私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、裁判傍聴のレポートなどを書いている趣味ブログです!

【ハンターハンター】ゼノ=ゾルディックのプロフェッショナル〜仕事の流儀〜

暗殺一家ゾルディック家。

ハンターハンターの世界では超有名な殺し屋の一族で、その自宅は観光地になっているほど。

また、ゾルディック家の面々は巨額の懸賞金が懸けられており、彼らが写っている写真だけでもかなりの値段で取引されるといわれています。


現在の当主シルバ=ゾルディックの父、そしてその子であるキルア=ゾルディックの祖父にあたるのがゼノ=ゾルディックです。

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ゼノはすでに60代後半という年齢ながら「生涯現役」を掲げ、未だに殺し屋として活動をしています。

作中でも幾度かゼノの仕事の様子を描くシーンがありました。それらのシーンではゼノの仕事の流儀、まさにプロフェッショナルな信念や覚悟が感じられるのです。

 

今回はゼノ=ゾルディック、殺し屋としての仕事の流儀を紹介したいと思います。

作中で見せるゼノの姿から、「プロの在り方」みたいなものを学べますよ!

信用ある仲間とのみ仕事を遂行する

ヨークシンシティ編にて。

幻影旅団がオークションに出品される財宝を狙っているという情報が流れ、十老頭呼ばれるマフィアのボスのような人たちは複数の殺し屋たちを雇い、幻影旅団の暗殺を依頼します。


そこに参加したシルバ、そしてゼノ。

殺し屋たちは悪名高い幻影旅団と戦うには共闘する必要があると考え、各自本名ではなく色でコードネームを決めて呼び合うことを提案します。

しかしゼノは「まるでごっこじゃの。」とその提案を一蹴!共闘しない方針を示しました。

ゼノは誰とも組まず、息子のシルバとのみ共闘します。


これはゼノが、いわゆるコミュ症だからというわけではなく、クラピカが言ったように「拙い連携は混乱を招くだけ」という考えに則ってのものだと考えられます。

息子のシルバとは数十年の付き合いで幾度も仕事を共にしている仕事仲間でもあります。

お互いにどのような能力を持ち、考え方をしているのかをしっかり理解しているので、強力な連携ができるでしょう。


しかし、この場で初めて合った者同士では、互いの理解が足りず、勝てる戦闘も勝てなくなってしまう場合も考えられます。不安要素はあらかじめ取り除いておくのです。


その場にいた団長の手刀を見逃さなかった人なども連携することには「互いに流儀も考え方も違う」と反対していることから、実力ある者にとっては信頼できる者以外との連携は、逆に足を引っ張り合うだけということを理解しているのです。


あくまで仕事は信頼できる仲間とのみ実行し、成功率を100%に近づける。
これがゼノのプロフェッショナルとしての考え方です。

同業者への挨拶は欠かさない

先述のように、ヨークシンシティに集まった殺し屋たちに「ごっこ」と侮蔑に近い言葉を浴びせたゼノ。

しかし、彼らも同業者。別の機会でまた仕事を共にしたり、場合によっては情報交換ができる可能性もあります。

そのため、ゼノは自分の名刺を渡す、そして仕事の依頼は3割引で請け負うという営業活動まで行っておりました。

抜け目ないというか、さすがは自営業、ここぞという機会は逃さない。

ただ仕事を請けるだけでなく、次回以降の仕事も獲得しようとする姿、これはプロですね。


ちなみにシルバは最後まで冷たい姿勢でした。

お父さんに営業は任せているということでしょう。まだ甘えが見えます。

 

同業者を見下すのは自分にとって不利になる可能性もある。そういうことを考えて先回りできる、これもゼノのプロフェッショナルとしての考え方です。

殺し=仕事と割り切る

またもヨークシンシティ編。

幻影旅団団長・クロロの居場所を突き止め、戦闘になったゼノとシルバ。

クロロの能力は未知数でしたが、ゼノの命を賭した攻撃とシルバのサポートでクロロを追い込みます。


同時刻に、クロロはゼノと同じゾルディック家で孫にあたるイルミ(その弟のカルト、そしてゼノの祖父にあたるマハも同行)にゼノとシルバの雇い主にあたる十老頭の暗殺を依頼していました。

ゼノとシルバがクロロを始末するより早くイルミたちが十老頭を始末してしまったため、実質的にゼノとシルバの雇い主はいなくなりました。

 

すると早々戦闘を止め、その場を立ち去ろうとするゼノとシルバ。

クロロは不思議がり「殺らなくていいの?」と聞きますがゼノは


「お主ワシらを快楽殺人鬼と勘違いしとらんか?これはビジネスじゃ。ワシはタダ働きもタダ死にもまっぴらじゃ。」

 

と言い残します。

 

ゼノたちにとって殺しとはあくまでも仕事に過ぎない。ターゲットに個人的な感情は抱かず、依頼主の指示通りに始末するのみ。それ以上でも以下でもない。

そう割り切っているので、依頼主が死んだ段階で、ゼノたちにとってターゲットを狙う理由は無くなるのです。

 

無闇に力を振るわない。もちろん私情に任せて使えば強力な力を持っているのですが、仕事にしか使わない。

殺しは仕事に過ぎず、そのためにしか能力を使わないと割り切っているあたりはまさにプロフェッショナルと呼ぶべきでしょう。

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知り合いからの依頼でも仕事を安請け合いしない

キメラ=アント編にて。

ハンター協会会長ネテロは、王・メルエムと1対1での戦闘に臨むため、王を守る護衛軍たちと王を分断するため、ゼノに仕事を依頼します。


直接護衛軍と戦闘するわけではなく、あくまで分断するだけの仕事でしたが、作中では、ネテロは巨額をはたいてゼノに依頼したと明示されていました。

ネテロはゼノよりもだいぶ年上です。ゼノが乳飲子の時からジジイだったそうなので、倍くらいの年齢差があったでしょう。

さらにゼノとネテロには、ゼノに「毎回泣かされる」と言わしめるほどの実力差もあります。


年上で腕っぷしも上の相手に対しても、巨額の依頼金を請求するゼノ。

普通そんな相手にならば、間違いなく値引きするか、もはやタダで請けてしまうとのろですが、ゼノはしっかり相当な額を取りました。

 

先述の同業者に対する値引きの件もありますので、知人であるネテロにも値引きしている可能性はあります。

しかしネテロ的にも巨額と感じるだけの金額を請求しています。

これはいかに知り合いだとしても1人値引きしてしまうとその噂が広がって次々に値引き交渉をしてくる輩が増えるためです。

まるで1匹の野良猫にエサをあげると次々と他の野良猫たちが寄ってきてしまうように。


たとえ知人だとしても安請け合いすれば、次々安く仕事を請けることになり、結果安い給料で高度な依頼を請けなければならないことになる。それはプロとは言えません。駆け出しの頃にやることです。

自分の質を落とさないためにも、誰であっても安請け合いはしない、これがプロの流儀です。

 

ちなみに、過去にゾルディック家の次男・ミルキが父のシルバに「15人殺るから150億ほど貸してくれ!」と相談を持ちかけています。

ミルキは引きこもりっぽいタイプで、そんなに暗殺の仕事をしているとは思えませんが、15人殺せば150億貰えるだけの殺しのテクニックがあるとあうことです。


ゾルディック家がどの家族が担当するにしても一律で同じ額で請け負っているのか、それとも各自の技量に応じて金額が変わるかどうかわかりませんが、現役で戦闘を行うゼノの方がミルキより高い金額で請け負っていると考えるのが自然です。

しかもキメラ=アントの上位実力者たちと相対するということは150億では済まない金額を請求している可能性が高いですね。

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本当に仕事以外の殺しはしない

ネテロの依頼でキメラ=アントたちの根城となった城に「龍星群(ドラゴンダイブ)」で無数の龍の矢を落としたゼノ。


この龍の矢に、念能力を使えない一般人であるコムギが当たってしまい、瀕死の重傷となってしまいます。

仕事を終え、帰ろうとしていたゼノ。

そこに現れたキメラ=アントの1匹、ヂートゥに


「家業を継いで初めて一般人を殺してしまったかもしれない」

 

とショックを隠しきれない様子で、ネガティヴな気持ちを吐露していました。

敵であるキメラに心情を打ち明けるあたり、これは相当ショックだったと見えます。


家業を継いで以来ということは、ゼノもキルア同様10代から殺し屋として働いていたとすると50年以上ターゲットのみを始末し、それ以外の人たちには手を出さなかったということになります。

50年積み上げてきたことが崩壊するというのは非常にショックです。

 

私は50年生きていないのでわかりませんが、1年でも積み上げてきたものが崩れるのは嫌な気分になると思います。

例えるなら長年育てたペットが死んでしまうという感情に似ているかもしれません。


自分は快楽殺人鬼ではなく、殺し屋という自覚のもと、仕事として以外は殺しは行わない。

そういう価値観を50年以上持ち続けてきた、ゼノのプロとしての一面が垣間見れたシーンでした!

