには隠された能力あり?

例えば、シャルナークは自らにアンテナを刺すことで無意識になる代わりに爆発的なオーラで格闘能力を向上させる「自動操作モード」を使っていました。

こういった能力が他人を操作するタイプの操作系に共通しているとしたら、イルミも「自分に針を刺すことで肉体を強化する」ことができるかもしれません。

こうなると、ヒソカと接近戦しても勝てそうです。が、そうしたら「ヒソカも隠し持った能力がある」とも考えられてしまいきりがないです。

新しい能力や隠された能力についての言及はやめておきます。

ヒソカの方が強いか?

私の考えたところではヒソカとイルミが戦った場合

ヒソカの方が強い

と思います。理由は、

  • ヒソカは集団戦でも十分戦える
  • ヒソカには簡単に念の針が刺さらない
  • 接近戦ならヒソカが有利

とヒソカにとってイルミはそれほど苦戦する状況に陥りにくいと考えたためです。

逆にイルミはうまくヒソカに決定打が与えられず、勝負を決めきれないと思います。

ただヒソカがゴトーを殺害した時のように

「答えはお死枚」

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(引用:HUNTER×HUNTER 31巻145P/冨樫義博)

なんて余裕ブッこいて勝てるわけではなく、最初にあった「95点」というようにヒソカもギリギリ勝てるくらいな勝負になると思います。

イルミもヒソカを殺す気満々でいるようですし、若干密かが強いかもしれませんが、ほぼ同格くらいなのかなと。

 

おそらくゾルディック家の中では、シルバ、ゼノはまだまだ子供達には負けないと思います。そんなゼノ、シルバと同格かそれ以上に戦えるクロロ

関連記事:【ハンターハンター】クロロとゼノはどちらが強いか考察してみた! - 私の名前はジロギン。

 

そのクロロに対して勝負を挑もうとするイルミとほぼ同格のヒソカは、やはりクロロには敵わないという結果に落ち着きそうです。

まぁクロロはヒソカ対策万全でしたし、旅団員たちと共闘していた可能性もありますが。

そう考えても

クロロ、シルバ、ゼノ>ヒソカ、イルミ

みたいな力関係が今の所落ち着きそうです。

死後の念で蘇ったヒソカならもしかしたらクロロにも対抗できるかも。

 

ヒソカとイルミについてはお互いに互いをに殺すような発言をしているので、もしかしたら作中でバトルになる可能性もなくはないと思います。

特に、今ヒソカは旅団狩りを始めましたので、メンバーになったカルトまで殺すとなるとイルミが黙ってなさそうですからね。

関連記事:【ハンターハンター】ヒソカは旅団を皆殺しにできるのか?ヒソカが各旅団員に勝つ方法を考えてみた! - 私の名前はジロギン。

 

この戦いも見てみたい。本当にどっちが強いのか・・・

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(引用:HUNTER×HUNTER 31巻122P/冨樫義博)

 

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(引用:HUNTER×HUNTER 31巻198P/冨樫義博)

 

 ヒソカとイルミが大暴れの31巻!

【ハンターハンター】幻影旅団員・ウボォーギンの強さや魅力を紹介する!


私は自分自身がやせ型のガリガリ体型であるため、筋肉隆々なキャラクターに憧れる傾向にあります。

しかし決してそういう恋愛対象的な目で見ているわけではないのです。「こんな体つきになりたいな」と思ってしまうのです。


私が好きなハンターハンターで言うと、私が憧れたのは
ウボォーギン
です。完全な肉体派かつ武闘派で、己の体一つで戦う強さに憧れ、子供の頃は

「僕もウボォーギンみたいになりたいよぉ!」
と思ったものです(後述しますが、ウボォーギンの体格は人間離れしています)。


そこで今回は私の憧れである
ウボォーギンの強さと魅力
を最大限に紹介したいと思います!

 

 

 

 

ウボォーギンとは?

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(引用:HUNTER×HUNTER 9巻158P/冨樫義博)

 

ウボォーギンは、メンバー全員がA級の賞金首に指定され、熟練の賞金首ハンターでも迂闊に手を出せない危険な盗賊団「幻影旅団」のメンバーです。

各団員には数字が入った蜘蛛の刺青が体のどこかにあり、ウボォーギンは腰のあたりに「11」が入った刺青があります(数字は団員のナンバーを表します。ナンバーの決め方などは不明です)。

仲間たちからは「ウボォー」と呼ばれていました。

 

ウボォーギンは団員達から、戦闘において絶対な信頼を置かれています。

その証に、数十人以上のマフィアと、マフィアが誇る武闘派念使い「陰獣」4人を1人で戦うことを許可されていました。

幻影旅団の危険度や強さの代表とも言える男と言えるでしょう。

 

同じく団員のノブナガ曰く、ウボォーギンは「強化系を極めた」とのこと。本人にその自覚があるかはわかりませんが、作中に登場した強化系念能力者の中でも、ウボォーギンを超えるパワーを持つキャラは少ないです。

ウボォーギンはクラピカとのたたきに敗れ、早々に退場となってしまいました。しかし、作中後半まで見ても、ウボォーギンにパワーで勝てそうなのはビスケやレイザー、キメラ=アント護衛軍のような怪物じみたキャラだけだと思います。

 

ウボォーギンが桁外れのパワーを発揮できたのは、念系統が強化系であったことと、身長258cm、体重189kgという人間離れした体格があってのことだと思われます。

元々のパワーが異常な上、強化系の念でさらに強さを増すわけですから、そりゃ強いわけです。

 

ウボォーギンくらいの体格になりたいと私も思っていましたが、まぁまず無理ですね。熊とかと同じサイズです。

まさに強化系になるべくして生まれた存在であるウボォーギンは、持ち前の体格と、念で強化されたパワーを武器に最後まで肉弾戦にこだわっていた姿が印象的でした。

 

ウボォーギンの念能力「超破壊拳(ビッグバンインパクト)」

ただの念を込めた右ストレートパンチである「超破壊拳(ビッグバンインパクト)」は巨大なクレーターを地面に残し、直撃すれば念能力者でも死は免れられない威力。

陰獣の蚯蚓(みみず)は一発で息絶えました。

 

ただ「超破壊拳(ビッグバンインパクト)」の威力は、どれくらいなのかよくわからないんですよね。

「絶対時間(エンペラータイム)」で強化系を100%の力で使えるようになったクラピカでしたが、ウボォーギンが全力をこめたビッグバンインパクトを受けて腕の骨折だけで済んだのは謎です。

 

クラピカは強化系が苦手な具現化系、一方でウボォーギンはバリバリの強化系・・・

いくらクラピカといえども、苦手系統である強化系を、ウボォーの一撃を防ぐほどまでに使えこなせているとは考えにくいのですが・・・

このウボォーギンとクラピカの力関係が謎を呼びます。

 

ウボォーギンの目標は「ビッグバンインパクトに核ミサイル並みの威力を持たせること」だそうで、まだ道は長そうです・・・って既に死亡してしまいましたが。

 

ちなみに、クラピカとの戦いで「破岩弾(はがんだん)」という技も使っています。

岩を砕いて、破片を拳に乗せて飛ばす技です。

これは念能力というよりも、ウボォーギンのパワーによって生み出された「技」と認識するべきでしょうね。

  

それではウボォーギンの魅力を語っていこうと思います。

 

 

その1 圧倒的なパワー

何といってもウボォーギンの魅力はそのパワーです。

先述の「超破壊拳(ビッグバンインパクト)」は直撃すれば即死するであろう破壊力を誇っています。

深さ10mくらいありそうなクレーターを一発で作ってしまう威力です。

 

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(引用:HUNTER×HUNTER 9巻46P/冨樫義博)

 

ウボォーギン自身は作中でも序盤の方でクラピカに殺されてしまいますが、ビッグバンインパクトの威力は以降に登場した念能力の中でもかなり威力の高い技だっと思います。

 

関連記事:【ハンターハンター】念能力で最強の威力を持つ能力は?ランキング形式で紹介! - 私の名前はジロギン。


他にも、

「素手で紙屑のように人をひねり殺す」

(フランクリン曰く「ゴリラ対アリ」)

 

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(引用:HUNTER×HUNTER 9巻26P/冨樫義博)

 

「陰獣・蛭の頭を骨ごと噛みちぎる」

 

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(引用:HUNTER×HUNTER 9巻53P/冨樫義博)

 

「肺活量で飛ばした骨で陰獣の山犬の頭を貫く」

(頭だけでなく手のひらも貫通しているという異常な威力)

 

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(引用:HUNTER×HUNTER 9巻54P/冨樫義博)

 

声だけで陰獣の豪猪を殺害」

(声帯を念で強化しているのか、素の力で大音量を出せるのかは不明)

 

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(引用:HUNTER×HUNTER 9巻55P/冨樫義博)

 

など、常人では実現不可能なパワーを見せつけました。いや、並の念能力者でも無理ですね。

 

しかも、蛭の頭を食べるという「食人」まで披露・・・別の意味で実現不可能だと思います。

 

これだけ見ると最強っぽいですよね。 誰もが中二のときに想像するようなパワーを実現するウボォーギンに憧れてしまいます。

 

・・・ふと思ったのですが。声だけで人を殺せるなら、クラピカにも負けなかったと思うんですよね。

至近距離まで近づければ、音の弾をクラピカに防ぐ方法はなかったかと。

 

関連記事:【ハンターハンター】ウボォーギンはクラピカに大声で攻撃すれば勝てたのか? - 私の名前はジロギン。

 

 

 

その2 圧倒的に高い防御力

ウボォーギンは単純にパワーがあるのみならず、その防御力もすさまじいです。
ハンドガン程度ではまずダメージは与えられません。

 

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(引用:HUNTER×HUNTER 9巻25P/冨樫義博)

 

このシーンでは銃弾をくわえて止めちゃってますし。

 

オーラを纏えばウボォーギンでなくても銃弾に耐えることはできるのですが、ウボォーギンの場合は貫通力のあるライフルですら効きません。弾かれてしまいます。 

 

ちなみに、ブラックホエール1号内で、クラピカは45口径のピストルやマシンガンを警戒していました。

オーラの系統にもよるかと思いますが、念能力者も銃弾を耐えられるだけで、ダメージは食らってしまうようです。

カキン帝国第1王子の護衛・ヒュリコフは、第2王子・カミーラの撃った銃弾をオーラで防いだものの、出血していました。

 

関連記事:【ハンターハンター】念能力者に拳銃での攻撃は有効なのか? - 私の名前はジロギン。

 

王位継承戦が始まってから、ウボォーギンの株がさらに上がっている気がします。

 

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(引用:HUNTER×HUNTER 9巻28P/冨樫義博)

 

さらに驚異的なのは、マフィアが用意した「戦車でもおしゃかにするスーパーバズーカ」が直撃してもウボォーギンは「かなり痛ぇな」程度だったこと。

体が少し焦げましたが、その後の戦闘にも何ら支障はなさそうでした。

 

ウボォーギンの防御力は戦車以上ということです。どうなってんだ?

装甲車を破壊できなかったキメラ=アント「ブロヴーダ」の念弾も、ウボォーには有効打にならないかもしれませんね。

 

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(引用:HUNTER×HUNTER 9巻31P/冨樫義博)

 

しかもこれらはウボォーがオーラを纏った状態の話で、ウボォーはオーラをまとわなくても、クラピカの念を込めたパンチに対して「若干クラピカの方が上」くらいのおかしな防御力を持っています(基本的に生身の人間が念を込めた攻撃を食らうと死ぬか体が欠損するほどのダメージを受けます)。

 

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(引用:HUNTER×HUNTER 10巻14P/冨樫義博)

 

もって生まれた体がすでに異常過ぎるのです。ウボォーはどんな親から生まれて来たのでしょうか?

  

その3 頭も使える

ウボォーギンは完全なるパワーファイターで、マンガだとこういうキャラは「頭が弱い」というのが相場ですが、ウボォーギンはそんなことはありません。

 

クラピカとの戦闘中は、一気にオーラを高めた上で土煙を起こし、煙の中でオーラと気配を絶つ「隠」を使うことでそっとクラピカの死角から攻撃を仕掛けるという芸当も見せました。

オーラのギャップを使ったウボォーの策です。

 

ウボォーがただの脳筋ではないということは幻影旅団内でも認められているようでした。

 

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(引用:HUNTER×HUNTER 9巻167P/冨樫義博)

 

ただ、ウボォー自身の攻撃がどストレートな強化系の念による肉弾戦であるため、クロロからは「(搦め手の多い)操作系や具現化系には負ける可能性が高い」と、複雑な能力相手だと弱いことは言及されていましたね。

 

案の定、ウボォーギンはクラピカの罠、そして能力にはめられ、敗北してしまいました(クラピカがバリバリに幻影旅団対策を練っていたのも敗北の原因ですね)。

 

 

 

その4 時間に厳しい

横暴な口調や「金は持たない。盗賊だから盗めばいい。」という考え方をしているウボォーギンはその生活っぷりもさぞ粗雑なのだろうな・・・と思いますよね。

 

そんなことはないのです。

実はウボォーは旅団内でも特に時間に厳しい男だそうで、よく遅刻するノブナガと喧嘩になるほどでした。

 

もっと言うと、ウボォーはこれまで旅団の集まりに遅刻したことがなく、時間通りにやってこないと「ウボォーの身に何かあったのではないか?」と仲間たちが疑うほどでした。

これは相当時間に厳しかったと見えます。

 

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(引用:HUNTER×HUNTER 10巻104P/冨樫義博)

 

常に戦いに身を置き、厳しい環境で生きてきたウボォーは自分にはもっと厳しいようですね。

ただ「凝」を怠ったことが原因でクラピカに負けてしまいました。

ストイックなウボォーらしくないですが、これは、クラピカの「具現化した鎖を常に右手に付けておくことで、クラピカが本物の鎖を操作する操作系能力者だと勘違いさせる」作戦が上手くいったためです。

 

まぁ、車の中でウボォーが鎖で締め上げられたときに、鎖が大きくなっている時点でただの鎖ではないことに気が付くべきだったんですけどね。

そこは気絶させられて前後不覚になっていたってことで、目をつむりましょう。

 

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(引用:HUNTER×HUNTER 9巻68P/冨樫義博)

  

その5 団員たちと仲が良さそう

作中の描写的に、ウボォーギンは旅団員たちとまんべんなく仲が良さそうな感じでした。

 

ノブナガとはケンカしつつも1番信頼し合っていたようですし、シャルナークにチューしようとしたり、その他団員たちに対しても明るく接している感じがありました。

 

冷徹で仲間であっても見捨てることのある旅団員たちですが、その中でもウボォーは仲間思いな団員だったと思います。

 

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(引用:HUNTER×HUNTER 9巻57P/冨樫義博)

 

これはイメージですが、ウボォーを失ったことでクロロが涙を流したり、旅団メンバー全員がマフィアに報復したことからも、ウボォーはムードメーカーであり、団員全員から愛されるキャラクターだったのではないかと思います。グループのムードメーカーがいなくなると結構辛いですよね。


そんなウボォーギンでも・・・ヒソカと仲が良かったとは思えないんですよね・・・

 

ヒソカはクロロの命令に背くことばかりでしたし、任務を勝手にサボったりしますし、時間を厳守するウボォーとは馬が合わなそうです。

性格もウボォーとは真逆っぽそうですし。ヒソカはウボォーみたいな熱血タイプは好きそうですけが、ウボォーはダメそうです。

 

ヒソカが遅刻などしてきてもウボォーは
「いやほら、あいつはさ、何か、いいんじゃない?」
という感じで、ノブナガのようにケンカするような関係にはなっていなかったと思います。

 

ウボォーくらい強ければヒソカはわざと遅刻してウボォーを怒らせて戦うよう仕向けそうですが、ヒソカの性格が原因でウボォーが敬遠するという失策に終わってしまったいたのかも。

 

 

 

その6 めちゃくちゃお酒が強い

陰獣との戦闘で、ウボォーギンは体内に「マダライトヒル」を産み付けられてしまいました。

マダライトヒルは、膀胱に到達し、卵を産みつけます。卵から生まれたヒルの赤ちゃんは尿道から体外に排出されるのですが、その痛みで人間は死んでしまうそうです。

 

シャルナークが言うには、「ビールを飲みまくっておしっこをし、白い卵がおしっこと一緒に出てくれば大丈夫」とのこと。

その言葉通りウボォーギンは大量のビールを飲み、無事にマダライトヒルの卵を排出できたのでしいた。

 

その直後に、ウボォーギンはクラピカと戦ってるんですよね。

全然酔っ払っている感じもなく、普通に戦闘してました。先ほど説明した通り、頭を使った作戦まで練ってましたし、かなり冴えていたと思います。

 

大量にビールを飲んだのに、全然酔っ払わない・・・

ウボォーギンは腕っぷしだけでなく、肝臓まで強いようです。

 

その7 集団戦も得意

フランクリンの話では、ウボォーギンが一番力を発揮した状況は「ノブナガと組んだ時」だったそうです。

ノブナガとは特に仲が良かったウボォーギンでしたが、それは一緒に戦場をくぐりぬけてきたからだったのかもしれません。

 

シズクからは「足手まといがいると強くなる」なんて言われてました。

ノブナガは「タイマン限定」の能力のようなので、本来集団戦には向いていないのでしょう。

そのノブナガのサポートをしながら戦うことも、ウボォーギンはできたということですね。

 

作中でのウボォーギンの戦い方を見る限り、「単身突っ込んで、敵味方かかわらず暴れまうくる」ような戦いを得意としていそうです。

しかし、仲間を気遣って一緒に戦うということもできるようです。

 

幻影旅団員たちと仲の良いウボォーギンだからこそできる戦い方といったところでしょうか?