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ゼノはプロ意識の塊

まとめると、ゼノのプロとしての流儀は、


・信頼ある仲間とのみ仕事を成し遂げる
・同業者への挨拶は欠かさない
・殺し=仕事
・仕事を安請け合いしない
・本当に仕事以外で殺しをしたことはない


ということになります。

 

ゼノの仕事は殺し屋という特殊なものですが、この仕事を皆さんの今行っている仕事に当てはめれば、参考になる部分があるのではないかと思います。


特に自営業の方なら参考になるのではないかなとか個人的には思います。

 

しかし…しかしです…残念なことに、作中でゼノは…


一度も任務遂行出来ていないのです…


幻影旅団暗殺も依頼主死亡のため途中断念。王と護衛軍の分断もそれほど苦労せず行え、コムギという一般人を負傷させる。

作中描写ではゼノの任務遂行率は0%…これはプロとしてはどうなのかなと…

 

おそらく描かれていないところでの仕事は、とても高い成功率でこなしているんでしょうね!うん!そう!そうに違いない!!!

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プロ意識というのは、なかなか持ちにくいものだと思います。

自分は何かのプロなんだという意識は大切です。普通の方でも、「今やっている仕事や趣味のプロである」という意識を持つと、成果が出たり、今以上に頑張ってみようという気持ちになれると思います。


私も、まぁ程遠いですが、プロのブロガーのような気持ちでブログを書こうと思います!!

 

ゼノの強さが見れるのは11巻!

 

 


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【ハンターハンター】キルアの爪はシンプルな能力だけどかっこいい!

ハンターハンターの記事です。
ハンターハンター序盤、特にハンター試験らへんは念能力の概念が説明されておらず、人間離れした技を使う人たちは、「なんかそういう特殊技能を持った人たち」みたいに描かれていました。
ヒソカとイルミ(ギタラクル)については恐らく念能力をある程度駆使していたような感じでしたが。

 


ハンターハンターの作品全体でで私が1番好きな技は、念能力ではなくこのハンター試験編に登場する技術のひとつです。何かというと、


ゴンの親友・キルア=ゾルディックの爪

 

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です。
キルアの爪がめちゃくちゃかっこいい!
シンプルなんですけど、ゆえにかっこいい!

 


キルアは暗殺技術を向上させるために手に肉体改造のようなものを施し、爪を鋭利にする能力を手に入れたとみられています。
キルア曰く「ナイフより切れる」ということで、序盤に登場した割には後半まで割と重宝されていました。

 

 


何と言ってもかっこいいのはキルアの代表的なシーンとなった、死刑囚・解体屋ジョネスの心臓をすれ違いざまに抜き取ったシーン。

 

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自慢の爪を使い、音もなくジョネスの心臓を盗み、握りつぶしました。私はこのシーンを幼い時アニメで見ましたが、すごく衝撃的だったのを今でも覚えています。


ちなみにキルアの父、シルバはキルアよりも上手く、血を一滴も出すことなく心臓を盗み出せるとのこと。どうやってやるんだよ…

 

 


さらに幻影旅団で団長のクロロ以上のパワーを誇るマチの胸を貫きました!
マチの胸…ゴクリ…

 

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キメラアントとの戦闘の際にもこの爪を使いました。まだキメラアント達が念を使えるようにる前のこと。蚊女と戦った場面です。


キメラアントは念を纏わなくても非常に硬い皮膚を持っています。兵隊長クラスのラモットですら、ゴンのジャンケングーが直撃しても意識を失うことなく生きていました。キメラアント達の硬さはどの種にも当てはまるようです。

 

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キルアが戦った蚊女もそれなりの硬さはあったはずですが、キルアは爪を使って顔面を簡単に引き裂いてしまいました。

 

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キルア自身も念のコントロールができるようになり、普通の攻撃力をハンター試験編の時とは比較にならないと思いますが、それでもキメラアントの皮膚を引き裂く爪の鋭さは健在といったところでしょう。ナイフより切れますね確かに。

 

 

 

 


念能力ではないので目立たないキルアの爪ですが、個人的には1番好きな能力です。もし私がハンターハンターのキャラクターの能力が使えるとしたら、間違いなく選びますね。だってかっこいいから!

 

シンプルイズベスト!そんなことをキルアの爪からは感じさせられました!

 

 

 

 

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【ハンターハンター】団長の手刀を見逃さなかった人の「敵をリスペクトする心」はいじめをなくす?

以前もご紹介したかと思います。
今回は私がハンターハンターで最も愛しているキャラクター


団長の手刀を見逃さなかった人


に関する記事です。

 

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彼の何を好きかというと、この団長の手刀を見逃さなかった人は、初登場した際の強キャラ感を醸しながら、「こいつは間違いなく殺されるだろう」という読者の期待を裏切ることなくクロロの咬ませ犬になるという仕事を成し遂げた、なのにも関わらず名前のないモブキャラクターという素晴らしいキャラクターなのです。
大胆かつ謙虚!理想的な人間だと思います。

 

自らを「殺人中毒者」と称する団長の手刀を見逃さなかった人ですが、彼の言動は


「敵に対するリスペクトの気持ち」


が前面に見られ、私たちも見習わなければならないと感じました。
そこで今回は、


団長の手刀を見逃さなかった人に学ぶ、敵をリスペクトする心


について書こうと思います。

 

 

 

団長の手刀を見逃さなかった人とは?


ピンとこない方もいらっしゃるかと思いますので、まず彼のことについて紹介しましょう。


ヨークシンシティで行われるオークションに出品予定の品が幻影旅団という盗賊団に盗まれるという情報が入りました。


手強い幻影旅団を始末するために雇われた腕利きの殺し屋たち。その中に団長の手刀を見逃さなかった人はいました。

クラピカ曰く、「伝説の殺し屋ゾルディック家に何とか対抗できそう」なほどの実力者で、当時のゴン、キルアより実力は上だった可能性があります。

団長の手刀を見逃さなかった人は、ノストラードファミリーの娘・ネオンから占いの念能力を気絶させて奪おうとした幻影旅団団長・クロロの手刀を見逃さないほどの眼力を見せ、強キャラ感を醸し出しました。このシーンから彼は「団長の手刀を見逃さなかった人」と呼ばれるようになりました。

この時の手刀を見逃さなかった人のセリフ

 

「恐ろしく速い手刀…俺じゃなきゃ見逃しちゃうね!」

 

は、ハンターハンターの名言の一つとして語り継がれていたりいなかったり。これもリスペクトしてる言葉ですね!


とりあえず団長の手刀を見逃さなかった人は幻影旅団を仕留めるために雇われた殺し屋の一人という認識で良いです。

団長の手刀を見逃さなかった人は「敵」と定めたクロロに対するリスペクトや賞賛の気持ちがとにかく強いです。
そのリスペクト、賞賛の気持ちが表れた彼の言葉を紹介していきます。ここからが肝心!

 

 

 

 


「本気で打てばあの娘の首くらいわけなく落とすだろう…」


クロロの手刀を「恐ろしく速い」と評した後に続くセリフです。
見きれないほど速いスピードのクロロの手刀を「本気ではない」と評価し、さらに「女の人の首くらいならわけなく落とせる」という最高の評価をしています。

例えばナイフを使ったとしても、細い女性の首とはいえ、一発で切り落とすことは不可能です。
日本刀ならば出来るかもしれません。
刀…すなわち手刀の域を出て、もはや刀に近い鋭さと威力を持っているという評価は、手刀を評価するのにこの上ないものだと思います!

団長の手刀を見逃さなかった人のクロロに対するリスペクトが見受けられます。

 

 

 

 

 


「とんでもねぇ上玉だ…血が騒ぐぜ…」


クロロの手刀を見て、団長の手刀を見逃さなかった人がクロロに対する評価を固めました!
上玉です!上玉!
普通の玉ではなく上です!上カルビみたいなものです!普通の人ではなかなか手が出しにくいです!

「殺してぇ〜なぁ〜あいつのことをさっ!」
などという快楽殺人者キャラにあらがちな言葉を使わず、敵を上玉と評するあたり、自分の感情を優先せず、あくまで相手を立てているようなセリフから、団長の手刀を見逃さなかった人のリスペクトが感じられますね。

 

また血が騒ぐけれど、その場で暴れることなくこの後クロロをつけ狙う団長の手刀を見逃さなかった人ですが、これもリスペクトを感じます!
もし血が騒ぐのを止められず、その場で暴れてしまえば騒ぎになり、クロロも戦う気が失せてしまうでしょう。
クロロも戦闘狂ですから、この時ばかりは強いやつを求めていました。そういったクロロの感情を優先し、1対1で戦う空間を提供することこそがリスペクトだと私は感じ、この情景からも手刀を見逃さなかった人のリスペクトを強く感じました。

 

 


「匂う…匂うぞ…血の道標…わざと垂らしそして拭く…同類にのみわかる程度に香るように…」

 

クロロの仕掛けた誘導するトラップにわざとかかる団長の手刀を見逃さなかった人。
これは、せっかく血を垂らし、そして拭くということをして自分を誘い込む罠をクロロがしてくれたというのは、すなわち「パーティ会場への招待状をくれた」ということに等しいのです。

この血の道標を無視して別ルートからクロロに襲い掛かるというのは、例えると「御出席、御欠席の御と御欠席を消さずにパーティに出席する旨を返信する」というくらい失礼な行為なのです。
せっかく相手が用意してくれたものには、ルールに従って乗ってあげる、これも団長の手刀を見逃さなかった人のリスペクトです。

 

 

 


「おい!あんた…なぜだ!?なぜ俺は…まだ生きてるんだぁ〜!?」


このセリフは団長の手刀を見逃さなかった人が死ぬ直前に放ったセリフです。
「密室遊魚(インドアフィッシュ)」というクロロの能力で「念魚が消えるまで死ぬことはできない」状態にされ、拷問されたと思われる団長の手刀を見逃さなかった人。

この死に際のセリフからはリスペクトの気持ちは感じられそうにありません。
しかし、団長の手刀を見逃さなかった人の気持ちになって考えてみてください!

普通自分を拷問し、嬲り殺そうとしている相手がいたらどうするでしょう?
私なら「罵倒」すると思います。
多くの方がこのような行動をとるのではないでしょうか?いや取るはずです。

しかし団長の手刀を見逃さなかった人の言葉をみてください!一切罵倒の言葉はありません!

死力を尽くして戦った相手に負け、捕まった自分が悪い。そういった武士道に近い潔さがあるからこそ罵倒の言葉は出てこないのでしょう。
結局団長の手刀を見逃さなかった人は死んでしまいますが、彼は最後まで敵に対するリスペクトを忘れませんでした。

 

 

 

 

みなさんにも「敵」や、そこまではいかないけど「ライバル」みたいな人はいますでしょうか?
私は…いないと言いたいところでしょうが、実はいます!いっぱいいます!

 

 

そんな自分にとっての「敵」とみなさんはどのように接しているでしょう。
直接会うときは仲良くしていても陰口を言ったり、目立たないところで嫌がらせをしたり。
逆にされているということもあるかもしれません。

どちらの立場にあったとしても、この敵対関係の間には団長の手刀を見逃さなかった人のような敵に対するリスペクトが感じられません。
ストレス発散のように感じます。
リスペクトする心があれば、正々堂々と戦うはずです。


さらに言えば、リスペクトする心があれば「敵」の存在も変わると思います。

 

今みなさんが「敵」と見なしている人に対してリスペクトの心はありますか?
もしなければ、それは敵ではありません。
本当は眼中にないはずの人なのです。

 

「この人はすごい!この人は優秀だ!」
そう感じる人こそ競い合う敵であるはずです!

リスペクトする気の無い敵は敵ではありません。


今あなたがいじめている相手は敵ではありません。あなたはもっと上の相手と競わなければなりません。


今あなたをいじめてくる相手も敵ではありません。あなたには本当に目標とするべき敵がいるのに、余計な方に気を取られてます。

 

リスペクトできる「敵」を探し戦う…
まさに団長の手刀を見逃さなかった人が団長の手刀を見逃さなかった時のように…
そうすれば、理不尽ないじめなんてなくなると思います。

そう、いじめに悩む人はハンターハンター11巻をよく読んでください!
本当の敵は別にいますよ!

 


団長の手刀を見逃さなかった人はいじめを無くします!そう、彼のような敵をリスペクトする心を、みんなが持ち合わせることが出来ればね!!

 

 


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【ハンターハンター】大食いキングを目指したワニ型のキメラ=アントはどうなったのか?

ハンターハンターのキメラ=アント編はきれいに終わったようで、実は回収されていない伏線?がいっぱいあります。

例えば


「ジャイロとは何者だったのか?」
「流星街に向かったウェルフィンたちはど何をしているのか?」


などなど。

これから回収されるかもしれませんが、物語の舞台が暗黒大陸に移るので何とも言えませんね。

 

多々あるキメラアント編の伏線らしきものの中で、私が最も気になっているものは、「大食いキングを目指したワニ型のキメラアントはどうなったのか?」ということです。

基本的に死ぬか人間と和解するかの道をたどったキメラアントたちでしたが、コイツに関しては、そこそこ物語に絡んできそうな描写がありながらも、行方知れずになっていました。


そこで、今回はこのワニ型のキメラアントはどうなったのかを考えてみたいと思います。

ワニ型のキメラ=アントとは?

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女王蟻から生み出されたキメラ=アントの師団長。そのうち、女王の意思に反して自らが王になるために巣を後にしたタカ派のキメラアントです。

どうやら食欲がすさまじいようで、王は王でも「大食いキング」になるべく行動を開始していました。


見た感じパワータイプの強化系な感じがしますが、そんなことはどうでもいいとばかりに、

残念ながら行方知れずのままキメラアント編は終了してしまいました。

ワニ型のキメラアントはどうなったのか?

ではこのワニ型のキメラ=アントはその後どうなったのか、可能性を考えていきます。

1.ハンターに駆除された?

ゴン、キルア、カイトのもとに、ハンター試験では対峙することになったポンズからキメラアントについての手紙を蜂が運んできました。

ポンズはその時に複数のハンターに対して手紙を送っていたようです。

 

例えば、モラウの友人のハンター「グラチャン」は、キメラ=アントのレオルに念能力を盗まれていました。

ということはグラチャンも別のところでキメラアントと遭遇していたと考えれます。

もしかしたらポンズの手紙を受け取りキメラアントの調査に乗り出していたのかもしれません。


このように世界に散らばるハンターたちもキメラアントと遭遇しているようです。

その中でワニ型のキメラアントもハンターと出会い、駆除された可能性があります。

2.幻影旅団に駆除された?

ワニ型のキメラ=アントと同じく、師団長だったザザンの部隊は幻影旅団のフィンクス、フェイタン、シズク、シャルナーク、ボノレノフ、カルトに駆除されました。幻影旅団も慈善活動としてキメラ=アント駆除を行っていたようです。

 

ザザン部隊を始末した後、シャルナークの電話にノブナガから「こっちの仕事を手伝わないか?」という旨の連絡が入っていました。恐らく旅団は二手に分かれてキメラ=アントの駆除を行っていたのでしょう。

 

もしかしたら、ノブナガの方でワニ型のキメラアントを駆除していたかもしれません。

3.まだ生きている?

もちろんまだ生きている可能性もあります。

師団長クラスを倒せるハンターや念能力者はかなり限られると思います。

上手くハンターや念能力者を倒して生き延びて、大食いキングになっているかも。

 

・・・っていうか大食いキングって何なんだ?TVチャンピオンみたいなやつに出場して優勝すればなれるのか?

4.人間の記憶を取り戻している?

あと可能性として残されているのは、人間の時の記憶を取り戻し、人間と和解して仲良く暮らしていることです。

 

ウェルフィン、イカルゴ、メレオロンは記憶を取り戻し、人間たちと協力して生きていく道を選びました。

ワニのキメラアントも何か人間の時の記憶を取り戻すきっかけがあり、人間と一緒に、
大食い番組で最強のモンスターとして君臨しているかもしれません。平和的解決!

そんなにおおらかなキャラクターには見えませんでしたが・・・

 

人さえ食べなければ、見てくれが怖いだけでそんなに人間とは変わりませんからね、上位のキメラ=アントは。

個人的な理想としては・・・

私の理想としては、このワニ型のキメラ=アントは「ヒソカに殺される」という結末をたどって欲しかったです。


ヒソカがクロロとの鬼ごっこの最中にワニ型のキメラ=アントと出会い、そこそこ楽しい戦いができたことから、キメラ=アントの強さを知り、独自にキメラアント狩りを始める。

あらかた狩り終えた後で、もっと強いキメラアントと戦うために東ゴルドーの王宮に向かうヒソカ。

その途中でゴンとピトーが移動している姿を目撃する。

ゴンがピトーに襲われかけ、絶体絶命のピンチに陥ったその時、ヒソカが割って入る。 そして激戦の末、ヒソカがピトーを殺害する・・・

 

みたいな、こういうパターンになれば良いなと思いました。

これならワニ型のキメラアントの末路も描けるし、ピトーを倒してヒソカの実力も読者に認められるといういいことずくめだったのに・・・

このパターンだとゴンさんという驚異的人気キャラクターは生まれませんでしたが、個人的にこのパターンも見たかったですね。

 


こんな感じで、ヒソカの株上げのためにワニ型のキメラ=アントを利用してほしかったなと思います。

多分このワニ型のキメラ=アントはこの先出てこないと思います。まぁ間違いなく殺されているでしょうね。

もしこのワニ型のキメラアントが今後ストーリーに重要な形で絡んできたら、ハンターハンター全巻を3巻ずつ買います。

 

 キメラアント編は18巻から!