フェイタンは、仲間も能力にまき込んじゃいますからね。

 

その8 棍棒でも戦える?

フランクリンがウボォーギンとノブナガについて話していたシーンで、棍棒を2本持って戦っているウボォーギンの姿が描かれていました。

「超破壊拳(ビッグバンインパクト)」のような素手での攻撃を得意としているウボォーギンですが、棍棒を使っての戦闘もできるようです。

 

もしかしたら、念能力を使い始めたばかりの頃は棍棒を使った戦闘も行っていたのかも?

次第に、素手で戦った方が強いことに気がついて、棍棒は使わなくなった。

または、棍棒が壊れてしまったのかもしれません。

 

そういえば、クラピカも2本の木刀を使って戦ってましたね。

原作だと、ハンター試験以降は念の鎖で戦うようになり、木刀がどうなったのかはわかりません。

旧アニメ版だと、ハンター試験の最終試験で、木刀に仕込んでいた剣がヒソカにおられちゃうんですよね。それで使わなくなったとも考えられます。

 

偶然にも、木でつくらっれた2本の武器を使って戦っていたもの同士が、別の戦闘スタイルで戦って決着をつけることになっていたんですね。

 

 

 

まとめ

作中でウボォーは「ゴンに似ている」と言われることが多く(正確にはゴンがウボォーに似ている)、ゴンがウボォーの代わりに何かを果たすとかそんな流れになるかと思いきやそんなことはありませんでした。

 

主人公に似ているキャラって後々重要な役どころになるのがパターンなのですが、そう匂わせつつ何もないのもウボォーギンさんの誰も得しないミスリードです。

この肩すかしな感じが、よりウボォーギンを目立てせている気がします。

 

私はウボォーギンがマフィアを夢想するシーンで完全に憧れました。

「圧倒的に強い1人VS弱い何百何千ものモブ達」みたいな構図に憧れるのです。

中二病あるあるですよね。まぁもちろん私のパワーではみかんを片手で潰すくらいしか無理なのですが。

 

ということで今回はウボォーギンについて紹介しました!

 

ウボォーギンVSクラピカのハンターハンター屈指の一戦が読めるのは9巻と10巻!

 

【ハンターハンター】節分なので「マーメン=ビーンズ」について書いてみた!覚えているかな?

 

本日は2月3日!「節分」ですね!

節分は「季節の分かれ目」のことであり立春、立夏、立秋、立冬これら全てが節分に当たるのですが、基本的に節分といえば立春を指します。

節分と聞いて思いつくことといえば「鬼は外福は内」と言いながら豆をまくあの行為です。

豆をまいて鬼や厄を払うという習慣が日本にあります。実際に毎年節分の豆まきを行っているご家庭はかなり少なくなっているとは思いますが。

今回もハンターハンターの記事を書こうと思ったのですが、今日が節分で「豆」に関する日ということで、ハンターハンター屈指のちょいキャラ、まさに豆のように登場する「豆キャラ」である

ビーンズ

について記事を書きたいと思います。

正直ですね、ビーンズについて書くのはこれまで書いてきたハンターハンター記事の中で最も難しいことかもしれません。

 

 

 

ビーンズとは?

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(引用:HUNTER×HUNTER 30巻187P/冨樫義博)

本名「マーメン=ビーンズ」。豆のような顔と非常に小さな体をした人間・・・いや生物とだけ言っておいたほうがよさそうですね。人間とは思えません。

ハンター協会会長の秘書を務めています。初登場は意外に早く、主人公のゴンたちが受けたハンター試験時に、受験者にナンバープレートを渡したり、試験の説明をしたりしていました。1巻から登場しています。秘書というより完全に事務員的な役回りをしている気がします。新卒向けの会社説明会の設営をしている人っぽいですね。

ハンター試験以降全く登場シーンはなかったのですが、ネテロ死亡後の新会長選挙にて、十二支んたちとともに選挙の設営に携わっていました。

ネテロに対する尊敬というか愛情はあったようですが、パリストンを副会長に据えたネテロの選択に関してはあまりよく思っていなかったようです。パリストンはビーンズからも嫌われていました。隅々まで嫌われてますね。

 

 

誰?

ビーンズはもはや「誰?」というレベルのキャラ。だってキャラデザが手抜きすぎあまりにも登場シーンが少なすぎる上に戦闘描写もないので印象にほとんど残らないキャラクターでしょう。ハンターハンターを読んでいる人でも多くの人がビーンズの存在を認知していないかも。まぁ新会長選挙編で登場シーンが増えたので、それで「あぁこんな奴いたなぁ」と思い出した方も多いのでは?

 

 

ハンター?

ビーンズもハンター協会の関係者ということはハンターなのかというと・・・こればかりはわかりません。正直事務的な仕事であるならばハンターでなくても事足りそうですよね。しかも、流石にビーンズが厳しいハンター試験を生き残れるとは考えれらません。センリツより合格する確率低そうです。

関連記事:

でももしかしたら凄まじい念能力を持っていて、例えば、

「顔面を爆発させ無数の小さな豆を飛ばす。その豆に当たった生き物の体に発芽した豆が寄生し、その生き物の養分を吸って新たなるビーンズが誕生。寄生された生物は栄養失調で死ぬ。」

とかいう能力だったら、ハンター試験は突破できるというか凶悪すぎる能力です!

まぁ流石にビーンズがハンターである確率は低いと思います。ハンター協会ではアルバイトなども雇っているようですので、ハンターでなくても仕事には携われます。

ただビーンズは十二支んやジンのやり取りから「これが…ハンター!」とハンターの凄さを感じ取っていましたので、自身はハンターでは無いが故の感想だと思います。

 

 

暗黒大陸の魔獣?

ビーンズはまず人間ではないと思います。かといってビーンズのような動物は現実にはいないですし、言葉もペラペラ話せます。ということはビーンズは「魔獣」の可能性もあります。

魔獣はゴンたちの住む人間界にも生息していますが、もともとはその外側にある暗黒大陸から来たとされています。ビーンズの祖先となる魔獣も暗黒大陸からやってきていたとしたら・・・一気にビーンズが最強クラスに躍り出ることも考えられます。ビーンズが実は凶暴な魔獣で、キメラアントたちでも余裕で惨殺できるほどの力を備えていたりしたらネテロも

「そうだったの?じゃあビーンズを討伐隊にすればよかった。ワシ無駄死にじゃん。そんなに強いなら早く言ってよぉ〜もお〜。」

と思ってしまうことでしょう。

・・・まぁないと思います。ビーンズは真面目な事務員だと思います。事務作業に特化した魔獣がいてもいいですよね。魔獣がサラリーマンとして働く話なんてあったら面白そうだなぁ。

 

 

 

とまぁ色々書いていましたが、ビーンズに関する情報があまりにも少ないので、これが限界ですね。なぜビーンズに名前があって「団長の手刀を見逃さなかった人」には名前がないのか?「団長の手刀を見逃さなかった人」の方が印象的でかっこいいのに・・・ちょっと悔しい!

やはりビーンズは「事務員魔獣」ということでご理解いただければ十分ではないかと。今後登場するかも怪しいキャラクターなので・・・

 

 

ちなみに、節分の時に鬼に向かって豆を投げる理由は、豆や穀物には昔から邪気を払うという効果があるとされていて、それを鬼にぶつけることで追い払おうという考えのもと投げつけるそうです。まぁ穀物であれば豆でなくてもなんでもいいそうです。

でも穀物ならなんでもいいとはいえ豆くらいのサイズのものでやらないと、米とかでやると掃除が大変そうです。豆はサイズ的に片付けをするにもちょうどいい気がします。それに豆はぶつけられると成人男性にも

「ちょっとやめてやめて!一旦やめて!もうやめろって言ってんだろ!!」

と言わせるくらいの攻撃力はありますので、鬼も怯えて逃げ出すでしょう。

 

ということで、節分ということで、フォーカスされにくいビーンズについて書きました!いやー、情報なさすぎ! 

 

 

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【ハンターハンター】解体屋ジョネスは念能力者だったのか?考察してみた!

以前も記事にしたのですが、ハンターハンターのキャラクターの中には、「念能力を使っている描写はなかったけれども、コイツは念能力者なのではないか?」と思えるキャラクターが、ちらほらいます。念能力の設定がなかったと思われる作品序盤に多いですね。

例えば以前、ハンター試験でヒソカに殺された「無限四刀流の人」について考察しました。

関連記事:【ハンターハンター】無限四刀流の人は念能力者だったのか?考察してみた! - 私の名前はジロギン。


今回考察するのは解体屋(バラシや)ジョネスについてです。

ジョネスも人間とは思えぬパワーを見せつけていましたが、それが念能力によるものかどうかは不明でした。

ということで、解体屋ジョネスは念能力者だったのか?を考えていこうと思います。

解体屋ジョネスとは?

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(引用:HUNTER×HUNTER 3巻76P/冨樫義博)

主人公・ゴンたちが受験したハンター試験の第3次試験「トリックタワー」内で登場しました。

受験者の実力を評価する試験官側の人間ではありましたが、ハンターなどではなく、凶悪な犯罪を犯した受刑者です。

 

ジョネスは、ザバン市犯罪史上最悪の快楽殺人鬼であり、判明しているだけで老若男女無差別に146人を殺害し、懲役968年の刑に服しています。

殺害方法は非常に残忍なもので、被害者の死体は50個以上のパーツにバラバラにされ、しかもジョネスはそれを全て素手で行っていました。

 

ジョネスは石の壁でもお構いなしに素手でえぐれるほどの驚異的な握力を持っており、これらの事柄から「解体屋(バラシや)」という異名まで付けられました。

 

試験ではキルアとの1対1の戦いになり、ジョネスは「一方的な惨殺を行う」と宣言。

キルアをバラバラにしようとするものの、一瞬でキルアに心臓を抜き取られ死亡。

逆に、一方的に惨殺されてしまいました。

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(引用:HUNTER×HUNTER 3巻77P/冨樫義博)

登場時は強キャラ感があるのにあっさりやられるあたり、ジョネスもかなりの咬ませ犬キャラです。私はこういうキャラが大好きです。

関連記事:【ハンターハンター】団長の手刀を見逃さなかった人の「敵をリスペクトする心」はいじめをなくす? - 私の名前はジロギン。

ジョネスの驚異的な握力は念能力によるもの?

先述の通り、ジョネスの握力は素手で人の肉や骨を引きちぎり、石の壁をえぐるほどのパワーを誇ります。

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(引用:HUNTER×HUNTER 3巻75P/冨樫義博)

常人ではまず無理であろう芸当を簡単にやってのけるあたりは、念能力を使っていそうな感じがします。

パワーでいったら、幻影旅団最強のパワーを誇るウボォーギンに匹敵しそうですね。

ウボォーギンも念を使わずとも素手で人を握りつぶしていました(そもそもウボォーギンは身長258cmという規格外の体格をしていますが)。


しかし、正直なところハンターハンターの世界ではパワーだけでいったら念能力を使えなくても、化け物並みに鍛えることはできるのです。

例えば、ゾルディック家にある試しの門は、門が大きくなるほど重くなる仕組みになっており、1番軽い「1の門」でも約4トンほどあります。

当時、念能力の使えなかったゴンとクラピカでも1の門を開けることはできましたし、レオリオも同じく念を使わずに2の門(8トン)まで開けました。

ゴンは強化系の素質があったとしても、決してパワータイプではないクラピカですら2週間ほどの修行で4トンの扉を動かせるだけの力を備えることができます。

 

4トンやら8トンやらを素手で動かせるだけの力でも短期間で身に付けられるのであれば、ジョネスの石壁をえぐるようなパワーも念なしで身に付けることはできそうです。

このまま話を進めると、ジョネスが念能力者でない確率が高まります。

無意識に念を使っていた?

念能力者の中には、念の修業をしなくても、無意識に念能力を扱えるタイプの者もいます。

例えば、ゴンはハンター試験中にヒソカを尾行しましたが、その際に「絶」を無意識の状態で使っていたようです。

念を使えるヒソカにもゴンを認知できなかったことから、「絶」による尾行ができていたものと思われます。

 

こんな感じで、ジョネスも念能力を使えていた可能性があります。

だとしたらオーラを体の一部に集める「凝」を使って握力を強化していたという感じになりそうです。

 

しかしジョネスは念の修業をしたわけではなく、念やオーラの使い方は余りにも未熟な状態であったため、念を使えないキルアにすら負けてしまった。

この可能性もあります。


ただ、やはりハンターハンターの世界では念なしでも驚異的なパワーが出せるわけで、仮にジョネスが無自覚のまま念を使っていたとしても、それほど意味はないですよね。

作中にもありましたが、「切れ味抜群の刀を具現化するより、名刀を買った方が効率がいい」わけで、念なしでも出せる程度のパワーを念を以てして備えていたところで無意味でしょう。

しかも本人に自覚がないとしたら、もはや「念が使えない」といっても同じではないかと思います。

もうほぼほぼ、ジョネスさんの非念能力者が確定しそうですね。

 ジョネスの強さはどれくらい?