 

 

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ハンターハンターの王直属護衛軍3体で最強は誰だ?強さ考察してみた

こんばんは、ジロギンです。

 
今回は夜のお楽しみ、HUNTER×HUNTERネタです。
単行本でいうと半分から後ろに当たるのが、「キメラ=アント編」ですね。蟻編とも呼ばれます。
 
他種の生物を食べて子孫を残していく「摂食配合」により群れを気づき上げていくキメラ=アント。
本来ならば現実世界の蟻程度の大きさなのですが、大きさ2mクラスの変異種とみられる女王アリが、出現。
人間を食料とし、人間とあらゆる生き物が融合された特殊なキメラ=アントが大量に発生し、NGLや東ゴルトー共和国を巻き込むバイオハザードに発展します。
 
キメラ=アント達は人間を好んで捕食し、次第に「念能力を持つ人間が最も美味しい」ということに気がつきます。
さらにキメラ=アントたちは念能力を自ら身につけ、主人公・ゴンたちの前に立ちはだかります…
 
賛否分かれる蟻編ですが、私はかなり好きです!出てくるキャラクターが個性的なのと、本当に追い詰められて、先がどうなるのかわからない展開にハラハラします。
 
蟻編についてはかなり読み込み、たくさんの2ちゃん議論スレを見てきました。
その中で長く議論が続いているのは、「王直属護衛軍の3人で最強は誰か?」という議論です。
 
王直属護衛軍とは、キメラ=アントの王を守るためだけに生まれた3体のキメラ・アントのことです。キメラ=アント自体明らかにこれまでの念能力者より強い個体がたくさんいるのですが、おそらく王直属護衛軍には束になっても1人すら倒せないのではないかというくらいの実力差があります。
明らかに護衛軍は別格の強さです。
 
私もこの議論を見て、自分の中でも答えを出したいなと思ったので、今回は護衛軍3体の中で最強は誰かを考察したいと思います!

王直属護衛軍の紹介

まずは護衛軍を1体ずつ紹介します。

ネフェルピトー

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ネコと人間を組み合わせたようなキメラ=アントです。護衛軍3体の中で最も早く生まれました。
普段は飄々として怠け者のようなイメージがありますが、一度戦闘となれば豹変し、相手に強烈な殺意を向けます。
また王のためならば命を投げ出すのも厭わない覚悟もあり、最後は間接的にではありますが、王を守る形で死にました。
 
念能力は「黒子無双(テレプシコーラ)」。
作中で明言されてはいませんが、操作系、もしくは特質系に当たる能力だと思います。
念で出来た人形使いの糸によって他人の行動を操る能力です。
また自分自身を操ることで限界以上の戦闘能力を引き出す効果もあります。
 
さらに「玩具修理者(ドクタープライズ)」。
不気味なおばちゃんのような人形を具現化、切断された体を修復したり、壊れかけの死体を修復することができる能力です。
戦闘ではなく治療に使う能力で、使用中ピトーは具現化した人形の半径20mから出ることは出来ず、他の一切の念能力は使用できません。
また死んだ人を蘇らせることもできません。
 
さらにピトーの脅威は「円(オーラを円形に広げて、円内に入った者を目視しなくても探知できる能力)」が最大で2kmに及ぶことです。
ピトーから2km離れていても場所を把握されてしまうことです。これにより王に近づこうとする者を警戒していました。
2kmの円は本来ありえないことで、達人ですら50mほどとされています。
 
こういった念能力を備えているピトーは攻守のバランスが取れているキャラクターと言えます。
 
ピトーは人類最強とも言えるハンター協会会長・ネテロの攻撃を食らってもほぼ無傷。「あいつワシより強くねー?」と言わしめるほどの力があります。
 
また、優秀なハンターで強力な念能力を持つカイトを、ほぼ念能力なしの状態で倒すほど素の実力も高いのです。
 
ちなみにピトーがオスかメスか、その性別はわかっていません。

シャウアプフ

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2番目に生まれた護衛軍。
一見痩せ型のイケメンの風貌ですが、背中には蝶の羽を持つ立派なキメラ=アントです。
冷静な性格で、ある種参謀のような働きをするプフですが、一度王のことを考えると思考がヒートアップしてしまい、王の役に立つために行動しますが裏目にでてしまうことが多い、中間管理職を体現したようなキャラクターです。
 
念能力は「鱗粉乃愛泉(スピリチュアルメッセージ)」。
プフの持つ羽から鱗粉を撒き散らし、鱗粉を吸い込んだ人を操作したり、感情を大まかに読み取ったりする能力です。
戦闘向きの能力ではありませんが、この力で大勢の人間を操作し、王のために作戦を遂行していました。
 
他にもプフは体を細胞レベルまで分裂することが出来、自らと見分けのつかない分身を作り出すことも出来ます。
分身は細胞の大きさまで小さくさせることができ(本体はハチくらいの大きさを保たなければならない)、この能力で撹乱、暗躍をしました。
 
他人の念能力を開発する力もあるようです。
 
プフは戦闘よりサポート向きな能力がありますが、それでもそこらのキメラ=アントくらい一捻りな戦闘力を持っています。

モントゥトゥユピー

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最後に生まれた護衛軍。人間ではなく「魔獣」と組み合わされて生まれたキメラ=アントです。体格は他の2体よりも大きく、見た目同様パワーを重視した戦闘を得意としています。
 
かなり短気で、頭より感覚で生きているタイプ。序盤は暴力的な面が目立ちましたが、だんだんと感情をコントロールする術を身につけるようになりました。
 
念能力に名前はありませんでしたが、体から複数の腕を生やして攻撃したり、体をケンタウロスのようにしたり、腕を大砲のようにしたりと、体がどんどん変化していきました。
 
怒りを感じると、その怒りの大きさによって大爆発を起こす能力に目覚めます。だんだんと怒りと爆発をコントロールできるようになり、ゴンの仲間ナックルを死亡寸前まで追い込みました。
 
完全に戦闘に特化したユピー。
しかしあまりにも爆発的な攻撃力を持つ反面、相手が頭を使った作戦を練ってくると、その作戦にはまり、不利に陥る場面も目立ちました。

護衛軍の中で誰が強いのか?

ではここからは誰が強いか考察しましょう。
 
条件は
・1対1の総当たり戦
・戦場は何もない荒野
・念能力の使用はあり
・相手が死ぬまで戦う(総当たり戦だけど)
ということで考えてみましょう。

ネフェルピトー vs シャウアプフ

ピトーは全力で戦うときはテレプシコーラで自らを操作します。
プフのスピリチュアルメッセージには相手を操作する能力もありますが、ハンターハンターの世界では、操作系念能力はすでに操作されている相手には効かない(操作の主導権を奪えない早い者勝ち)という概念があるので、ピトーがテレプシコーラを発動したら、プフはほぼ基本的な念能力だけで戦うことになります。
 
しかもテレプシコーラの発動は0.1秒。ピトーがスピリチュアルメッセージの鱗粉を吸い込むより早く発動できることでしょう。
 
プフには分身があるので攻撃を受けても分身し、広域に渡って逃げることも可能です。しかし、ピトーの円は2km先まで届きます。プフは分身をいくら作ってもハチ程度の本体が殺されれば死ぬので、ピトーの円で感知されて殺されてしまう可能性が高いです。
 
私の考察では
 
勝利 ピトー
敗北 プフ
 
です。

シャウアプフ vs モントゥトゥユピー

プフはスピリチュアルメッセージでユピーの心を読むことを真っ先にしてくるでしょう。
ユピーは単純な性格なので、プフに操作されるか次の行動を見抜かれて攻撃を避けられてしまうかもしれません。
 
操作できればプフの勝ちですが、ユピーの爆発を使えばおそらく鱗粉ごと吹き飛ばしてしまうことと、ユピーにダメージを与えられる決定的な攻撃力がプフにはないので、ユピーを倒し切ることは出来ないでしょう。
 
ユピーの攻撃は物理攻撃中心ですが、プフに決定打がない以上負ける可能性が低いので、爆発をし続けていたらプフの全細胞と本体を吹き飛ばしてしまいそうです。
 
ですので結果としては
 
勝利 ユピー
敗北 プフ
 
となるかと思います。

ネフェルピトー vs モントゥトゥユピー

スピードはピトー、パワーはユピーに分がある勝負になると思います。
キメラ・アントはどの個体も考えられないほどの固さを誇りますので、固さを上回れるであろうパワーを持つユピーの方が有利なように思います。
 
確かに作中でピトーのパワーが描かれることがなかったので、パワーがユピー>ピトーである確証はありません。
しかし、ユピーがゴンの仲間シュートと戦闘をしていた時も、わずか10秒以内の間にありとあらゆる攻撃を仕掛けられるスピードを見せています。ユピーもある程度のスピードになら対応できるということです。
ピトーの攻撃も見切れなくても耐えきることはできるかもしれません。
 
しかもユピーは爆発の度により戦闘に向いた体つきに変化しますので、ゆくゆくはピトーを倒せるほどの実力になると思います。
 
よって結果は
 
勝利 ユピー
敗北 ピトー
 
になると考えられます。

ユピー>ピトー>プフ

まとめると、私の考察での王直属護衛軍の強さは

ユピー>ピトー>プフ

の順番になるかなと。

 
しかし、単純な強さだけで言ったらこの順番ですが、ハンターハンターの強さは戦闘力だけでは決まらず、能力の相性、作戦の練り方、あるいは交渉の巧さまで含まれます。
 
戦闘に向かなプフも、頭のキレや交渉力で言えば充分にユピーを上回ります。
ピトーも王にとっては役に立つ能力を持っていたと言えるので、ユピーよりも重宝したことでしょう。
 
わざわざ3体いるということは、それぞれに適材適所があったということです。
単純な戦闘力だけでは強さが決まらないので、ハンターハンターの強さ議論は捗りますね!
 
護衛軍の驚異的な強さがあらわになるのは25巻! 
 
 
こちらの記事もどうぞ!!!
 

【ハンターハンター】クロロが就活生だったら内定をたくさん貰えそう

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もうすぐ10月。来年の新卒の方々は内定式を企業が行うことになるでしょう。

業種によってはその限りでもないようですが。


懐かしい新卒採用。私もたくさんの会社受けましたね。20〜30社くらい面接を受けました。結局、私が貰った内定の数は3つ。

内定の数が多い=優秀かというとそうとも限りませんが、私の周りでも優秀な人や、さらに印象が良い人だと内定を多く貰っていた記憶があります。

 

そこで何となく思ったのが、ハンターハンターのキャラクターが就活生として新卒採用試験を受けた場合、誰が1番内定を貰えそうかな?ということでした。

いろいろと考えた結果、クロロが最も内定を貰えるのではないかという決断に至りました。


今回は何故クロロなら新卒採用の内定をたくさんもらえるのか考えた理由を紹介しようと思います!

来年就活を控えている人たちの参考になる…かなぁ?

クロロが内定をたくさん貰えそうな理由

その1:サークルの設立者兼代表

ご存知の通り、クロロは幻影旅団の団長です。幻影旅団は盗賊団ではありますが、要するに「お宝を盗むことをみんなでやるサークル」みたいなものだと思います。

正確に誰が幻影旅団の発案者かはわかりませんが、クロロは設立者の1人であることは確かです。

さらに団長を務めたということは、サークルの代表をしていたことに等しいです。

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企業側としても自分で組織を作ったり、チームをまとめた経験をある人を積極的に採用することでしょう。

そういう人は、例えば新規事業を立ち上げることになった際、事業のリーダーを任せてもチームを上手くまとめられる可能性が高いです。このような人材ならば企業は欲しいでしょう。


しかも幻影旅団は誰もが知る存在感のある組織にまでなっています。

クロロの運営手腕あっての功績だと思いますので、そこも企業としては評価が高くなる要因でしょう。

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その2:ルックスが良く、明るい(嘘だけど)

クロロは作中に登場するキャラ全員を見ても間違いなくルックスが良い、イケメンです。これは就活においてとても強みになるのです(悲しいかな)。

多くの企業が「やってない」と公言してはいますが、やはり「顔採用」みたいなものは存在します。同じ能力の学生なら、ルックスが良い方を採用する傾向があります。商談相手などへの印象が良くなるので……本当に悲しい。

クロロのルックスなら、顔採用的には余裕で合格でしょうね。


さらに、クロロがネオンから念能力を盗む際、それまでのクロロの性格とはかなり異なる「好青年」っぷりを発揮していました。

口調も丁寧、明るくハキハキ話す。これは間違いなく印象良く映りますよ。

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その人が本当に好青年である必要はなく、面接の時にそう見せられれば充分。

クロロの好青年っぷりも演技でしたが、これを面接でやったら採用に近づくだろうなぁ。

その3:頭脳明晰

クロロの魅力は、クールな性格もさることながら、その知能の高さにもあるでしょう。

勉強が出来るというより、物事の本質を見抜いたり、相手の心理を読み取ったりという頭のキレが作中トップクラスです。

就活において頭脳明晰であることに損はありません。

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クロロなら面接官の質問の真意を見抜いて、面接官が聞きたい本当の答えをバシッと導き出してしまいそうですね 。

ある意味学生っぽさがなくて怖く見られてしまうかもしれませんが、優秀だと認められれば、企業は採用せざるを得ません。

その4:グループディスカッションでも最強

就職試験の中には、試験を受けた就活生同士が数名でグループを組み、与えられたテーマに対して即興でディスカッションを行い、グループとしての答えをまとめて発表する「グループディスカッション」という試験があります。


グループディスカッションでは、もちろんテーマに対して正しい答えを出すことを求められてもいますが、それ以上に話し合いの中での協調性や、意見を述べる姿勢などが見られています。

あまりにもガツガツと「俺が!私が!」と意見を言うだけでは良い評価は得られません。

もしあまり喋れていない人がいたら、話を振ってあげるなど、そういう点こそ評価されます。

 

クロロは旅団での話し合いの中では、個性豊か過ぎるメンバーの間に立ち、緩衝材のような立ち位置にいます。

さらにみんなから出た意見をまとめて決断する、心の力も持っています。

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さらにさらに、団員の何気ない一言にもキチンと耳を傾けて、その意見を採用するという協調性。

これはグループディスカッションを乗り越える最強の素材が揃っているとみて間違いないでしょう!

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おそらくクロロがグループディスカッションを受けたら無敗だと思います。

そしてクロロと一緒のグループになった学生も、確実に次の試験に進めることでしょう!

クロロくん‥採用!

クロロが内定をたくさん貰えそうな理由はこんな感じです。就活生はクロロを目指せば内定がたくさん取れるかも!


でも、

額に十字架の刺青を入れたり、
謎の中二病コートを着たり、
圧迫面接の時に「俺にとってこの状況は、昼下がりのコーヒーブレイクと何ら変わらない平穏なものだ」と言ったり

など就活生として、そして面接中などにマネしてはいけないこともクロロはしています。

なので、上手いことクロロの良い部分だけを掻い摘んで、良い意味でクロロのような就活生を目指してくださいね!

ハンターハンター11巻を読んで勉強しましょう!(本気にしないでください) 

 

こちらの記事もどうぞ!!!

 

 

これまでのハンターハンター考察記事まとめ(2016.10.27 追記)

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基本的には「雑記ブログ」ということで当ブログではありとあらゆるジャンルの記事を書いてきました。
しかし蓋を開けてみると、当ブログのアクセス数を稼いでくれているのは「ハンターハンターの考察記事」という状況。
もはや当ブログは「ハンターハンター考察ブログ」になりかけているということです。

私自身ハンターハンターは読み漁ってきましたし、ハンターハンターに関する2ちゃんスレッドも読み漁ってきたので、
その経験がこのような形で生きているのは嬉しいです。
嬉しいのですが、もっと他の記事でもアクセスが集められればいいな・・・なんて思っています。
それでも現状は現状として受け入れなければなりませんよね。


ちょっと思っていた方向性と違っていても当ブログが有名になってくることは嬉しいです。
ということで、今回は私がこれまでに書いてきたハンターハンター考察記事をまとめてみようと思います。
この記事から考察記事を全部見られるようにしておきます。



まず今でも息長く、当ブログの稼ぎ頭としてアクセスを引っ張ってくれている3記事

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この3記事は根強くアクセスを集めてくれています。
そこそこ文量もありますので、Googleからも高く評価されたのかも。
結構初期に書いた記事ですが、この頃は今以上に熱を込めて書いてましたね。




幻影旅団・ヨークシンシティ編に関する考察

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ヒソカは幻影旅団ではないですが、この括りに入れてしまいました。
一番書いているのが幻影旅団・ヨークシンの記事。
ここら辺は私が一番好きなハンターハンターの要素てんこ盛りなので数も多くなってしまいました。




グリードアイランド編に関する考察

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随分と偏りがありますねー。
まだまだグリードアイランド編については考察できる要素があると思いますので、
ちょっと集中して書いてみようと思います。



キメラアント編に関する考察

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キメラアント編についてはこんな感じ。
人間側の記事が多いので、蟻側の考察も書いてみようかな?