このままだと、ジョネスさんへの「一方的なsage」が進んでしまうので、少しでも汚名返上できるように、ジョネスの強さがどれくらいだったのかを考えたいと思います。

 

ジョネスを瞬殺したキルアは念が使えなかったとはいえ、試験では念を使えないと間違いなく勝てないヒソカ、イルミに次ぐくらいの強さはありましたから、比較対象とするにはあまりにも強すぎます。

関連記事:【ハンターハンター】287期ハンター試験最終試験出場者の強さランクを考えてみた! - 私の名前はジロギン。

 

かといって、ゴンもジョネスにやられるとは思えませんね。ゴンはすばしっこいのでジョネスも捉えられないのではないでしょう。

 

ジョネスと相対した時、キルアに戦わないことを勧めたほどビビっていたレオリオでさえ、実は意外とジョネスといい勝負したのではないかなと思います。

レオリオは1次試験のマラソンも完走してましたし、身長も193cmとかなり大柄でパワーもあります。

ハンター試験当時のレオリオももちろん念は使えない上、戦闘の訓練もろくに積んでなさそうでしたが、ヒソカに潜在能力を評価されていまいした。

限りなく一般人に近いものの、決して弱くはないと思うのです。

 

ということでジョネスの強さは念も使えないし戦闘訓練もろくに積んでいなかった時のレオリオくらいだと思います。・・・あれ?ジョネスの汚名返上になってるかな? 

ジョネスは非念能力者

ということで私の出した結論としては、ジョネスは念能力者ではない。と思います。

作中の描写でも念を使ってる感じはしませんでしたし、妥当な結論ですかね。

 

でもジョネスに関しては、むしろ念能力者でない方が救いな気がします。

「もしジョネスが念を使えたら、強化系っぽくてさらに強くなったかもしれない」みたいな考察もできそうですから。

もし作中の力が念能力によるものだとしたら「念能力を使ってあの程度とか弱すぎる」という評価になってしまいますからね。ジョネスをこれ以上sageないためにも、念能力者じゃないってことにしておきましょう。


まぁ、ジョネスはもう死んでおり登場することもないと思うので、念能力者だろうがそうでなかろうが、どっちでもいいですが。

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(引用:HUNTER×HUNTER 3巻80P/冨樫義博)

 

 キルアVSジョネスの一戦は3巻で読めるよ!

 

【ハンターハンター】個人的に「心優しい」と思うキャラランキングベスト7

友達にするにも恋人にするにも、やっぱり「心優しい人」がいいという方が多いかと思います。私もそうです。

でも本当に心優しい人ってなかなか見つからないものですよね。世の中って冷たいです。

 

私の好きな漫画「ハンターハンター」にも「心優しいキャラ」はいるかなと探してみましたが・・・いやぁ、かなり少ないですね笑 ハンターハンターの世界観的にも、ストイックでシビアな考え方をしている人間こそが生き残るみたいなものがあるので、心優しいキャラはかなり少なくなってきます。

 

そこで今回は個人的に心優しいと思うキャラランキングベスト7を考えてみることにしました!

あくまで個人的なランキングですが、多分ここで挙げたキャラは「心優しい」と感じるる方が多いと思います。

第7位:マチ

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(引用:HUNTER×HUNTER 7巻7P/冨樫義博)

第7位は幻影旅団のメンバー、マチです。幻影旅団の面々はお宝を手に入れるためには赤の他人でも躊躇なく殺す非道な集団です。マチも人を殺すシーンは多々ありました。

 

そんなマチでも心優しいと思える部分があります。それが「ヒソカへの対応」です。ヒソカは自分勝手な行動をして旅団の招集を無視することなどが多かったようで、互いに仲がいいはずの旅団メンバーから嫌われていました。しかしマチだけはヒソカの切れた腕を治してあげたり(右腕5000万、左腕2000万という破格の請求をしていましたが)、クロロとの戦いで負けたヒソカの体を修復しようとしてあげたりしていました。

 

シャルナークも「マチは優しい」と言っていたので、旅団内でもマチは優しい子という認識なのでしょうね。可愛いし優しい・・・最高だなぁ!

 

しかしまぁマチも人を躊躇なく殺す冷徹な人なわけですが、そんなマチが7位に入ってくるってどうなってるんだ?ハンターハンターは・・・

www.g913-jiro.com

第6位:ハンゾー

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(引用:HUNTER×HUNTER 4巻140P/冨樫義博)

第6位はハンゾーです。ハンゾーの登場シーンは序盤のハンター試験編がほとんどで、作中描写の少ないキャラクターではあります。しかしその割に人気の高いキャラです。その理由はやはりハンゾーの人柄にあると思います。

 

忍者なのにもかかわらずとても明るくおしゃべりなハンゾーは間違いなく「この人悪い人じゃないな」という印象を与えます(12歳の時にはすでに人を殺しているそうですが)。

さらにハンター試験最終試験の時にはゴンに対してずっと「参ったと言わせること」に固執しました。

試験のルールが「相手を殺してはいけない」というものだったこともありますが、それ以上にハンゾーはゴンの強さや今後の可能性を見据えた上で棄権を促していました。

 

結局ハンゾーが負けを認めたのですが、彼はゴンの人間性を惚れ込み、負けを認めるという非常に男らしい、潔い態度で、戦いを終えました。

このハンゾーの素直さや心意気は、まさに優しいと言えると思います。登場回数が少ないので6位でしたが、もっと多ければもっと順位は上だったかも?

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第5位:ナックル

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(引用:HUNTER×HUNTER 21巻69P/冨樫義博)

第5位はキメラ=アント編で登場したナックル!見た目は完全にヤンキーで、口調も横暴そうではありますが、ナックルもまた心優しい男なのであります。

 

ナックルは「ビーストハンター」という動物をターゲットとしたハンターです。とは言っても動物を狩るのが目的ではなく、動物を密猟者などから守ることを目的としています。ナックルは極度の動物好きなのです。キメラ=アント編では飼い主を失った犬の面倒を見ていました。キメラアント討伐に参加した理由も「きちんと納得した上で討伐するべきなのかを見極めたい」というもので、凶悪なキメラアントとはいえ一方的に狩るやり方は嫌っていました。

 

キメラ=アントたち(特に護衛軍)にも人間らしさがあり、和解することもできるのではないかと考えたナックルは、キメラアント討伐任務中もその優しさが炸裂します。

しかしそれはナックルの勘違いで、護衛軍たちは王に身の危険があるのであれば人間性なんて簡単に捨てられるキメラアントに過ぎず、ナックルの優しい行動は色々と波紋を呼びました。

 

いつでも優しいということが、いい結果をもたらすとも限らないのです。

関連記事:【ハンターハンター】ナックルのキメラアント編での行動は会社だったらクビレベル!? - 私の名前はジロギン。

第4位:レオリオ

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(引用:HUNTER×HUNTER 33巻49P/冨樫義博)

第4位は、迷ったのですがレオリオにしました!

主人公・ゴンの友人レオリオは、最初は金目的でハンターになろうとしている邪な男に描かれていましたが、本当は医者になるために必要なお金を稼いで、かつて友人を亡くした病にかかっている人々を助けるためにハンターになりたいという目的を持っていました。

 

そんなレオリオは心優しい、というより熱い男で、友達との関係を大切にしたり、相手と正々堂々戦ったりする姿が見受けられました。

それをキルアやクラピカに鬱陶しがられることはありましたが、常に真剣に物事にあたるレオリオの姿は裏表がなく、多くの人から信頼を勝ち得ると思います。

 

そんなこんなでレオリオはその人間性を多大に(過剰に?)評価され、ハンター協会の新会長候補になったり、十二支んのメンバー入りを果たすなど、異常な速度で出世していきました。

関連記事:ハンターハンターのレオリオ流「出世街道」は現実社会にも通じる? - 私の名前はジロギン。

 

でもケータイの購入にあたり異常なまでに値切ったり、医者の勉強をせず遊んでいた期間もあるので、上位3名には劣るのかなと思いました。

ハンターになりたいのがただ単なる金目的ではなかったとはいえ、欲に忠実なところはあるみたいです。

第3位:ゴトー

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(引用:HUNTER×HUNTER 5巻165P/冨樫義博)

第3位はゾルディック家の執事・ゴトー!

コインを自在に操り、戦闘にも応用するスタイリッシュな戦い方をします。

 

ハンター試験を辞退し自宅に戻ったキルアを取り返すべく、ゴン、クラピカ、レオリオはゾルディック家に屋敷内でゴトーとのコインゲームに挑みます。

最初はゲームのつもりでしたが、ゴトーの異常な剣幕から、ただのゲームではなくなっていました。

 

最初は恐ろしかったゴトーでしたが、実はキルアのことを誰よりも大切に考えていて、キルアの友達であるゴンたちも好意的に捉えていました。

友達がおらず、寂しい時間を過ごしていたキルアにできた初めての友達だったので、ゴトーも嬉しかったのかもしれません。

 

キルアの行動の多くはゾルディック家の掟に背くことばかりで、イルミなどがガチでキルア(正確にはアルカ)を殺しにかかるほどの事態にも発展していました。

ゾルディック家の執事としては、キルアの掟を破る行動に加担するような真似をすれば罰則、あるいは死刑に処されることもありえます。

しかしゴトーは、表向きはゾルディック家の家長であるシルバの命令を聞きながら、裏でキルアを大いに甘やかしていました。

 

結果としてゴトーはヒソカに殺害されてしましまいたが、ゴトーの存在や優しさは闇の住人であったキルアに人間らしさ、子供らしさを取り戻させるきっかけの一つになっていたと思います。

関連記事:【ハンターハンター】ゴトーの能力からゾルディック家執事の月収・年収を予想してみた! - 私の名前はジロギン。

第2位:センリツ

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(引用:HUNTER×HUNTER 12巻118P/冨樫義博)

これはもう外せないですね、センリツ!

まず口調からセンリツはゆっくり柔らかく、相手に安心を与える感じがします。また念能力もフルートで吹いた音で対象者の心を癒すという優しさの権化みたいな能力です。

 

センリツは幻影旅団のこととなると周りが見えなくなり、超わがままになるクラピカに対しても見捨てることなく最後まで一緒に行動、協力していました。

クラピカもだいぶセンリツのことは信用しているようです。

暗黒大陸に乗り込む王子たちの護衛にもセンリツに協力を仰いでいますし、センリツ自身もまだノストラードファミリーに身を置いているようですから、クラピカのお気に入りなのではないかと。

一緒にいると癒されそうですからね、いっつもイライラしているクラピカには必要な存在です。

 

またセンリツは心音でその人がどんな人なのかだいたいわかるようなのですが、レオリオの心音からレオリオの人間性を褒めるシーンがありました。

そういう風に相手の良いところ悪いところを見抜ける、先生みたいな面も持っています。

まぁセンリツが登場した旅団編っていう、周りはマフィアだの旅団だのクラピカだのゴンだのキルアだのやばい人たちばかりだったので、一般人に近いレオリオがまともに思えるのは当然といえば当然なのですが。

 

正直、センリツも然りなのですが、バショウとかクラピカの師匠・イズナビとかもだいぶ優しいと思います。

クラピカが異様なまでに横暴になっていってしまい、クラピカ周りのキャラはみんな優しく見えます。

関連記事:【ハンターハンター】センリツはどうやってハンター試験に合格したのか考察してみた! - 私の名前はジロギン。

第1位:ゴレイヌさん

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(引用:HUNTER×HUNTER 16巻155P/冨樫義博)

これまで私が作ってきたランキングならば、わけのわからないモブキャラを1位に据え置いてフィニッシュなのですが、今回はそうもいきませんでした。

ゴレイヌさん以上に優しいやつなんていねぇ・・・

そう思いました。これだけは覆せない・・・

 

ゴレイヌさんは見た目こそゴリラ感あふれる男ですが、それ以上に優しすぎて、だんだんとクソイケメンに見えてきます。

でもそれは私たちの目がおかしいのではなく、ゴレイヌさんの優しさに惚れ込んでしまっているからなのです。

 

ゴレイヌさんは

  • ゴン、キルア、ビスケと共に無謀とも思えるレイザー戦に参加
  • 作中公認の危険キャラであるヒソカとも何気なくコミュニケーションを取る
  • グリードアイランドクリアの依頼主バッテラと交渉し、獲得した報酬をゴン、キルア、ビスケと山分けにしてくれた
  • ゴレイヌが用意した超レアカード「大天使の息吹」を、殺戮を繰り返してきたゲンスルーたちを救うために使うというゴンたちの異常な提案に許可を出す

などなど、優しさのレベルが違います。

 

自分の身を挺してゴンたちに協力したり、きちんと分け前を与えるという誠実さを持っていたりと、ゴレイヌさんほどの聖者は作中にはいませんでした。

このランキングだけは謎のモブキャラに譲るわけにはいかないと判断し、ゴレイヌさんに1位になってもらいました。

関連記事:【ハンターハンター】ゴレイヌは強くて優しくて優秀なハンターである!その根拠をまとめてみた! - 私の名前はジロギン。

 

ということで、私のランキングはこのようになります。

いい感じのランキングになったなと思います。

 

本当にハンターハンターには良心的なキャラクターって少ないのです。

まず主人公のゴンですら「危うい」とか「(善にも悪にも)どちらにも成り得る」みたいなことを言われてますからね。そういう漫画なのです。やばい奴ばかりなのです。

 

今度はハンターハンターの「やばい奴ランキング」も考えてみようかなと思います。

もうベスト7じゃきかないくらいにランクイン候補が多すぎます!どうなってるんだ!

 

でもそんなハンターハンターが好きな私。

性格もさぞやばい奴なんだろうなと思われるでしょうが、私はこれでも「センリツっぽいよね」と言われることが多いのです。心優しいのですよ。

・・・「(見た目が)センリツっぽいよね」じゃないよな・・・?うん大丈夫!そんなことはない!性格のことだよね!性格がセンリツっぽいってことのはず!・・・多分。

 

他にもこんなランキングを作ってます!

【ハンターハンター】個人的にイケメンだと思うキャラクターランキングベスト7! - 私の名前はジロギン。

 

【ハンターハンター】個人的に可愛いと思う女性キャラクターランキングベスト7! - 私の名前はジロギン。

 

【ハンターハンター】サンタさんが欲しがりそうな念能力ランキングベスト5 - 私の名前はジロギン。

 

ゴレイヌさん登場!ハンターハンター17巻! 

【ナルト】水月が雷遁に弱いのはなぜか?

NARUTOの世界では、忍術は使用するエネルギーとして、体内でチャクラを練り上げます。

このチャクラには5種類の「性質」があり、この性質に沿って、

火遁風遁雷遁土遁水遁

の5つの術を発動します。

自身のチャクラの性質は先天的にこの火、風、雷、土、水のどれかに当てはまり、上忍などは2つ以上の性質を使うことができます(2つの性質を同時に使うと血継限界、3つを同時に使うと血継淘汰となります)。

 

この5つの属性には強弱関係があり、

火遁風遁

風遁雷遁

雷遁土遁

土遁水遁

水遁火遁

となっています。

今回フォーカスしたいことには、チャクラ性質の、

雷遁水遁土遁の強弱関係が絡んできます。

 

水遁系の忍術を多用し、自らも術で水になることができるサスケの元仲間「鬼灯水月(ほおづきすいげつ)」。彼の言葉にこんな言葉がありました。

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(引用:NARUTO 44巻174P/岸本斉史)

「ボクの苦手な雷遁」

ん?・・・さっきの強弱関係では

雷遁土遁

土遁水遁

でした。

 

水月が土になる能力者ならばこのチャクラ性質の強弱関係が成り立ちますが、水遁使いの水月が雷遁に弱いというのは、この強弱関係とは異なります。

ここで疑問!