ゾルディック家に関する記事

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イルミの考察記事は結構人気です。あまり見たことない観点から書いたからでしょうか?
ゾルディック家も謎が多いのでまだまだ書けそうです!




その他考察記事

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こんなところですね。
随時更新して、このページから見られるようにしていこうと思います。
1ヶ月に1回更新しようと思います。とか言っておいて私が忘れないようにしなければ。
なんだかんだ言いながら私はハンターハンターファンですし、考察は楽しいのでこれからも続けていきますね!

【ハンターハンター】ウイングvsノヴ!師匠として優秀なのはどっちだ?

ハンターハンターの「メガネインテリキャラ」といえば、この2人が挙げられるでしょう。

天空闘技場編で登場したウイングさん

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そしてキメラ=アント編に登場したノヴさん

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この2人に共通することは、メガネで頭が良さそうという他に、「どちらも弟子を持つ師匠であること」があります。

ウイングさんはゴン、キルア、ズシの師匠として念を教えました。そしてノブさんはパームの師匠的な位置にいます。

 

非常に似ている2人ですが、今回比べたいのは、ウイングさんとノブさんはどちらが優秀な師匠か?ということです!

考察したいと思います!

ウイングさんとは?

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天空闘技場編にて、ゴンとキルアの師匠として念を教えてくれたハンターです。

元々ウイングさんはビスケの弟子で、ゴンとキルアもビスケに師事していますので、ウイングさんにとってゴンとキルアは、弟弟子にあたります。


ゴンとキルア以前にウイングさんはズシに念を教えていました。

ズシは天才肌のゴンとキルアと常に比肩されていたものの、ウイングさんを尊敬し、確実に力をつけていっている様子でした。


ウイングさん自身の念系統は強化系。強化系っぽく見えませんが、強化系なのです。

ノヴさんとは? 

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キメラ=アント討伐のため、ネテロと共にNGLにやってきたハンター。

戦闘時でもいつもスーツという、かなり動きづらそうな様相をしています。

冷静かつ冷酷な性格をしており、初めてピトーの念に触れたキルアに冷たい視線を送りました。


作中ではパームの師匠であることが明かされています。パーム以外に弟子がいるのかは不明です。


能力は「4次元マンション(ハイドアンドシーク)」。念空間に作り出したマンションの中に自由に出入りできる能力です。念の系統は放出系と思われます。

明らかに人間ができることの範疇を超えていますが、とてもキツイ制約があるのかもしれません。毎月100万ジェニードブに捨てないといけないとか。そういえば、モラウとの賭けで100万ジェニー賭けてたな…結局勝ってましたけど。

ウイングさんvsノヴさん!どっちが優秀な師匠か?

ウイングさんとノヴさんは、どっちが優秀な師匠か比べてみましょう!

ウイングさんの師匠としての実績

まずはウイングさんの師匠としての実績!

ウイングさんはゴン、キルア、ズシ、3人を同時に教えていました。しかも3人とも系統はバラバラ。ウイングさんが教えていたのは念の基礎だったので、それほど系統は関係なかったものの、系統が違えば性格も違う子供3人を同時に教えるのは大変でしょう。


たった数ヶ月の修行でしたが、ゴンもキルアも念の基礎をマスターしました。しかもかなり高いレベルで。

その後のヨークシンシティ編で、ゴンとキルアが、幻影旅団のノブナガとマチを尾行した際、「完璧な絶」と絶の精度を褒められていました。

これはゴンたちが天才だったというのもありますが、ウイングさんの教えが良かったからかもしれません。

ゴンに関してはハンター試験でヒソカを気取られずに追跡してましたので、もともと絶の才能はズバ抜けていたのかもしれません。キルアも元殺し屋ですから、気配を絶つのはうまそうです。

 

ウイングさんの元を離れたゴンたちは、各々必殺技の創造に励みます。

順調なキルアに対し、ゴンは捗らない様子。そんな中でゴンは改めてウイングさんのアドバイスを乞います。

ウイングさんは電話越しに「強化系に必殺技は必要ない」とゴンの希望とは真逆のアドバイスをします。

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しかしこのアドバイスをきっかけにゴンはジャジャン拳を思いついたのです。

ウイングさんのアドバイス、しかも電話越しのアドバイスだけで不器用なゴンに必殺技を思いつかせるきっかけを作る…弟子のことを理解しているウイングさんだからこそできた芸当でしょう!

ノヴさんの師匠としての実績

続いてノヴさんの師匠としての実績!

ノヴさんはというと…ノヴさんファンの皆様ごめんなさい。結論から言うとノヴさんは師匠としてはそんなに能力が高くなさそうです…

自身の念能力は凄まじいですが、師匠としてはイマイチかも?

一流のプレーヤーは一流の監督になれないみたいな、そんな感じでしょうか?

 

ノヴの弟子・パームは、コーヒーを持ったままオーラを練り、コーヒーをグラスから溢れさせていたことから「強化系」の念能力者であることが明かされています。

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強化系はウイングさんの言うように、必殺技はいらないほど、念を込めて殴るだけで必殺技クラスの一撃が出せます。

しかし、パームが包丁でキルアを攻撃した時、キルアに「眠っても避けられる」と軽くいなされてしまいました。

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当たらなければ威力があっても意味ないのかもしれませんが、こんなに簡単に避けられてしまうほどパームの力は未熟だったのかと疑ってしまいます。

ノヴさんは何を教えていたのか・・・?

 

さらにパームの念能力は、自分の血を媒介に遠く離れた対象者の行動を監視する能力でした。

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間違いなく強化系の能力ではありません。おろか、真逆に位置する特質系に近そうです。

基本的に念能力は自分の念系統と同じ者にしなければ、完全な精度で出すことはできません。

強化系なのに具現化系の念能力を使っていたカストロさんはヒソカに「メモリの無駄遣い」と怒られていました。強化系の訓練をしていればヒソカに勝てたかもしれなかったカストロさんは惜しいことをしました。

 

カストロさんは独学で念の修行をしていたようなので、まだ言い訳ができます。

しかしパームはノヴという凄腕のハンターが師匠としていながら、自分の念系統と違う能力を使ってしまっていました。

 

パームがキメラ=アントにされてから得た「暗黒の鬼婦人(ブラックウィドウ)」は強化系に合致した能力で、「眠っても避けられる」はずのパームの攻撃をキルアは食らいまくってました。

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ひとつ気になるのが、ノヴはパームの遠くの人物を見る能力に対して「私のだけの為に使え」と言っています。

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このパームの能力は、ノヴがハイドアンドシークで異次元にいる間、外の様子を確認するために習得させた可能性もあります。

だとしたら「私だけの為に」の言葉の意味がわかります。

もしかしたらノヴにとってパームは手駒のひとつに過ぎなかったのかも…そんなに酷い人ではないと思いたいですが…

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パームを見捨てて…

 

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ハゲちゃいましたからね…どうなんでしょう。ハゲは関係ないか。

ウイングさんが優勢か?

以上の描写から考えると、師匠として優秀なのはウイングさんではないかと思います。

ノヴさんはサポート系のハンターとして優秀なのかもしれません。

 

それから、なんとなくウイングさんの方が優しそうです。ノヴはちょいとスパルタっぽそうですよね。親身になってくれなさそうというか。

逆にノヴのように厳しい師匠や先生の方が良いという人もいるでしょう。教えてくれる人のタイプによって、弟子の成長スピードも変わります。

でも私なら絶対ウイングさん!ウイングさんみたいな師匠じゃなきゃやだ!!

 

 

 


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【ハンターハンター】団長の手刀を見逃さなかった人の強さはどれくらい?

私がハンターハンターで最も好きなキャラクターは、主人公のゴンではなく、
その親友のキルアでもなく、団長の手刀を見逃さなかった人です。

彼はクロロと遭遇し、その高い実力を認め、評価しながらも完敗。
そして死亡してしまいました。

残念なことに団長の手刀を見逃さなかった人の戦闘シーンは描かれることはありませんでした。
しかし気になって気になって夜も眠れないのは、

「団長の手刀を見逃さなかった人の強さはどれくらいだったのか?」

ということです。
ほとんど描かれなかった団長の手刀を見逃さなかった人の実力ですが、
どれほどのものなのか、少ない描写から想像してみました。

団長の手刀を見逃さなかった人の強さを示す参考ポイント

団長の手刀を見逃さなかった人の強さを示すポイントを見ていきましょう!