水月はなぜ雷遁に弱いのでしょうか!?

考察してみたいと思います。

鬼灯水月とは?

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(引用:NARUTO 秘伝・陣の書160P/岸本斉史)

霧隠れの里出身の忍。白い髪におかっぱっぽい髪型と、お調子者気質が特徴です。

大蛇丸のアジトで実験体になっていたようですが、大蛇丸を殺したサスケが解放し、しばし同じチームとして行動していました。

 

霧隠れの里にかつて存在していた「忍刀七人衆」に憧れて修行を積んでおり、ナルトたちが倒した元忍刀七人衆の一人「百地再不斬(ももちざぶざ)」が使用していた「断刀・首斬り包丁」を武器に戦っていました。

 

水化の術で自分の体を水に変えて物理攻撃を無効にしたりと何かとチートくさい能力を持っていそうでしたが、作中で「弱点は雷遁」ということが判明し、決して無敵の能力ではないこともわかりました。

 

忍刀七人衆の復活を計画していたものの、最終的には成し遂げられず、大蛇丸の下で一緒に暮らしているようです。

雷(電気)と水の関係性

そもそも、「水は雷(電気)を通す」という認識って、なんとなく私たちの身についてしまってますよね。

私は小学生の頃「ポケモン」のゲームをやっていて、「水タイプは電気タイプに弱い」という設定がゲーム中にあり、子供の時から自然と「そうなんだ、水は電気に弱いんだ。」という認識がべっとりついてしまっています。

 

この理論はあながち間違いでもなく、「ナトリウムイオンや塩素などを含んだ水は電気を通しやすい」のだそうです。

水道水などもこういったイオンが含まれているので電気を通します。海水もよく通すようです。

 

一方で、「完全な純水は電気をほとんど通さない」そうで、水の中にイオンなどの成分が何も含まれていないと電気は通りにくくなるようです。

 

とすると、考えれれるのは・・・

水月の体は純水ではない→電気を通す→弱点

水遁は純水→電気を通しにくい→弱点にならない

という関係性が成り立ちそうです。

水月の体の水は純水ではない?

「水化の術」は体外の水を使うことなく、自身の体内の水を使って水になっているようです。

というより、水月の体を構成するための水であるのならば、水月の細胞だったり、体を作るイオンなども含んでいるはずですから、間違いなく純水ではないですよね。

 

そして、水そのものが水月の体なのだとしたら、水月が雷遁を食らうと全身にくまなく電気が流れることになり、ダメージもめちゃくちゃ大きくなりそうです。まぁ、雷なんて水月のような全身水分人間でなくても食らえば死ぬ可能性すらありますが、水月の場合はもっと酷いのでしょうね。

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(引用:NARUTO 44巻186P/岸本斉史)

これで水月の弱点が雷遁だということはなんとなくわかりました。

しかし、さらに疑問点が・・・

水遁は純水じゃない場合もある

水遁で使用する水は必ずしも純水ではありません。海水を使って水遁を発動するシーンもありました。これらの水は純水ではないので電気を流すはず・・・だとしたら、土遁と同様、水遁の弱点も雷遁になりそうなものです・・・

 

これに関しては私の推測の域を出ませんがこういうことだと思います。

 

例えば雷遁系忍術の前に土遁の防御壁系忍術(土遁・土流壁など)を使っても、本来の土遁の防御力を無視して雷遁忍術が貫通してしまいます。雷遁の前で土遁は術の効果をなしません。打ち消されてしまいます。

 

しかし、水遁は、確かに純水でなければ雷を通してしまいますが、だからといって水の性質や術の能力が失われた描写はありませんでした。おそらく雷遁に水遁をぶつけても、双方効果を打ち消されることがないため、強弱関係にはないのだと思います。

 

しかも水遁は水月の水化の術とは異なり、体とは切り離して使うため、雷遁をぶつけられても術者にダメージは及ばないケースがほとんどです。

 

チャクラ性質に関係なく水月の体は電気を通してしまう

ごちゃごちゃしてしまいましたが、まとめると、まず

水月の弱点が雷遁なのは、水月の水は純水ではないので電気を通しやすく、それによって直接体に電気が流れてしまうので、雷遁に弱い。

 

そして水遁忍術は海水などを使った場合、純水ではないので雷遁の電気を通してしまうけれど、互いに術の効力を打ち消し合う関係にはないので、強弱関係にもならない。ということだと思います。

 

NARUTOの序盤は千鳥が雷の性質変化を用いているなんて設定はありませんでしたし、

関連記事:【ナルト】「千鳥」はバチバチうるさいのになぜ「暗殺用の忍術」なのか? - 私の名前はジロギン。

 

そもそも作中に雷遁忍術を使うキャラクターが皆無でしたよね。

もっと早くに水月が登場していればかなり強キャラだったと思うのです。物理攻撃効かないですし。

 

しかし水月が登場した中盤以降は雷遁を使うキャラがゾロゾロ出てきてしまい、水月も「なんか新キャラなのに微妙な強さ」のキャラになってしまいました。

水月は再不斬の首斬り包丁を継承した面白い設定のキャラでしたし、漫画において、水月のように昔のキャラの能力や武器を引き継ぐキャラって作中で重要な役割を果たしてくれるのですが・・・なんかこれといった見せ場がなく、終わってしまいました。

 

結構好きなキャラだったのに残念です。

水月が鬼鮫の鮫肌も手に入れるものかと思ってましたが、そんなことはなかったぜ!!

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【ジョジョ】「吉良の同僚」という謎のモブキャラの魅力を語っていく。

 

ジョジョシリーズには名前もないし、登場コマ数も数コマだけだし、登場してもしなくても同じ、にもかかわらずなぜか印象に残ってしまうモブキャラが多数登場します。

 

その中で、おそらく最も有名であり、モブキャラ好きの私の心をつかんで離さないキャラクターがいます。

 

それが4部「ダイヤモンドは砕けない」に登場する。

吉良の同僚

です!

こいつの登場シーンは非常に少ないのですが、異常なまでの存在感を放っています。私としては見逃せないキャラクターなのです。

 

そこで今回は

吉良の同僚の魅力

を語っていこうと思います!

 

 

 

吉良の同僚とは?

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4部の舞台となるS市杜王町。その杜王町にて連続殺人を働いていた、4部最大の敵・吉良吉影。

その吉良吉影が勤めていた「カメユーデパート」にて共に働いていたのがこの「吉良の同僚」です。営業職なのか、事務職なのかなどは一切分かりません。

 

吉良をお昼ご飯に誘おうとした新入社員の女の子たちに吉良のことを説明すると同時に、当時初登場だった吉良の情報を読者にも伝えるという役割を果たしました。

 

特に名前などはなく、スタンド能力もない(と思われる)完全なモブキャラですが、このワンシーンが非常に有名になりました。

このワンシーンの存在感というか、違和感が、吉良の同僚の魅力を促進させています。まさに「奇妙な」魅力のあるモブキャラなのです。

 

 

吉良について詳しすぎる

上記画像にある通り、吉良の同僚は異常に吉良のことについて詳しいです。

私もサラリーマンとして会社勤めをしていますが、会社の同僚についてここまで語れるかっていうと・・・正直自信はないです。

 

年齢とか結婚しているかどうかはわかりますが、「情熱を持って働いているか」とか、「エリートっぽい気品漂う顔と物腰をしているか」なんてところまではよくわかりません。

吉良の同僚の主観なのかもしれませんが、だとしても相当吉良のことを注目してないとここまで堂々と語れませんよね。

 

社内の気になる女性社員とかだとしたらわからなくもないですが、同性で、しかも目立たないように暮らしていた吉良をここまで観察している吉良の同僚・・・

一体同僚は普段何をしているのか、何の目的で吉良を把握しようとしていたのか、ミステリアスな魅力があります。

 

 

 

吉良を遊びには誘っている

吉良は承太郎が調査した結果「友人も恋人も家族もいない」という結果が出ていました。

作中でも、吉良はプライベートで誰かと遊んでいるような感じはありませんでしたね(殺した女性の手とはデートしてましたが)。

吉良の生活の基本は「殺人」ですので、情報が漏れないように人付き合いも極力避けていたと思います。

 

しかし吉良の同僚の言葉に「『どこかに行こうぜ』って誘っても楽しいんだか楽しくないんだか・・・」という部分があります。

「誘っても」なので実際にどこかに行ったのかどうかはわかりませんが、少なくとも吉良の同僚は吉良と遊ぼうという意志は見せていたということですね。

会社の同僚を友達とするかどうかは分かれるところですが、吉良の同僚は吉良とプライベートでの交流を持とうとしていたようです。

 

吉良は女性にモテますので、他の女性社員を遊びに誘うためのダシに使おうとしていたのかもしれません。

けれど、「楽しいんだか楽しくないんだか・・・」というセリフから、「少なからず吉良にも楽しんでほしい」という気遣いがあって、遊びに誘っているようです。

 

社内で誰ともコミュニケーションを取ろうとしない寂しげな吉良を気遣って遊びに誘ってあげる吉良の同僚・・・妙に優しい男でもあります。

 

 

吉良の同期?

あまりにも吉良について詳しすぎる吉良の同僚。そして遊びにも誘っていることから、吉良と同期入社の社員なのではないかなと思います。

私も会社の人と遊ぶことはたまにありますが、基本的には同期入社の社員と遊ぶことが多いです。

先輩や後輩まで誘って遊ぶということは非常に少ないですね。まず先輩だと誘いにくいですよね。

 

吉良の同僚の見た目からしても、吉良と同じ30代くらいな感じですので、同期入社だったと思われます。

 

同期を常日頃から観察していて、気を遣って遊びにも誘ってあげる・・・

ちょっと気持ち悪いですが、こんな同期がいたら嫌な仕事も楽しくできそうですね。

なんというか、サザエさんのマスオさんとアナゴさんみたいな、そんな良い感じの関係ができていそうです。

 

 

吉良が行方不明になった後の同僚の気持ちを考察

吉良は4部後半に差し掛かる直前、仗助たちの追跡を逃れるために、自らの顔や身分を偽り「川尻浩作」として生活を始めます。

 

関連記事:【ジョジョ4部】吉良吉影がなりすました川尻浩作の仕事は?年齢は?考察してみた! - 私の名前はジロギン。

 

原作での言及はありませんでしたが、アニメで、吉良は元いたカメユーデパートでは「行方不明になった」とされていたシーンが追加されていました。吉良が死んだことも伝わっていたようです。

 

吉良は女性社員からモテていたようですので、吉良がいなくなったことによって悲しむ女性社員は多かったかもしれません。

しかし最も悲しんだのはこの吉良の同僚ではないでしょうか。

吉良のことを常日頃から見ており、楽しくなるようにと気を遣っていた吉良の同僚・・・吉良の同僚にとって吉良は生きがいになっていたかもしれません。

 

同期入社をして、それ以来長きにわたって付き合いがあった吉良がいなくなってしまったことで、吉良の同僚はひどく絶望。

その絶望がスタンド能力を発現させ、時を巻き戻すスタンド「キラークイーン バイツァ・ダスト」を超える時間操作能力を身につけ、吉良が生きていた時間まで時間を巻き戻し・・・なんて続編を考えたくなってしまいます。

 

関連記事:【ジョジョ】死んだはすの川尻早人がバイツァ・ダストの能力で生きたままなのはなぜか? - 私の名前はジロギン。

 

 

 

まとめ

所詮は会社の同僚というだけの関係であるにもかかわらず、すらすらと吉良の情報を話す吉良の同僚は、おそらく吉良のことが大好きだったと思います。

新入社員に吉良のことを知って欲しくて、家で吉良の情報を暗記し、流暢に話せるように練習していたとしたら可愛らしいですね。

 

いや、逆に吉良に変な奴が寄り付かないよう吉良の同僚はブロックするべくあえて吉良の評価を下げるネガキャンをしていたのかも・・・

たったワンシーンですが、ここまで吉良を知っている吉良の同僚、彼については謎が多く、色々と想像してしまいます。

 

本当にどうでもいいキャラクターなのですが、こういう、自転車についてるブレーキの遊びみたいな、作品の味が出る部分に私は魅力を感じてしまいます。

吉良の同僚はその最たるキャラクターです。

 

 

 

「ハンターハンター」のキルアと「NARUTO」のサスケの共通点が多いのでまとめてみた!

現在当ブログで考察を行っている「ハンターハンター」と「NARUTO」。

私が10代の頃は少年ジャンプで両作品を読みまくってました(ハンターハンターは読みまくるっていうペースで連載してませんでしたが・・・)。

2つの作品を読む中で、少し気になっていたことがあり、今回はそのことについて記事を書こうと思います。それは・・・

キルアとサスケの共通点が多い!

ということです!

 

後述していきますが、子供ながらに当時からあまりにも設定が似通っているなと思うポイントが多かったのです。

冨樫先生の方が先にハンターハンターの連載を再開しており、岸本先生自身が影響を受けた作品に「ハンターハンター」を上げているほどですので、おそらく岸本先生はキルアを意識してサスケのキャラ設定をしたのではないかなと思います。

でもパクったというわけではなく、両先生とも対談したり、寄稿しあったりしているので、合意の上なのではないかなと思います。

 

そこで今回は

キルアとサスケの共通点

を紹介していこうと思います!