その1:シルバ、ゼノになんとか対抗できそう

クラピカの見立てでは、マフィアが雇った殺し屋の中でシルバとゼノは飛び抜けて強いのは確定していましたが、
なんとか対抗できる人として、団長の手刀を見逃さなかった人を挙げていました。

バリバリの念能力者であるシルバ、ゼノに対抗できるということは、
団長の手刀を見逃さなかった人もそれなりに念は使えていたはずです。

ただの殺し屋でないことは間違いないですね。

しかし、クラピカ自身も念を覚えてまだ半年かそこらなので、評価に信憑性がどれくらいあるのかというとちょっと微妙ですが・・・

その2:クロロがサシで勝負したがった

クロロは団長の手刀を見逃さなかった人を血の道標を作り、あえておびき出しています。

当時クロロが潜入したセメタリービルには、団長の手刀を見逃さなかった人と同様マフィアが雇った殺し屋たちが入り込んでいました。
シルバ曰く、団長の手刀を見逃さなかった人以外の殺し屋は、クロロに殺気を一瞬で消し、背後から一撃で殺していたとのこと。

そんなクロロがわざわざ正面切ってサシでの勝負を挑み、念能力まで使ったことを考えると、団長の手刀を見逃さなかった人は、シルバ、ゼノを除く殺し屋たちの中で最も強かったのかもしれません。

その3:当時のゴン、キルアでは幻影旅団メンバーにはまず勝てない

ヨークシンシティ編での、念の基礎しか使えないゴンとキルアは、幻影旅団メンバーに遭遇しても手が出せず、基本的には逃げる姿勢でいました。
旅団もゴンとキルアをそれほど脅威に思っていなかったようです。
かなりの実力差があったが故だと思われます。

旅団の団長であるクロロは、戦闘狂のヒソカが長年戦いたいと思っていた相手であり、
事実、クロロはシルバ、ゼノと余力を残して互角に戦い、ヒソカにも勝ちました。
クロロは旅団でも戦闘力はかなり高いはずです。
そのクロロが戦おうとした団長の手刀を見逃さなかった人は当時のゴン、キルアより間違いなく強かったでしょう。

その4:団長の手刀を見逃さなかった人はキメラアント編で生き残れていただろうか?

もし団長の手刀を見逃さなかった人がキメラアント編に登場したとしたら生き残れていたでしょうか?
残念ながら団長の手刀を見逃さなかった人ファンの私からしても無理だったと思います。

おそらく師団長にはまず勝てないですし、兵隊長にも殺されている気がします。

ただ、発をマスターしたゴン、キルアは兵隊長とも互角以上に戦えていたので、なんとなく団長の手刀を見逃さなかった人は、ゴンとキルアが発を身につけた「グリードアイランド」の中の人たちと同じくらいの実力のなのではないかと思います。

その5:グリードアイランドでならどのくらい通用した?

もし団長の手刀を見逃さなかった人がグリードアイランドにいたらどうだったでしょうか?

そこそこ生き残れたような気もしますが、ゲンスルーやらレイザー、ゴレイヌ、旅団あたりには歯が立たなかったと思います。
そこより下の実力の人くらいが団長の手刀を見逃さなかった人と同じくらいの強さになると思います。

団長の手刀を見逃さなかった人=ビノールト?

以上5つの点から考える、団長の手刀を見逃さなかった人の強さは・・・ビノールトと同じくらい!!!

ではないでしょうか!?


ビノールトとは、グリードアイランド編序盤にゴン、キルア、ビスケを狙ったプレイヤーです。
賞金首ハンター(ブラックリストハンター)であり、自身もまた賞金首。22歳の女性の髪を好んで食べる猟奇的な面もあります。

念能力によって、髪を食べた人間の身体情報をすべて読み取ることができます。
ビスケの髪を食べ、その鍛え抜かれた肉体に敬意を抱き、殺人鬼ではなく武闘家として勝負を挑みますが、あっさりと敗北。
その後はゴンとキルアの修行相手をさせられますが、修行開始時点ではビノールトの方がゴンとキルアより実力は上でした。


このことからもビノールトくらいが団長の手刀を見逃さなかった人の強さかなと思います。
ハンターでいったら星がつかないレベル。
ベテランハンターのビスケや、戦闘狂の旅団などには歯が立たないあたりも、同レベルなんじゃないかなと。

異論は全然認めます!私の答えとしてはこんな感じです!


団長の手刀を見逃さなかった人が登場するのは11巻!



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【ハンターハンター】ヒソカは旅団を皆殺しにできるのか?ヒソカが各旅団員に勝つ方法を考えてみた!

 


ヒソカは念願のクロロとのサシでの戦いに臨みましたが、クロロを負傷させることすらできず、惨敗してしまいました。


クロロは幻影旅団メンバーのシャルナーク、コルトピと流星街の長老の能力を使い
(他にもマチ、イルミまで会場にいて共闘していたという説もあり?)ヒソカを圧倒しました。
ヒソカ的には納得できない部分があり、旅団メンバー皆殺しを決意。その後に改めてクロロと戦うべく行動を開始しました。
クロロに能力を貸したシャルナークとコルトピはすでにヒソカによって殺害されてしまいました。


これからヒソカはクロロを除く旅団メンバーと戦うわけですが、
本当に旅団メンバーを皆殺しにできるのでしょうか?
そこで

ヒソカがそれぞれのメンバーに勝つための方法を考えてみました!

 

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VSフィンクス


肉弾戦を得意とするフィンクス。
ヒソカも肉弾戦は得意な方ではありますが、フィンクスは強化系で、ヒソカよりもパワーは上であると作中で明言されています(腕相撲強さランキングにて)。素直に接近戦を行えばフィンクスに分がありそうです。
狙うとしたら、フィンクスの発である「廻天(リッパ―サイクロトロン)」の発動最中でしょう。
リッパ―サイクロトロンは、腕を回すほどパンチの威力を増加させられる能力です。
当たれば硬いキメラアントを木っ端微塵にする威力も出ますが、腕を回すという制約が大きな隙を生みます。
フィンクスが腕をぐるぐる回している隙にヒソカは近づかないよう、遠距離からトランプで攻撃するのがベストな戦略でしょう。

 

 


VSフランクリン


フィンクスとは逆に、念弾を飛ばす「俺の両手は機関銃(ダブルマシンガン)」によって
遠距離戦を得意とするフランクリン。ヒソカのトランプでは火力負けするでしょう。
しかし、フランクリンにはスピードがなさそうです。がガムの弾力を使ったヒソカの高速移動で翻弄し、背後からトランプで急所を攻撃すれば倒せそうです。
フランクリンの連射といえど、高速で動くヒソカに念弾を当てるのはまず無理でしょう。敵のマシンガンは当たらない法則。

 

 


VSシズク


シズクは単純な戦闘能力的にヒソカが上回っていそうです。さらに死後の念によってパワーアップしたヒソカと直接戦闘になればシズクの勝は薄いかと。
ヒソカの投げるトランプは「デメちゃん」で吸い取れますが、シズクがヒソカに傷をつけるのは難しいと思います。結局シズクも接近しなければ相手を傷つけられないようですので、
ヒソカとの接近戦で勝てる体術は持ち合わせていなければ仕留められないでしょう。シズクは戦闘員ではないようですし。

 

 


VSカルト=ゾルディック


カルトはそもそもヒソカ的に恨みがあるのかわかりませんが、ヒソカは皆殺しにする気満々みたいです。
カルトを殺せば家族大好きなイルミがブチ切れでヒソカを殺しに来そうですが、ヒソカ的にはイルミとも戦ってみたいようですので、
カルトを殺す動機にはなるのかな。


カルトも紙を使うので、真っ向勝負が好きなヒソカもトランプを使って紙VS紙の勝負をしそう。
しかし、カルトではまだ力不足な気がします。ヒソカのトランプは「バンジーガム」付きなので、カルトの紙がガムでまとめられてしまって使えず、なす術なくひそかにやられてしまいそうです。

 

 

 

VSボノレノフ


旅団内では、ど派手な格好をしているのにあまり目立たないボノレノフ。
しかし、ヒソカがいざ戦うとなったら一番苦戦するであろう人物がボノレノフでしょう。
使う能力が「音」ですからね。音速で視認できない攻撃が来たらヒソカも死ぬでしょう。
それにヒソカはヨークシン時点でボノレノフの能力は知らなかったようですので、初見で殺される可能性大です。


勝つには、ボノレノフが音を出せないように動きを止めるしかないでしょう。「バンジーガム」が役に立ちそうです。
先制攻撃でトランプにガムをつけてボノレノフに向かって投げる。
ボノレノフがカードを払った瞬間にガムをボノレノフに付け替える。
そしてゴムの弾力で動きを止める…これくらいしか思いつかないなぁ。
しかもヒソカが先制攻撃できる前提…苦しいかも…でもヒソカは勝てる!不戦勝で!