 

キルア

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(引用:HUNTER×HUNTER 13巻111P/冨樫義博)

 

サスケ

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(引用:NARUTO 44巻21P/岸本斉史)

主人公の親友でありライバル

キルアはハンターハンターの主人公・ゴンの親友です。作中時間では出会ってからまだ1〜2年ほどしか経ってませんが、お互いに同年代の子供が少ない環境で育ってきたため、出会いからすぐに意気投合し、常に行動を共にしてきました。

ゴンとキルアは親友である同時に修行中などはお互いを意識し、どちらが早く成長できるかを競い合うライバル的な存在でもありました(キルアの方がトントン拍子で成長していた感じがありましたが)。

 

サスケに関しても主人公・ナルトとは一応親友関係にあります(中盤はだいぶ仲が悪かったですが)。

サスケも立場としては主人公の親友キャラということでしたが、サスケの方が親友というよりライバル色が強かったように思えます。

しかし作中序盤、ナルトとサスケが第7班で一緒のチームとして活動していた頃は、ゴンとキルアのようにお互いを意識し合いながら修行し、相互に実力を高め合う仲でした。

 

キルアとサスケのキャラ位置は完全に同じです。

まぁ主人公の一番近い友でありライバルでもあるキャラは他作品でも必ずと言っていいほどいますので、かぶることがあっても不思議ではないでしょう。これ以外にも共通点はたくさんあります。

天才肌

キルアは暗殺一家・ゾルディック家の中でもさらに暗殺の天才という設定があります。作中では敵を一瞬の隙に倒したり、正直ゴンよりもだいぶ強く描かれていました。

 

サスケも木の葉隠れの名門・うちは一族の末裔で、アカデミー時代は非常に優秀で天才と称されてきました(序盤はキルアほど戦闘慣れしてはいませんでしたが、見習いの中での天才でしたので仕方がないですね)。

 

ハンターハンターもNARUTOも修行パートがあるのですが、キルアとサスケは天才肌なので、努力型で不器用なゴン、ナルトよりサクサク成長していく描写がありました。ここら辺も共通点です。

戦いの名家出身

先の項目内容と被るのですが、キルアは最強の暗殺一家ゾルディック家の一員です。

暗殺と戦いは違うものの、キルアは並の使い手程度なら正面切って戦っても瞬殺できるほど高い戦闘技術を持っています。

そういう意味では戦いの名家出身と言っていいでしょう。

 

サスケはうちは一族の者です。うちは一族は木の葉の里創生に関わった傭兵の一族で、はるか昔から戦いの中で生きてきた一族でもあります。

さらにその瞳には「写輪眼」を宿し、敵の攻撃を見切ったり、動きや術をコピーしたり、目を見た相手を幻術にかけたりなど、戦闘に向いた能力を有していました。

サスケはうちは一族の源流にもなった「大筒木インドラ」が生まれ変わった存在でもあるので、うちは一族の能力を最も色ごく受け継いだ戦闘の才能抜群の天才でした。

 

このようにキルアもサスケも戦いにおける名家の出身ということで共通しています。

兄のトラウマ

キルアにもサスケにも怖いくて強い兄がおり、2人とも兄に対してトラウマを抱えています。

 

キルアは兄のイルミに対してトラウマを抱えています。

イルミはキルアを暗殺者に育てるための教育に携わっていたようで、キルアの頭に念の針を刺すことでキルアの行動を制限、矯正し、暗殺者としての成長を促していました(具体的には不可解な攻撃を受けたら距離をとらせたり、強い敵と戦ったら逃げることを最優先させたりと、キルアを守るための教育を施していましたが、それは逆にキルアの成長の妨げにもなっていました)。

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(引用:HUNTER×HUNTER 5巻12P/冨樫義博)

イルミの教育は非常に歪なものだったようで、キルアはハンター試験中にイルミと対峙した時、異常なまでに動揺し、全く動けなくなってしまうほどでした。

キルアは兄イルミに対して大きなトラウマを抱えていたようです(念の針を取ったことでだいぶ緩和されたようですが、それでもイルミに対する恐怖心はキルアの中に若干残っているようです)。

 

一方サスケも、兄のイタチにトラウマを抱えていました。

兄のイタチの才能は、天才とされたサスケをはるかに凌ぐものでした(本当はサスケの方が化け物じみた才能を持っていたのですが)。

サスケは幼い頃から天才の兄と比べられ、コンプレックスを感じていました。

それのみならず、イタチは自分の家族やうちは一族全員をサスケ以外殺害し、サスケにも万華鏡写輪眼で幻術をかけるなど、凄惨な行為を働きました(本当はうちは一族が里に対して計画していたクーデターを阻止するためにした仕方のない行動であり、イタチはサスケにとって優しい兄のままでしたが、昔のサスケはそのことを知りませんでした)。

このイタチの行動はサスケに大きなトラウマを与えました。

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(引用:NARUTO 44巻16P/岸本斉史)

兄にトラウマを抱える弟という点でもキルアとサスケは同じなのです。

電気使い

キルアとサスケの能力や技も似ています。それは彼らが「電気を使って戦う」という点です。

 

キルアは念能力として電気を使います。キルアは暗殺の訓練の一環で幼い頃から強力な電流を浴びて生活してきました(家庭の事情でね)。なので電流を浴びてもほとんどダメージがなく、電気と自身のオーラを混ぜる修行にも耐え、電気を操る念能力を身につけました。

単純に相手に電気を流して痺れさせたり、自身の反応スピードを上げて超高速移動を可能にするなど、電気の性質を応用して、戦闘に役立てています。

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(引用:HUNTER×HUNTER 13巻129P/冨樫義博)

 

サスケは得意忍術「千鳥」が電気の性質を持っています。

もともと千鳥はチャクラを手に集めて突くだけの術でしたが、実は雷の性質変化を用いた術で、バチバチ鳴るのは電気が流れているからという設定になりました。

関連記事:【ナルト】「千鳥」はバチバチうるさいのになぜ「暗殺用の忍術」なのか? - 私の名前はジロギン。

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(引用:NARUTO 44巻168P/岸本斉史)

サスケ自身最初に得意としていたのは火遁系忍術で炎使い感があったのですが、作中後半では千鳥を派生させた術を多用し、立派な電気使いになっていました(それでも火遁系忍術や天照など炎を駆使して戦うことも忘れていませんでしたが)。

親友の声が同じ

キルアとサスケの親友、すなわちゴンとナルトのアニメ版の声が同じなのです(ハンターハンターは旧アニメ版です)。竹内順子さんという声優さんが演じています。

ジャンプ作品の「元気で純粋な男の子」キャラは結構な確率で竹内順子さんが演じていますね。メタ的な感じになってしまいますが、親友の声が同じなのです。キルアもサスケも気がついてはいないでしょうが。

クールで天才肌な主人公の親友兼ライバル

ということでまとめるとキルアとサスケの共通点は

  • 主人公の親友でありライバル
  • 天才肌
  • 戦いの名家出身
  • 兄にトラウマを植え付けられる
  • 電気使い
  • 親友の声が同じ

です。6個共通点がありましたね。これは結構なキャラ被りじゃないかなと思います。

 

正直に言うとハンターハンターとNARUTOはストーリー的にも似てまして、他にも

  • 主人公たちが試験を受ける(ハンターハンターは「ハンター試験」、NARUTOは「中忍試験」)
  • 主人公たちでは手も足も出ない犯罪集団が登場する(ハンターハンターは「幻影旅団」、NARUTOは「暁」)
  • 序盤に薄気味悪い強敵が登場する(ハンターハンターは「ヒソカ」、NARUTOは「大蛇丸」。ちなみにヒソカは幻影旅団を脱退し、大蛇丸も過去に暁を脱退しているという点も似ていますね)

という点があります。まぁこじつけようと思えばいくらでもこじつけられてしまいますけどね。

 

それに先述の通り冨樫先生も岸本先生も仲が良いようですので、お互いに良い意味で影響し合いながら作品を書いていたのかもしれません。

まるでゴンとキルア、ナルトとサスケのように。

 

 

NARUTO ─ナルト─ サスケ真伝 来光篇 (JUMP j BOOKS)

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【ナルト】「千鳥」はバチバチうるさいのになぜ「暗殺用の忍術」なのか?

今回はNARUTOに登場する術の考察です。

私は小学生、中学生時代にNARUTOが大流行しまして、みんなナルト大好きでした。

そうなるとやってしまうのは、やはり「ナルトごっこ」ですよねー。

NARUTOに登場する忍術を友達と真似してしまいました。同じような経験がある方も多いのでは?

 

そのナルトごっこをする中で「絶対に誰かが真似するであろう術」は何かというと、間違いなく「千鳥」

モーションが真似しやすいのもありますが、かっこいいんですよ!

暗殺用の忍術でチャクラがバチバチ激しく鳴り響き・・・

ん?暗殺用の忍術なのに、音が出る?だとしたら、暗殺には不向きなんじゃないの?

 

ふと疑問が出てきました。ならば考えてみましょう!

「千鳥」はバチバチうるさいのになぜ「暗殺用の忍術」なのか?

考えていこうと思います!

 

千鳥とは?

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(引用:NARUTO 13巻94P/岸本斉史)

千の術をコピーした「コピー忍者のカカシ」ことはたけカカシが考案した、自身唯一のオリジナル忍術です。作中ではカカシとサスケが愛用していました。

 

サスケは中忍試験の第三次試験本戦前にカカシに教わり、体得。

術の正式名称はチッチッチッチッという術の発動音が千の鳥の地鳴きのように聞こえることから「千鳥(ちどり)」と言います。

しかし、カカシが使う場合のみ「雷切(らいきり)」という名称になります。名刀と同じ名前です。

その由来は「カカシが千鳥で雷を切ったという実話から」だそう。カカシは千鳥で雷を切るというよくわけのわからない離れ業をやってのけました。

 

術を一言で表現するならば「ただの突き」。

しかし、手に集中した目に見えるほどのチャクラと高速の突進で突き手の貫通力を高める術です。

大量のチャクラと高速で移動できる肉体が必要となる高度な術なのです。

 

千鳥単体でも術として使うことはできるのですが、突進の際にあまりにもスピードに乗りすぎてしまうため、敵のカウンター攻撃に反応出来ず返り討ちにあってしまうという欠点がありました。

その欠点を補うためには、敵の動きを先読みする「写輪眼」が必要不可欠であり、千鳥は写輪眼を持つカカシと、うちは一族のサスケでなければ使えない術でもあります。

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(引用:NARUTO 13巻101P/岸本斉史)

作中時間が進むごとに、千鳥は「雷遁」に属する忍術で、バチバチ音がなっているのは電気が流れている設定になっていきました。が、最初はただチャクラを手に集中させたことにより、チャクラ同士の反発でバチバチ音がなっているという設定でした。

 

千鳥はバチバチ音がするうるさい術であるにもかかわらず、暗殺用の忍術とされていました。それは何故なのでしょうか?私なりに理由を考えました!

そもそも暗殺とは?

「暗殺」の意味って結構ぼんやりしている方が多いのではないでしょうか?

ここでウィキペディア先生に聞いてみましょう。

暗殺(あんさつ)は、主に政治的、宗教的または実利的な理由により、要人殺害を密かに計画・立案し、不意打ちを狙って実行する殺人行為(謀殺)のこと。

Wikipediaより引用

 「不意打ちをする」というのは多くの方にある暗殺のイメージに近いのではないでしょうか。物陰から襲いかかったり、遥か遠くから狙撃したりする感じですよね。

また「政治的・宗教的な理由で」ともあります。確かにカカシは任務で政治的な理由でターゲットを暗殺したことがあると思います。それなら、カカシがクナイや手裏剣でターゲットを殺したって同じなわけですから、「千鳥=暗殺用の忍術」ではないですよね。

 

やはり不意打ちを仕掛けるという意味で、千鳥=暗殺用の忍術と考えるべきなのでしょう。だとすると、尚のことうるさいのはデメリットになるはず・・・

音が聞こえた時には死んでいる

千鳥は激しい音が鳴ってしまう術でありますが、高速の動きでターゲットを一突きします。並の忍者では千鳥の突きは防げません。体を貫通します。基本的に千鳥は当たれば即死です。

 

さらに千鳥の術者は高速の動きをするので、音が聞こえたとしても高速の動きで近づかれれば、反応できないままに殺害されてしまうと思います。

作中では描写の関係でそれほど高速移動しているようには見せていませんでしたが、サスケは千鳥を体得するためにロック・リーのような「目に見えない高速移動を可能にする肉体作り」もしていました。

 

リーの動きはカカシも写輪眼を使わなければ見切れない速度だったので、常人ではまず千鳥のスピードを見切れないでしょう。音が聞こえた次の瞬間死んでいるので、もはや音なんて関係ないはず。

バチバチ鳴る音は囮

ダジャレではなく真剣に言っています。

どこからともなく突然「バチバチ」と音が聞こえたら相手は不審に思い動揺します。

音は相手を動揺させるために使い、隙を作って一気に攻め込み、千鳥をお見舞いする。だとすれば、あのバチバチうるさい音は囮として使えそうです。

 

さらに、もしターゲットに数人の護衛がいたとしたら、バチバチと音を鳴らすことで護衛を警戒させ、ターゲットを守る側と、音源を探る側に分断させることもできそうです。

そうなれば実質ターゲットを守る護衛は減るので、接近しやすくなります。

 

バチバチとうるさい音も応用すれば暗殺に使えると思います。

手ぶらを装える

任務によっては、ターゲットが手荷物を厳しく検査する地域内にいる可能性もあります。そうなると、武器を持って接近することは難しいです。

しかし千鳥ならば、術を発動しなければ手ぶらであることを装えるので、武器を持つ必要はありません。自らの腕が最高の暗器になるので。そういう意味でも暗殺用の忍術と言えるでしょう。

 

しかもサスケは千鳥を応用して、千本(針のような武器)や刀などを作り出していました。これは千鳥=雷遁であるという設定が付き、千鳥のバチバチと集まったチャクラそのものに攻撃力が付加されているという設定になったため可能となりました。

千本や刀を作り出せるのであれば、勢いをつけて接近する必要は無くなります。

敵の背後から近づいてブスリと腕を突き刺すことができてしまいます。ここまでくると完全に千鳥は暗殺用の忍術と言えるでしょうね。

 

やっぱり千鳥は暗殺専用の術だ!誰が何と言おうとそうだ!

千鳥は中二病をくすぐる最高にかっこいい術です!

しかも「暗殺用」という設定も中二には大好物!

でも「暗殺専用」という設定はだいぶ千鳥の人気を押し上げているなと思うところがありまして、私としても「千鳥はうるさいから暗殺用じゃない」というイメージを払拭したかったのです。

 

・・・そんな中でサスケは暗殺用だという千鳥をナルトの螺旋丸に真っ向からぶつけたりして、ちょっと使い方間違えてないか?と思うこともありました。

しかし、サスケはあの世界では敵なしの怪物ですからね、千鳥が暗殺用なんて認識はないですし、ナルト以外なら誰でも殺せてしまうので、そんなことはどうでもいいのです。

 

千鳥は暗殺用の忍術と呼ばれる理由は、こんな感じだと思います。以上で考察を終了します!

【ハンターハンター】流星街出身のフェイタンが母国語を話せるのはなぜ?考察してみた!

幻影旅団のメンバーの一人であるフェイタン。フェイタンは幻影旅団の創設メンバーであるため、団員歴はかなり長い方です。

幻影旅団の創設メンバーは全員が「流星街」出身とされているため(流星街については後述します)、国籍や戸籍などを持っておらず、親の顔すら知らないメンバーも多いのです。

フェイタンに至っては自分の生年月日を知りませんでした。

が、フェイタンは敵に攻撃されてブチギレると、母国語らしき言葉を話します!

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(引用:HUNTER×HUNTER 22巻93P/冨樫義博)

戸籍も国籍もなく生年月日も知らない流星街出身のフェイタンが、同じ流星街出身の旅団メンバーすら使わない言語をなぜ話せるのでしょうか・・・

 

おそらくフェイタンは厳密には流星街出身ではないと思うのです。

どこかで母国語を学んでいるはず・・・って考えていくと先の生年月日の観点からも色々矛盾しそうな点が見つかってきました。

それについて考察したいと思います!

フェイタン=ポートオとは

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(引用:HUNTER×HUNTER 11巻69P/冨樫義博)

幻影旅団メンバーの一人です。長髪で小柄の男性。普段は口元まで隠れるコートを着ています。

自他共に認める拷問好きで、パクノダに次ぐ「自白係」として団員からは評価されているようです。

 

念能力の「許されざる者(ペインバッカー)」は、拷問好きのフェイタンの性格とは真逆の「ダメージを負った分の攻撃を相手にお見舞いする」というもの。ある意味「絶対に拷問されたくない(傷つけられたくない)」という性格が故に生まれた能力とも言えますね。するのはいいけどされるのは嫌だみたいな。

関連記事:【ハンターハンター】幻影旅団のフェイタンはドS?ドM? - 私の名前はジロギン。

普段の喋り方(おそらくハンターハンター世界の共通語)は訛っており、キレると母国語になります。

流星街とは?

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(引用:HUNTER×HUNTER 11巻170〜171P/冨樫義博)

1,500年以上前から廃棄物の処分場とされ、公式には無人とされているものの、ラペ共和国ほどの面積(東京都+埼玉県くらいの面積)に800万人ほどの人間が暮らしているとされている(800万人という数字についても根拠なし)地域です。あたり一面ゴミの山と化しています。

 

流星街には毎日多くの物が捨てられます。それはゴミだけでなく武器、死体、赤ん坊なども含まれます。

外界との干渉は一切行わない異質都市で流星街の者が殺されたり、外界で被害を受けたりした場合は、他の流星街の者が自爆テロなどを起こしてその関係者を抹殺するという、思想が渦巻いています。

「我々は何も拒まない。だから我々から何も奪うな。」という考えが浸透しているようで、この考えの下、自爆テロなどを行うようです。

 

流星街は政治的な干渉を一切受け付けず、そこに住む人々は戸籍や国籍などをもたない人間たちです。そのため、社会的には存在しない人間とされています。

社会的に存在しない人間は犯罪を働かせるにはもってこいの人間であるため、全世界のマフィアがゴミと称して流星街に武器を送り込み、その見返りとして社会的に存在しない流星街の人間をマフィアとして雇っていました。

幻影旅団メンバーのうちで、創設メンバーは皆、流星街出身とされています。

 

これらを踏まえて、フェイタンがなぜ流星街出身なのに一人だけ母国語を話せるのか考察していきます。

フェイタンは流星街の外からやってきた?

流星街は多くの人種が存在する地域であり、先述の通り赤ん坊を捨てていく人間もいる場所でもあります。

フェイタンもおそらく赤ん坊の時に外国から両親が流星街に捨てられた・・・と思っていたのですが、赤ん坊の時に捨てていったのでは、母国語なんて話せませんよね。

フェイタンが流星街の外からやってきたのはそうなのでしょうが、言葉を知っているとしたら少なくとも3〜4歳の時だと思います。

 

でもそうすると、「生年月日を知らない」っていうのはないと思うのです。3〜4歳の時ならすでに自分の生年月日くらいは認識できているはず・・・

フェイタンが何歳の時に流星街にやってきたかという点で少し矛盾が出そうです。

自力で流星街にやってきた?

まず可能性として考えられるのは、フェイタンは親に産み落とされてすぐに親が死んでしまった、あるいは親に捨てられてしまい、一時期に流星街ではないところで暮らしていたというものです。ストリートチルドレンとして10歳くらいまで育っていたのかもしれません。

まだ当時は自分が生まれた国にいたので、生活の中で母国語はマスターできたと。

しかし、生まれてすぐ何らかの形で両親の元を離れてしまったので、フェイタンは生年月日などは知らない。多分、私も両親に言われた生年月日をさも当然のように受け入れていますが、言われなかったらいつ生まれたかなんてわからないかったと思うんですよね。

 

その後、どんなものでも受け入れる街、「流星街」という場所の噂を聞きつけ、自力で流星街までたどり着いた。こう考えると、母国語を話せる年齢まで流星街の外にいたのに、生年月日すら知らないということの矛盾はなくなりそうです。

 

もちろん、赤ん坊でなくても流星街に入る事は全然できます。キメラ=アント編でメルエムがすべての計画を無しにしたのち、ピゼフ長官、ウェルフィン、ヒナの3名は流星街に向かっていましたので。

育ての親の言葉?

また、フェイタンが赤ん坊の時に流星街に捨てられたとしても、生年月日を知らないまま母国語を話せるようになるケースもあります。育ての親の国の言葉という場合です。

 

今まで「母国語」を「自分が生まれた国の言葉」みたいな意味合いで使ってきたのですが、これには少々語弊があります。

母国語には、「幼い時に自分の身の回りで使われていた言葉」という意味があります。「自分が生まれた国の言葉」や「自分の種族話す言葉」というような意味もあるようですが、幼少期に耳にして最初に使えるようになった言語のことも母国語と呼ぶようです。

 

フェイタンが赤ん坊として流星街にやってきた当時、流星街の誰かに拾われて育てられたと思うのですが、この育ての親がフェイタンがキレた時に発する言語を使う種族の人だった。この場合、フェイタンも幼少期にこの言葉を学んで使っていると思いますので、話せるようになっても不自然ではありません。まさに言葉の意味通りの母国語です。

 

また、赤ん坊を見て生後何日かなんて正確にはわからないでしょうから、育ての親も、フェイタンがいつ生まれたのかは知らずに育てたので、フェイタンも生年月日を知らないまま育ってしまった。これで生年月日を知らない矛盾もなくなりますね。

 

クラピカが「今じゃ世界で一番多人種が住む街だという説もある」と言っていますので、流星街の一部地域ではフェイタンが使った言葉を話す種族もいておかしくないと思います。

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(引用:HUNTER×HUNTER 12巻22P/冨樫義博)

流星街でも共通語が使われているようなので、フェイタンも仲間とのコミュニケーションのために共通語を使えるようになったのでしょう。

ちなみに

フェイタンは共通語ではない母国語を話せること、そして生年月日を知らなかったことから、何れにしても流星街の外から来た可能性は高いです。

フィンクスも自身の生年月日を知りませんでした(さらに血液型も知りませんでした)ので同様に流星街の外から来たと思われます(フィンクスは共通語を普通に話せているので、共通語を話していた国から来たか親に育てられたのでしょう)。

 

しかし、クロロやノブナガは自分の名字も生年月日も血液型も知っています。同じ幻影旅団創設メンバーでも差があるのです。

この原因は、おそらくクロロとノブナガは流星街で生まれ育ったためだと思われます。親も流星街の人間で、流星街で子供を産み、育てたため、生年月日や血液型を調べることができたのだと。けれど名字までわかっているのは彼らだけでしたね。その他の創設メンバーではマチ、フランクリン、パクノダは生年月日と血液型はわかっていたようです。

どっちの予想でも当てはまるけど・・・

フェイタンに関しては先述のどちらの説でも当てはまるんですよね・・・

ただ、作中で旅団メンバーが幼少期から遊んでいる描写があります。年齢的に10歳前後かと。

もしフェイタンが赤ん坊時代から流星街にいて、旅団メンバーと仲良く育ち、一緒に遊んでいたとしたら、少なくともクロロたちと話す上で共通語には触れているはず。

おそらく作中の時間で彼らが遊んでいたシーンは15〜20年前の光景だと思います。

だとしたらフェイタンは言葉があまりにも訛りすぎな気がするのです。15〜20年触れてたらさすがにもっとペラペラ話せるだろうと。

 

こう考えると、フェイタンは10歳くらいまで別の国で育っていて、その後流星街にやってきた。そのため、母国語が話せるけど、かなり身についてしまっていてなかなか直らなかったと考えるべきなのかなと思います。

 

そういえば、パクノダが初めて自身の念能力「記憶弾(メモリーボム)」を仲間の前で披露した際、ノブナガは「5年10年の付き合いじゃねーだろが」と言っていました。

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(引用:HUNTER×HUNTER 12巻127P/冨樫義博)

メモリーボムはパクノダが自分の記憶を他人に与える能力なのですが、仲間といえど銃で撃つというかなり誤解を生みそうな能力発動条件があります。

でも付き合いの長さからノブナガはすんなり受け入れました。

 

同様に、クラピカとの交渉後、幻影旅団メンバーの元に戻ってきたパクノダが創設メンバー全員に記憶を撃ち込む場面もありました。

若干状況は違っていたものの、フィンクスはパクノダが銃を向けた行動に動揺していました。さらに言うとこの場面以前からフィンクス、フェイタンは仲間たちを疑い続けていました。

 

ノブナガの言うように旅団の信頼関係が「付き合ってきた年月が長いほど強い」のであれば、フィンクスとフェイタンは流星街の外からやってきたため、創設メンバーの中でも微妙に付き合いが短いのかもしれません。

あの遊んでいたシーンよりもさらに前から、クロロ、ノブナガ、マチ、フランクリン、シャルナーク、パクノダ、ウボォーギンは知り合いで、その後10歳くらいになってフェイタン、フィンクスとも仲良くなったのかも。

幼稚園からの友達と、小学生からの友達との差みたいなものですね。

だとしたら尚更フェイタンはやはりある程度大きくなってから、流星街にやってきた説が濃厚にはなります。

 

幻影旅団創設メンバー内にも、地味に中の良さに差があると考えると結構リアルですね・・・あっ!そういえばフェイタンとフィンクスはヨークシンシティでもグリードアイランドでも一緒に行動してましたよね。もしかしたらこれは

「俺たちは創設メンバーだからシズクとかボノレノフとかとは一線を画してるけど、クロロとかノブナガとかマチとかの流星街出身のガチの創設メンバーとはちょっと距離感じてるんだよね・・・」

みたいな感じがあって、いつも二人で行動しているのかもしれません。

ちょっと可愛いです。

 

少し放り投げるようで申し訳ないのですが、フェイタンがなぜ母国語を話せるのかはご想像にお任せします!

でも、フェイタンは旅団メンバーとトランプでダウトをするシーンがありました(旧アニメ版)ので、仲がいいのだとは思いますよ(・・・あ、あの時フェイタントランプに参加してなかったな・・・まぁいいや)。

 

 フェイタンの実力の片鱗が見られるのはハンターハンター22巻!

『NARUTO』のキャラだと私は「大蛇丸」に似ているらしい・・・

 

昨夜は大学の時のサークルの後輩たちと3人で飲んでいました。

メンツはいつも遊んでいるメンツで、いつも通り他愛のない話をしていたのですが、その会話の中で

『NARUTO』のキャラだと自分は誰に似ているか?

という話題が出ました。ナルトの考察も始めた私にはなんともタイムリーな話題。

後輩2人からの評価だと、私は完全に

大蛇丸

に似ているらしいのです。その理由を聞いたところ「これは完全に大蛇丸だわ」と私自身も納得してしまいました。

今回はなぜ後輩たちが私を大蛇丸に似ていると評価したのかを、私の主に大学時代のエピソードとともに書いていこと思います。

 

 

大蛇丸とは?

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(引用:NARUTO 13巻143P/岸本斉史)

まずは大蛇丸の説明から。

大蛇丸とは大ヒット漫画『NARUTO』に登場するキャラクターの一人です。主人公のナルトと敵対関係にあり、序盤は「作中最強の悪役キャラ」かと思われていましたが、そんなことはありませんでした。

かつて「三忍」と称された木の葉隠れの里が誇る優秀な忍でした。しかし歪んだ理想を持っていた大蛇丸は里を抜け、自ら「音隠れの里」を作り出し、木の葉の里を潰そうと計画していました。

蛇のような見た目と、男か女かよくわからない言動(一応男です)から非常に不気味なキャラです。大抵悪役は死ぬというのが漫画のパターンですが、大蛇丸はなんだかんだ生き延びました。

 

そんな大蛇丸と私には共通点が多いそうなのです。

昨日後輩たちから言われたことと照らし合わせながら一つずつ見ていきます。

 

 

見た目

大蛇丸は肌の色が白くて頬が痩せこけています。子供の頃からそうではあったのですが、大蛇丸は体調が悪そうです。

私も常に元気が無く、二日酔いだったりすることが多くて顔色も悪く、そして痩せています。また一時期髪を肩より下ぐらいまで長く伸ばしていたことがあり、見た目が完全に大蛇丸だったのだとか。

さらに調べてみたところ、大蛇丸の身長が172cm、体重が57.3kgでして、これは今の私とほとんど同じ身長と体重なのです。

まず見た目からして私は完全に大蛇丸とのことでした。

 

 

独自のコミュニティを作りたがる

先述の通り大蛇丸は「音隠れの里」を作っていました。名目上は忍の隠れ里となっていますが、実態は大蛇丸をリーダーとしたテロ組織にすぎず、大蛇丸が人体実験などを兼ねて集めた忍たちで構成されていました。

大学での私は、サークルの中で「ジロギン海賊団」を結成していました。現行のサークルのルールや体制に不満があるものたちを集めて、合宿などでルールを無視して好き勝手に行動する集団でした。そんな無法者っぽい感じから「海賊団」と銘打っていました。私が船長です。

サークルを木の葉の里とするなら、ジロギン海賊団は音隠れの里のようなものです。サークルの意志に従わず、サークルに対する反乱分子たちを集めて行動する様は、大蛇丸が行った「木の葉崩し」そのもの。そしてそのリーダー的存在であった私は大蛇丸そのものでした。

組織に不満があるとすぐに自分の思いのままにできる独自のコミュニティを作りたがる、そんな私は完全に大蛇丸のということでした。

 

 

薬漬け

大蛇丸は部下のみならず自分自身にも実験を施していたり、三代目火影との戦闘で食らったりして、体がボロボロでした。そのため大量に薬を服用しており、薬漬けの生活を送っていました。

大学当時の私はニキビが酷く、ビタミン剤や皮膚科でもらった錠剤などを常に5種類くらい服用していました。そして顔にはプロアクティブを塗り、さらに手荒れもするので、ハンドクリームも塗りまくってました。

サークルの合宿でもこれらの薬を持参し、いつも通り使っていたので、普段の私の生活を垣間見た後輩たちからすると私は「薬漬けの男」だったようです。これは完全に大蛇丸。

ちなみにこの薬漬け生活のおかげでにきびはめちゃくちゃ良くなりました!なんだかんだプロアクティブが一番効果ありましたね、本当に。プロアクティブのCMに出演のオファー出そうかなって思ったほど良くなりました!

 

 

よく吐く

大蛇丸は口からいろんなものを出します。蛇や剣、自分自身も吐き出していました。

作中でもゼツから「口からゲロゲロとキモい奴だなぁ」と言われていましたね。

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(引用:NARUTO 14巻55P/岸本斉史)

私はよくお酒を飲むのですが、その分よく吐きます。トイレの個室から私の嗚咽の声が聞こえてくるのはしょっちゅうでした。その口から物を吐く様が完全に大蛇丸とのことでした。

 

 

部下の裏切り

大蛇丸はナルトの友・サスケを自らの部下に招き入れ(本当はサスケの体を奪い写輪眼を手に入れるためでしたが)、戦闘の訓練をさせていました。しかし、サスケとしては大蛇丸は自分が強くなるためのきっかけにすぎなかったので、十分な力を手に入れた時点で大蛇丸の殺害を決行しました。体がボロボロの大蛇丸では強くなったサスケには勝てず(大蛇丸が万全の状態だったらサスケが負けていたそうですが)、むしろサスケの体に取り込まれてしまいました。

「ジロギン海賊団」の全盛期には入団志願者まで出て、人数は20人ほどになっていたのですが、サークルは年次が上がるごとにフェードアウトしていく風潮があり、幹部学年が私たちの下の代に移ったくらい、だいたい3年生の後半くらいからジロギン海賊団の力が衰退してきました。私自身の看板としての力がなくなったのです。

すると「俺はジロギン海賊団の一員だぜー!」みたいに振舞っていた後輩たちが一人、また一人と脱退していき、私が卒業する頃にはジロギン海賊団は船長の私しか残っていませんでした。泥舟状態です。

段々とやさぐれつつあった私は

「あいつらは犬だ!サークルは所属としては微妙に脆弱なもの。その中で自分の確たる『居場所』を作ることで、『安心』が欲しいだけなのだ!その安心は私から貰わなくてもいい、誰からでもいいから『自分は何かに所属しているという安心』が貰えればいいと考えているのだ!あいつらは通りがかった客の誰にでも尻尾を振り、『人間の家庭』という居場所、すなわち『安心』を得ようとしているペットショップの犬同然なのだー!」

という感情に駆られ、ひねくれた大学生活後半を過ごしたのでした。

可愛がっていた後輩、部下に手の平を返され失墜していく私の様は、完全に大蛇丸のようです。後輩たちからもそう見えていたのでした。

 

 

 

これらの理由から、後輩は私のことを大蛇丸に似ていると評価したのでした。

うん、その通りだね。よく見ているよ、本当に。

大蛇丸は敵キャラだし、見た目も気持ち悪いしで、正直、「似ているね」と言われても「よっしゃー!俺は大蛇丸に似ているらしいぜ!これで女の子からもモテモテだぜー!」となるキャラクターではないのですが、ここまで共通項があると、もう清々しい気分で自分が大蛇丸に似ていることを受け入れてしまいますね。

 

本当は、シカマルか、カカシ先生が良かったのですが・・・そううまくはいきませんね、人生。

 

 

これを着れば私は完全に大蛇丸になるなぁ・・・

 大蛇丸のいいところは、他人の体に乗り換えることで何年でも生きられるし、若い姿を保てるということですが、私には出来ない芸当です・・・

大蛇丸の悪いところばかり引き継いじゃっているじゃあないか!

でも強くしぶとく、蛇のように生き抜いてやるぜ!!

 

【ハンターハンター】無限四刀流の人は念能力者だったのか?考察してみた!

ハンターハンターの初期設定では念能力の概念はなかったものと思われます。

 

しかし思い返すと、「こいつは念能力者だったんじゃないか?」と思えるキャラクターも多く、ヒソカやイルミはハンター試験時の奇妙な能力は念によるものだと発覚しました。

ハンター試験編の登場人物は、皆「何かしらのスペシャリスト」であることは言われていましたので、念能力なのかただの技術なのか、微妙なんですよね。

ただハンターハンターの世界では、そういうスペシャリストだったり、特殊な技能を持つ人は少なからず念能力を使っているとされています。

 

そんな「念能力者疑惑」をかけられているキャラクターの中にはあの「無限四刀流の人」もいます。彼が使った「無限四刀流」は念能力によるものなのか疑問に感じている方も多いようです。

 

そこで今回は無限四刀流の人は念能力者だったのか?を考察していきたいと思います。

無限四刀流の人とは?

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(引用:HUNTER×HUNTER 13巻125P/冨樫義博)

主人公のゴンが受けた278期ハンター試験の、3次試験「トリックタワー」にて、無限四刀流の人は登場しました。

でもゴンとは会っていません。彼はヒソカの前に現れました。幻影旅団のウヴォーギンに似ていますか別人です。

 

無限四刀流の人は、1年前のハンター試験でヒソカに半殺しにされた試験官で、「今年は試験官としてではなく、復讐者としてヒソカを待っていた」というかっこいい言葉とともに登場します。まぁ返り討ちにされちゃうんですけどね。

 

無限四刀流というのは、湾曲した4本の短刀をジャグリングのように回転させながら敵に投げつけて攻撃する武術。無限四刀流の人は習得するまでに半年間かかったそうです。

刀をキャッチするのが非常に難しい高度な技だそうで、ヒソカに傷を負わせることに成功しました。

しかし無限四刀流が初見のはずのヒソカに難なく刀をキャッチされ、無限四刀流を止められてしまい、無限四刀流の人は斬首されてしまいました(旧アニメ版では殺されずに、ヒソカの脅しで気絶しただけでした)。

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(引用:HUNTER×HUNTER 3巻43P/冨樫義博)

無限四刀流の人が念能力者だったのかどうかの言及は作中にありませんでしたが、試験中も念を使っていたと思われるヒソカに傷を負わせたことから、無限四刀流の人は念能力者だったのではないか?と考えられているようです。

ヒソカが「纏」を使っていたらまず普通の攻撃ではダメージは与えられませんからね。

 

では無限四刀流の人は念能力者だったのかどうか、考察していこうと思います。

念を使わなくてもできる?

無限四刀流はざっくり言うと「4本の刀を投げてブーメランのように攻撃する」というものであり、正直なところ、ハンターハンターの世界に登場する人物なら念能力を使わなくてもできてしまいそうです。運動神経抜群のゴンやキルアならヒソカ同様すぐに無限四刀流を攻略してしまうことでしょう。

 

無限四刀流の人は無限四刀流をマスターするまでに半年費やしたそうですが、もし半年費やすなら念の修行をして、基礎的な能力で戦った方がヒソカと善戦できそうな気がします。天空闘技場でのゴンはヒソカと念の基本技術のみで戦ってましたし。

だとすると無限四刀流で念能力を駆使する必要はなさそうです。

www.g913-jiro.com

実際に念能力なしで無限四刀流ができるか?

では現実的に、練習すれば無限四刀流ができるかというと、まず無理ですね。

無限四刀流の人が言っていたように刀をキャッチするのは非常に危険で難しそうですし、まずどういう回転をかければ投げた刀がブーメランのように戻ってくるのかわかりません。

 

そう考えると無限四刀流はかなり現実離れした技で、常人には習得は不可能だと思われます。

 

それにPCで「無限四刀流」と打っても一発で変換できないんですよね。Macでも無理です。「写輪眼」は一発で変換できるのにですよ。

写輪眼より無限四刀流はありえない離れ業ということです!無限四刀流の人は念能力者の可能性が高くなってきました。

試験官=ハンターではあるが・・・

ハンター試験の試験官はメンチやサトツさんのように、実際にプロハンターとして活動している人です。

しかし、トリックタワーは少し違っていて、試験官のリッポー自身は賞金首ハンターではありますが、彼が捕まえた服役囚たちが試験官として受験生を迎え撃っていました。

 

つまりトリックタワーにおいては例外的に囚人=試験官という構図になるのです。

リッポーは念能力を使えたとしても、囚人たちは念能力は使えないという場合は大いにありえます。

実際にゴンたちの前に試験官として現れた囚人たちは誰も念能力を使いませんでしたし(解体屋ジョネスに関しては無意識に念を使っていた可能性あり?)、念なしのキルアに異常にビビっていましたので、念の心得はなかったと思われます。

 

もし無限四刀流の人がプロハンターとして試験官を務めていたとしたら、あんな風に自分も前線に立って殺されるような真似はしないと思うのです。

安全なところから試験を見守るはず。

 

さらにハンター試験は毎年試験内容と試験官が変わるので、同じ試験官が立て続けに試験をすると対策を練られてしまう可能性が高いです。

無限四刀流の人は昨年ヒソカに半殺しにされているので、試験官を2年連続でやっているということになりますので、これは本来ないことではないかと。

 

さらにさらに、ハンターが司法取引を交わして囚人を使役することはよくあるそうなので、無限四刀流の人は今回はリッポーに、昨年は別のハンターに試験の手伝いとして雇われた囚人である可能性が高いです。

これなら、昨年ヒソカとハンター試験で遭遇している理由として自然だと思います。

 

無限四刀流の人はハンターではなく囚人で、囚人だとしたら念能力者ではない可能性が再び高まってきました。しかし、囚人は念能力者ではないと考えるのは尚早です。

囚人でも念能力は使える

同じ囚人でも、グリードアイランドにいたレイザーは念能力をバリバリ使っていました。

ですので囚人=念能力を使えないという考え方は間違っているかと思います。囚人でも念能力を使えるものはいます。

念能力で犯罪を犯していた人間なら使えてもおかしくないですよね。ゴンたちの前に現れたトリックタワーの囚人たちの中には念能力者はいなかったようですが。

 

思えば、無限四刀流の人は3次試験開始直後に試験官のリッポーとともに「出番か・・・」とドヤ顔をしていて、他の囚人たちとは少し格が違う感じを出していましたね。

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引用:HUNTER×HUNTER 2巻125P/冨樫義博)

画像の右側の輩が無限四刀流の人です。このことから無限四刀流の人は「念能力が使えるので、他の囚人より偉い立場にいた」とも考えられます。

タワー内でも一人でしたから腕に自信がある証拠ですし、念が使えるプロハンターたちから見ればヒソカが試験中に念を使っていることくらいすぐわかりますので、同じく念能力を使える無限四刀流の人を試験官としてぶつけた(本人からの志願もあったかと思いますが)と考えると諸々合点がいくと思います。

となると無限四刀流の人は念能力者だったということで答えになりそうです。

無限四刀流の人が念能力だとしたら放出系or操作系?

無限四刀流の人が念能力者だとしたら、手元から離れた刀をコントロールすることから、放出系と操作系の念能力を使っているかと思われます。無限四刀流が「発」になるわけですね。

 

しかし、特段すごい「発」ではありませんので、ヒソカに簡単に攻略されてしまいました。そんな無限四刀流の取得に半年もかかったことを考えると、無限四刀流の人はカストロのように独学で念を学んでしまったタイプでしょう。

プロハンターならこんなミスは犯さないはず・・・

関連記事:【ハンターハンター】カストロの強さはどれくらい?「分身(ダブル)」の念能力はかなり強い! - 私の名前はジロギン。

 

ヒソカからまたあのセリフが出てしまう・・・

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(引用:HUNTER×HUNTER 6巻197P/冨樫義博)

無限四刀流の人は念能力者?

ということで私の結論としては無限四刀流の人は念能力者ということになりました。

しかし無限四刀流の人はプロハンターではなく囚人であり独学で念を学んでしまったため、無限四刀流というお粗末な「発」を開発してしまったということだと思います。

 

なんにしてもまぁ「どうでもいいこと」なのです。無限四刀流の人が念能力者だろうがなんだろうがハンターハンターの作中に及ぼす影響は何もありません。

ヒソカが言っていたように無限四刀流の人について考えること自体「無駄な努力」でしょう。もうこの記事を読むこと自体無駄な努力です。

無限四刀流の人には悪いですが、彼のことを考えるより寝ていた方がマシです。おやすみなさい。

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(引用:HUNTER×HUNTER 3巻43P/冨樫義博)

 

ヒソカVS無限四刀流の人が読めるのは「ハンターハンター3巻」!!

【ナルト】「シカマルとチョウジの出会い」が超泣けて、朝から涙腺崩壊・・・

 

今回はNARUTOの考察、というより「NARUTOぼこのシーンがめちゃくちゃ良いんだ!」っていうシーンについて紹介しようと思います。今さら紹介するようなこともない有名なシーンなんですけどね。

今回紹介するシーンを始めて読んだのが、確か私が小学校高学年くらいの年でしたので、もう12〜13年前のことになります!年取ったなぁ・・・

このシーンを読んだ日、学校に行く前の朝にジャンプで読んだんですけど、感動して号泣してしまって、その日学校休んだんですよね笑

私のこれまでの人生、創作物でここまで泣いたことはありません。それはどんなシーンかというと・・・

シカマルとチョウジの過去

の話です。もう記事にするだけでも泣けてくるくらいい話なんですよこれが・・・

途中泣いてしまって書ききれるかどうか不安ですが、でも頑張って書きます。とその前に一応、

 

 

奈良シカマルとは?

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(引用:NARUTO 21巻53P/岸本斉史)

木の葉隠れの「奈良一族」の男性です。主人公・ナルトと忍者学校(アカデミー)を同期で卒業した忍でもあります。初登場時は地味な見た目でめんどくさがり、文句ばっかり言っているやさぐれ男のような感じでしたが、実はIQ200以上の超切れ者で、作戦を立てさせたら右に出るものはいないほど優秀な忍びでした。ナルトたちが初めて受けた中忍試験では、サスケやネジ、我愛羅といった期待の新人たちを尻目に、シカマルだけが中忍になりました。

九尾が封印されていたナルトは里の嫌われ者として幼少期を過ごしましたが、シカマルや後述のチョウジなどはよく遊んでいたようで、シカマル自身ナルトを気にかける描写が多々あり、文句を言いながらも、そんな優しさも持っています。

チョウジとは忍になってから一緒のチームとしてやってきましたが、面識はアカデミーに入学する前からあったようです。シカマルとチョウジ、彼らの出会いはシカマルの優しさ爆発で本当に泣けるのです。

 

 

秋道チョウジとは?

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(引用:NARUTO 21巻138P/岸本斉史)

木の葉隠れ「秋道一族」の男性です。シカマルと同様にナルトの同期です。体型は自称・ぽっちゃりしており、「デブ」と言われると激怒します。シカマルとは第10班として一緒に任務に就いていました。チョウジ自身は頭を使って戦うのは苦手そうですが、その分をシカマルの頭脳がカバーし、逆に肉弾戦などを苦手とするシカマルの代わりに、チョウジが体を張って戦うという持ちつ持たれつな関係があります。

幼い頃に知り合ったシカマルとの関係は青年になってからも根強く生きており、チョウジもシカマルも互いのことを深く信頼しています。

チョウジもナルトとは遊んでいた仲でしたが、ナルトからは馬鹿にされまくってました。ナルト自身悪口を言われたり、孤独を味わったり、辛い思いをしてきたっていうのに、ひどすぎるってばよ・・・

 

 

では私が学校を休むほど号泣した彼らの出会いのシーンについて紹介していきます。

 

 

シカマルとチョウジの出会い

 

コミックス21巻、NARUTO第1部のサスケ奪還編にて。

里を抜けたサスケを追うシカマルをリーダーとした小隊は、「音の四人衆」に苦戦を強いられます。チームメンバーだったチョウジは四人衆の一人「次郎坊」と戦闘になります。

チョウジは自らが最初の敵・次郎坊の足止め役を買って出ることで、シカマル、ナルト、キバ、ネジの4人を逃がしました。その理由はチョウジは優しい性格が故に自分に自信がなく、「仲間の中で自分が一番弱いから最初に犠牲になる」という覚悟で、少しでも仲間の役に立ちたいがためでした。チョウジを小馬鹿にしていたナルト、キバ、あたりも同じように考えていたようです。

 

そんなチョウジに対して次郎坊は「お前のようなクズはいつも馬鹿にされてこういう時も真っ先に捨て駒にされる」と侮蔑のような言葉を浴びせます。実のところ次郎坊の言葉に思い当たる節のあるチョウジは傷つきながらも、その中でシカマルのことを思い出します。

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(引用:NARUTO 21巻180P/岸本斉史)

シカマルはただ一人、チョウジが陰ながら強くなる努力をしていることも知っていましたし、ずっとチョウジのそばで一緒に戦い続けてことから「チョウジは次郎坊を倒し、必ず自分達を追ってきてくれる」と信じていました。みんなに馬鹿にされていたチョウジを支えてくれていたのは他でもなくシカマルの存在でした。

 

激しい戦いが続く中、チョウジはシカマルと初めて出会ったときのことを思い出します。

 

まだアカデミーに入学する前のある日のこと。

シカマルとチョウジはお互いに名前は知らなかったものの、近所の子供達と共に「忍者ごっこ」という二手に分かれて行う遊びに参加していました。しかしその中のリーダー格の子がチョウジに「お前はデブで鈍感だから、入ったチームは負けてしまう。」という理由を突きつけて仲間外れにしようとしました。

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(引用:NARUTO 21巻200P/岸本斉史)

そこでシカマルが一言

「人数が同じじゃないとゲームにならない。将棋だって同じ数の駒があるから面白いんだ」

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(引用:NARUTO 21巻200P/岸本斉史)

と言い放ちますが、リーダー格の子は「使えない駒なんて最初からないのと同じ」と子供とは思えぬ妙に辛辣なことを言い、チョウジはその場を後にしてしまいます。

 

とある建物の屋上で、チョウジは仲間外れにされてしまったことを父・チョウザに相談していました。その時チョウザは

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(引用:NARUTO 21巻201P/岸本斉史)

「でもお前は誰よりも優しい奴だ。いつかお前のそういうところを見てくれる友達がきっと現れる。そしてらお前はその友達を何よりも大切にして信じ合える仲間になればいい。」

とチョウジに言い聞かせました。

 

そこへシカマルがやってくるのです。

チョウジはシカマルに

「忍者ごっこは?」

と尋ねると、ここでシカマルが言うのです、

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(引用:NARUTO 21巻202P/岸本斉史)

「めんどくせーから抜けてきた」

 と。これです。もうこのシーンで大泣きしてしまったのです。涙ボロボロ鼻水ダラダラでしたよ!シカマル優しすぎだろって。

シカマルがチョウジの元に戻ってきたのは偶然だったとは思いますが、もしかしたらチョウザの言う通り、シカマルはチョウジの優しさを見抜いていて、他の連中と忍者ごっこをするより、チョウジを優先した方が今後いい関係が作れると考えたのかもしれません。

ちょっと打算的かもしれませんが、こういうマイノリティを尊重できるシカマルに感動すると同時にめちゃくちゃ憧れました。

 

普通に感動するシーンではあるんですけど、当時小学生だった自分の環境とこのシーンが相まって、私にとってはより涙腺崩壊なシーンに変わっていきました。

 

 

 

いじめ問題と力なき自分

やはりどの学校でもあるいじめ問題。私の通っていた小学校でも少なからずありました。私がいじめられていたというわけではなかったのですが、クラスに仲間外れにされてしまうような子たちがいたのです。高学年になるまでに、何人かそういう子たちと同じクラスになりました。

当時の私は、今以上に人間関係にドライな子供でして、クラスメイトの誰かに依存することもないし、だからといって誰かを極端に嫌うということもない、多分周りからしたらとっつきにくい少年でした。私は勉強がそこそこできたのでいじめられることもなかったのですが、クラスでは「ジロギンは誰とも仲良くはないけど、誰とでもそれなりに接してくれる」みたいな、いまいち微妙な立ち位置にいました。だからいじめや仲間外れに加担することもなかったですし、一方で積極的にいじめられっ子たちを守るということもしていませんでした。

それでも、そんな私を拠り所として、いじめられっ子たちはやってきました。私が思っていた以上に辛かったんだと思います。私は彼らに特別何かをしてあげるとかはなかったのですが、普通に友達として遊んだりゲームをしたりしていました。当時私にできたことといえばこれくらいでしたが、中にはいじめに耐え切れず転校してしまう子も何人かいたのです。

 

そんなことを経験していた当時、シカマルの行動を見たときに「自分がいじめられたり仲間外れにされてしまった子たちのことをもっと真剣に考えて接してあげられれば、彼らも転校なんてせずに済んだのではないか?」と思い返してしまいました。後悔というか、何もできなかった自分の力のなさに対する悔しさが、異常なまでに湧き上がってきてしまったのです。

しかも、当時のシカマルの年齢が12〜13歳でちょうど当時の私と同い年だったこともあり、より影響を受けてしまったんですよね。そして大号泣というわけなのでした・・・別に学校に行きたくなかったわけではないのですよ。

 

 

だいぶ昔の話だっていうのに、未だにこのシーンを読むと・・・というか思い出すだけで涙が出てきてしまうのです。

NARUTOの第1部は、なんていうんでしょう、ナルトなど作中の子供たちの悩みや生活は現実の少年少女の生活にリンクしている部分があり、カカシ先生などの作中の大人たちの生活は、現実の社会で働くこととリンクしている部分がありました。つまり読者がめちゃくちゃ共感してしまいそうな描写が盛りだくさんだったんですよね。だから私もNARUTO好きで、どハマりしてましたし、号泣してしまったのです。

未だに私は人間関係に対してドライな人間ではありますが、何もできなかった力なき小学生時代より、少しは守れるものが増えてきたような気がします。シカマルとチョウジの出会いのシーンを読んでいなかったらこんなことを思いもしない、冷たい人生になっていたかも。

 

ダメだ・・・今ももうすごい泣いちゃってる。なんでだろう、もうこれジジイになってもこのシーンで泣いちゃうだろうな。もうね、私の涙腺をつかんで離さない!シカマルもチョウジも大好きダァァー!

 

朝っぱらから号泣だよぉ・・・体は大きくなっても心は変わらないのかな?あの日の、シカマルとチョウジの出会いのシーンを読んだ、小学校に行く前の朝のように泣いている私・・・

だから、今日会社休んでもいいかな?

 

 

【ハンターハンター】個人的にイケメンだと思うキャラクターランキングベスト7

先日はハンターハンターに登場する個人的に可愛いと思う女性キャラクターランキングベスト7を作りました。

関連記事:【ハンターハンター】個人的に可愛いと思う女性キャラクターランキングベスト7! - 私の名前はジロギン。

 

私の主観が入りまくりで、お見苦しいところもあったかと思います。

その記事の中で、今度はハンターハンターに登場する個人的にイケメンだと思うキャラクターランキングも作ると約束しましたので、この度、作っていこうと思います!

 

やはりこのランキングも個人的なランキングではあるものの、私は男ですので、ランキングに入ったキャラをフェチ的な視点では選んではいません!

女性キャラクターランキングよりは客観的に考えて作ったつもりです。

今回もベスト7まで決めました!ハンターハンターは男性キャラの方が多いんですけど、その分ランキングの枠は少なくしてシビアな視点で決めました!

 

男の視点でいう「(こいつは漢気があるから)イケメンだ」ということではなく、俗に言うイケメン、つまりルックスの良さを最重要項目としてランキングにしてあります!

だからゴレイヌさんなどはランクインしていません、ゴレイヌさんファンの方々には申し訳ないです。

 

それでは早速参りましょう!

第7位:シャルナーク

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(引用:HUNTER×HUNTER 11巻87P/冨樫義博)

幻影旅団の頭脳・シャルナークが第7位です。「携帯する他人の運命(ブラックボイス)」を念能力とし、他人にアンテナを指して携帯電話で操作することを得意としています。

 

作中ではイケメンだと周りから言われるような描写はなかったですが、普通にイケメンですよね。

曲者ぞろいの旅団の中で一人異常な爽やかさを放っていて、逆に異質です。

口調も好青年そのもので、まさか簡単に人を殺してしまうような残虐性を持ち合わせているとは思えませんが、シャルナークもA級の賞金首。

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現実でも事件を犯した犯人がイケメンだったり美女だったりするとファンがつくこともあると聞いたことがありますので、シャルナークファンクラブもありそうですね。

 

しかもシャルナークは身長180cmで高身長イケメンでもあるんですよね。

身長もそんなに大きく描かれてなかったんですけど、シャルナークはルックス面で恵まれまくっています。

 

クロロがいない時の旅団メンバーをまとめ上げる冷静さと頭脳を持っていることからも、シャルナークを7位にしました。頭いい男もモテますよね。

第6位:シャウア=プフ

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(引用:HUNTER×HUNTER 25巻125P/冨樫義博)

第6位は、キメラ=アント王直属護衛軍の一人・プフです。

キメラ=アントとしては珍しく、人間に近い姿を保っていました。

背中には蝶のような巨大な羽は生えており、頭には触覚もありましたが。

 

プフキメラ=アント編では参謀的な立ち位置で、裏で暗躍していました。

やはりですね、この上の画像の表情が、非常にいいんですよ。クソイケメンなんですよプフは。でもこういう顔芸もやるんです。でもイケメンなんですよ。イケメン顔芸人なのです!

 

ハンターハンターのイケメンキャラで顔芸をやるキャラはほとんどいません。

イケメンなのに顔芸をやるけどそれでも尚イケメンというプフは、かなり高レベルなイケメンだろうということで、シャルナークより上の6位です。

ただプフは精神的に不安定な面が多くみられ、付き合うとしたら面倒臭そうなのと、メルエム一筋なので、女の子に興味持ってくれないかも。でもイケメン。

第5位:ヒソカ

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(引用:HUNTER×HUNTER 16巻105P/冨樫義博)

第5位はヒソカです!ヒソカと言っても普段のヒソカではなく、水浴びをして髪を下ろし、メイクを取った時のヒソカ。

奇術師状態のヒソカはイケメンなのかどうかすらよくわからず、しかもプフ以上に顔芸をやってばかりだったので、イケメンランキングに入る要素は見受けられませんでした。

しかし、グリードアイランド編で水浴びをしていたヒソカは超イケメンでしたね!ビスケが見入るほどでした・・・下の方にですが・・・

 

ヒソカもメイクをしないで普通にしておけばすごいモテるんでしょう。

ヒソカはマチのことが好きみたいですので、マチにもこの状態で接すればモテるんじゃ・・・いや、旧アニメ版では、髪を下ろしたヒソカがマチを食事に誘っても断られてましたね・・・残念♣︎

第4位 クラピカ

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(引用:HUNTER×HUNTER 33巻206P/冨樫義博)

クラピカは男か女か二つの説に分かれるのですが、男物のスーツを着ていることと、普段は自分のことを「私」と呼んでいますが、ところどころ「俺」と呼んでいることもあるので、今回は男とみなします。多分クラピカは男だと思うんですよね。

 

中性的な顔をしているクラピカですが、最近は男性ホルモンドバドバな顔よりも、クラピカのような顔の男性の方がモテるのではないかなと思いまして、4位にしました!

 

クラピカは頑固で自分勝手なところがありますが、ルックスは抜群だと思います。

女装したら男だとバレないレベルで中性的っていうと相当可愛い系男子ですよね。

しかも最近、冨樫先生の絵柄が変わって、より女性っぽくなりました。

 

まだクラピカは20歳くらいなので、これからヒゲとかも生えてくるかもしれませんが、それはそれでギャップがあってカッコよくなる・・・って恵まれすぎだろ!少しイケメン要素を分けてくれ!

第3位 カストロ

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(引用:HUNTER×HUNTER 6巻157P/冨樫義博)

忘れられがちですが、この男はガチのイケメン!カストロ!

もはや人間離れしたキャラクターが多かった天空闘技場の中で、異様にイケメンだったカストロ!周りとの対比もあって、より一層イケメンに見えました!そうでなくともカストロは明らかにイケメンに描かれています。

 

カストロは「イケメンキャラ=死ぬ確率は低い、けどヒソカに呆気なくやられる」という冨樫先生が読者の予想を裏切るために生み出した最高のキャラクターだと私は思っています。

 

しかも、自分の楽屋に忍び込もうとしたキルアを大人な対応で叱ることもなく華麗にスルーし、ヒソカの挑発に対して動揺したものの、過剰に怒りをあらわにすることもないという聖人っぷりでした。

天空闘技場はテレビ放送もされているようですから、カストロの女性人気は凄まじかったはずです。しかも髪もサラサラそうですからね。モテる要素を併せ持ってモテ男です。

 

カストロについては別記事でも紹介してますので、そちらもどうぞ!

関連記事:【ハンターハンター】カストロの強さはどれくらい?「分身(ダブル)」の念能力はかなり強い! - 私の名前はジロギン。

第2位:クロロ=ルシルフル

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(引用:HUNTER×HUNTER 11巻136P/冨樫義博)

はいもうね、ハンターハンターのイケメンといったらやっぱりクロロでしょうね!

 

普段はオールバックで中二病コートに身を包んでいるクロロ!この姿もイケメンなのですがどちらかというとワイルド系でした。

ヨークシンシティ編では一時的に髪を下ろしてスーツ姿になりましたが、この姿だとクソ爽やかイケメンサラリーマンでした。

頭に包帯を巻いているのが気になりましたが、そんなことはいいのです。イケメンなら何でも許されるのです!ワイルド系も爽やか系も両方こなせる「イケメンの両性具有」というべき存在、それがクロロです!

 

実際にクロロは幻影旅団の女性陣、マチ、パクノダ、シズクからも好かれまくっていて、クロロがクラピカに捕まった時、女性陣はみなクロロを助ける派でした。

フィンクスとかはそんなクロロに嫉妬してしまい、クロロを殺して旅団存続の意見を断固として譲らなかった・・・のかも?絶対旅団内でも恋愛あるだろうな。大学のサークルみたいに。

関連記事:ハンターハンターのクロロさんモテモテすぎ!クロロのことが好きなキャラをまとめてみた! - 私の名前はジロギン。

 

そんなクロロでも2位!ハンターハンターにはクロロを凌ぐイケメンがいました!

まぁ、クロロは最近鼻がおかしなことになっちゃってましたからね・・・

www.g913-jiro.com

第1位:謎のハッカー

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(引用:HUNTER×HUNTER 11巻169P/冨樫義博)

第1位は謎のハッカーです!白い髪、白い服、そしてタバコをふかしている、突如登場し、謎のイケメンっぷりを発揮していった彼、彼こそハンターハンター随一のイケメンキャラだと私は思います!

 

彼について説明しておきましょう。登場するのはコミックス11巻です。

殺害されたウボォーギンの鎮魂のため、マフィアンコミュニティーに攻撃を仕掛けた幻影旅団。旅団はメンバーのうちでマフィアが懸賞金を設定していたメンバーと団長のクロロに関して、コルトピの能力でフェイクの死体を作り、マフィアに旅団が全滅したと誤認させることで、その場を後にしました。

 

翌日、旅団の死体をもとに、旅団の身元をPCでハッキングなどをして探っていたとみられるマフィアンコミュニティ側の男・・・それが彼!謎のハッカーです!

 

「あそこなら それがない」という指示語満載でちょっと何言っているのかわからない決めゼリフと、決めポーズを披露しまいした。彼には名前はなく、その後も登場していません。

 

圧倒的登場シーンの少なさでもこのイケメンっぷりは、間違いなく最強のイケメンでしょう!

彼に関してはルックスでの評価のみ!活躍シーンとか、心理描写とか、性格、頭の良さなど他の要素は一切なし!それを加味すると、この謎のハッカーこそ最もイケメンであるという結論に至りました!

 

こっちの方がイケメンに写ってます。

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(引用:HUNTER×HUNTER 11巻169P/冨樫義博)

ということで私が選ぶハンターハンターのイケメンキャラクターランキング1位は,

謎のハッカーになりました!

 

いやぁ今回のイケメンキャラランキングはですね・・・可愛いキャラランキング以上に賛否ある内容になったと思います。

クロロもカストロもイケメンですからねぇ。そしてまた名もなきモブキャラが1位という始末。

でも冨樫先生は本当にこういう謎のハッカーみたいな印象に残るモブキャラを描くのがとても上手いと思うのです。私はハンターハンターのモブキャラ達に意識を引っ張られがちです。

 

可愛いキャラを決めるのは男性視点からすれば結構簡単なのですが、イケメンを決めるのはやはり女性視点の方が簡単に決まるような気がします。なかなかうまいこといきませんでしたね。私ではそのキャラがイケメンかどうか、判断を正しくできていないです。

 

でもまぁ今回ランキングに上がってきたキャラクターが、ハンターハンターのイケメンキャラであることは間違いないかなと思います。

キルアとかカイトとか入れようかなと思ったのですが、このランキング上位陣には少し敵わないかなと思いました。カイトは帽子をかぶっていて素顔がどんな感じか分かりにくいですし。十分イケメンなんですけどね、キルアとカイトは8位と9位ってことで!

 

イケメンキャラに関しては、こういう視点でハンターハンターは見たことがなかったため決めるのが難しかったです。

考察をしていく上では、もっと多角的な視点を持たねばならんなぁ・・・男に対して漫画のキャラクターとはいえ「あら、なかなかイケメンじゃない・・・」という感情を持つのは難しいです。

 

謎のハッカーが登場するのは「ハンターハンター11巻!」

クロロVSゾルディック家の一戦も載っていて私のおすすめの一冊です!