 

 

 

VSフェイタン


フェイタンもかなり苦戦しそうです。
フェイタンの動きは残像が残るくらい速いですし、しかも全然本調子ではないのにそんなスピードが出せる模様。
現在ヒソカも足をゴム化し、弾力でかなりのスピードで動けるようになりましたが、
フェイタンに追いつけるのでしょうか…?というよりフェイタンはどういう原理でスピードを出しているのか?

 

しかもフェイタンは即死させなければ「許されざる者(ペインバッカー)」で強力なカウンター技が返ってきてしまいます。
ヒソカができる即死方法はトランプで首などの急所攻撃くらいでしょうか。
もしくは、できるかはわかりませんが、バンジーガムで顔面を覆い、窒息させてしまうとか。
念を出すヒマなく窒息させる…漫画的に見栄えしないですし、戦闘狂のヒソカとしても好まない戦法のようですが…
これくらいしないとフェイタンに勝つのは難しそうです。

 

 

 

 

VSノブナガ


ノブナガの発は現状不明です。能力は「円」しかわかっていません。
ノブナガの発についてはいろいろと考察がされていますが、分かっていることはフランクリンが言っていた、
「タイマン専用」「限定条件付き」な能力ということくらい。
そこから多く予想されているのは、


1.「ノブナガの円に入ったものを超高速で斬る」
2.「ノブナガの円に入ったものは何でも斬れる」
3.「ノブナガの出した命令に反した者を瞬時に斬る」


の3つです。
3については、クラピカと同じのストラードファミリーの犬使い「スクワラ」を殺害したときの様子から考察されています。動くなと言われたスクワラがノブナガに斬られたためです。

別に念能力にしなくても良さそうですね、1か2が説としては正しいかもしれません。


これらの能力からしても、ノブナガとは円の範囲外、つまり4m以上の間合いを取って戦う必要がありそうです。
しかしヒソカが投げたトランプはノブナガの円に入った途端斬り落とされてしまうでしょう。
でも、旧アニメのノブナガは円の発動中にシズクに後ろから殴られて気絶していました。
もしかしたら後ろはガバガバなのかも…背後からの一撃でノブナガは倒せる…?

 

 


VSマチ


ヒソカ的にマチを殺すのかは微妙ですね。
しかし、殺す人数の勘定には含まれているようでしたので、殺すのでしょう。
ただ、マチは復活したヒソカに、油断したとはいえ、バンジーガムで捕らわれていました。
あの時点でヒソカとしてはマチをいつでも殺せる状態だったので、マチではヒソカに勝たないかもしれません。
念の糸を使って不意打ちをかければいけるかもしれませんが、ヒソカはマチのことが大好きなので、離れたところにいても円を使わずに気配を察知できるでしょうね。
マチに勝ち目はないかも。変態と戦って勝つのは難しいのだ。

 

 

 

 

 

 


旅団のメンバーはクロロを除くと12名。
そしてシャルナークとコルトピが死んだことで残り10名。
上記のメンバーを除くと残り2名。
ヨークシンシティで死亡したウボォーギンとパクノダの空いた枠に別のキャラクターが入っていると思われます。
まだ誰かは明かされていませんが、可能性として高いのは、
1人はアベンガネ(クロロ除念後に旅団入り)でしょうか?
私はアベンガネは旅団入りしていないと思っていますが、可能性がないとは言い切れません。

 

 


もしかしたらヒソカが全然勝てないメンバーが入っているかもしれません。
そうなったらおもしろいなぁ…
でも富樫先生が、旅団のメンバー1人ひとりとヒソカのバトルを描いてくれるでしょうか…?
1ページにまとめて旅団メンバーが倒れている描写で「ヒソカ…旅団狩り完了♡」みたいな煽り文で終了…なんてことはないですよね?
見たいなぁ、旅団とヒソカのガチ戦闘見たいなぁ~。

 

 

 

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【ハンターハンター】アベンガネはクロロの除念後に幻影旅団に入ったのか?

ハンターハンターの世界にも僅かしか存在しないとされている念能力者。
その中でも「他人のかけた念を解除できる除念師」はさらに少ないとされています。
作中に登場したキャラクターの中でも除念ができるのは非常に少ないです。

 

その除念師の一人に、アベンガネがいます。

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グリードアイランド編で、その能力を見せました。

アベンガネは、クロロにかけられたクラピカの「律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)」を安全に解除するためグリードアイランドに入り込んだ旅団に見つかりました。

アベンガネ自身、ボマーに付けられた「命の音(カウントダウン)」を解除する必要がありましたが、解除後は、交渉にやってきたヒソカともにグリードアイランドをクリアすることなく後にしました。クロロにかけられた念を解除しに行ったのでしょう。


その後のアベンガネの行動については描写がありませんが、まことしやかにささやかれているのは、アベンガネは幻影旅団入りしたのではないか?ということです。真偽の程は現在不明。

 

そこで今回は、アベンガネは旅団入りしたのか?について考察しようと思います。

アベンガネとは?

ゴン、キルアと同じタイミングでグリードアイランドに入ったプレイヤーの一人。

最初はゲンスルーの存在を知らずに行動を共にしてしまうものの、本性を現したゲンスルーと、ゲンスルーの念能力「カウントダウン」をかけられたことにより、仲間から離脱しました。

直接的な戦闘の描写は描かれず、グリードアイランドでは「カウントダウン」を解除する機会をうかがっていたものと思われます。


念能力は、自らの具現化系念能力と森の精霊たちの力を借りて念獣を召喚し、自身や他人にかけられた念を取り外す除念能力。

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念獣はかけられた念が強いほど大型になり、性質によって形なども変わります。

さらに念獣はアベンガネに懐いてしまうようで、体にまとわりつきます。

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念獣を消すには、アベンガネ自身が、除念した念の本来の解除条件を達成しなければなりません。あくまで念をかけられた人の代弁をする能力です

アベンガネが旅団入りしたと考えられているポイント!

では、アベンガネがクロロの除念後に幻影旅団に入ったと考えられるポイントを振り返っていきましょう。

その1:旅団は除念師を欲しがるはず

除念師が希少ということは、幻影旅団メンバーのフィンクス自身が言及しています。
ということは旅団内の認識としても除念師が貴重であることはあると思われます。

旅団のメンバーの中には、分かっている限り除念師はいません。

またクラピカが旅団を狙ってきたり、他にも対象者に憑りつく類の念使いと出会ったりしたときのためにも、アベンガネはメンバーとして囲い込んでおきたいと考えるはずです。

これらの想定から、アベンガネが旅団入りしたのではないかと考えられています。

その2:アベンガネもクラピカを探さなければならない

クロロの心臓に突き刺さった「ジャッジメントチェーン」を取り除いたアベンガネには、おそらく相応の大きさの念獣がアベンガネにくっついていると思われます。

念獣を消すにはアベンガネもクラピカに頼んで鎖をはずしてもらう必要があります。

 

鎖はクラピカの意思で取り外しが可能ですので、クラピカと交渉する必要があります。

そのためにもクラピカの顔と名前とある程度の素性を知っている旅団と行動を共にした方が事を運びやすいはずです。

 

また、除念によって生み出された念獣は、念をかけた人物が死んだ場合も解除ができるので、クラピカの暗殺を旅団に依頼するなんてこともできますね。

 

アベンガネは旅団に入っていない可能性も高い!そのポイント!

アベンガネが旅団入りしたとは言い切れない理由もあります。その理由も振り返りましょう!

その1:アベンガネが悪人とは思えない

アベンガネのキャラクターとしては旅団のように「人を殺害してまで欲しいものは奪う」というようなタイプではなさそうです。むしろ旅団のようなやり方は嫌いそう。
旅団に入るということは自ら犯罪者の仲間入りするということです。賞金首ハンターや警察に追われる事になります。

 

そんなリスクを負ってまで、アベンガネがクロロの除念後に旅団に入る可能性は低そうです。

その2:クラピカと交渉するなら、旅団員でない方が良い

クラピカは、ヨークシンシティ編では旅団との戦いに一時幕を閉じたようです。

しかし、未だに旅団専用の「束縛する中指の鎖(チェーンジェイル)」は健在。

という事は、クラピカは旅団に再度出会えば捕まえるなりなんなりする気満々問うことでしょう。

 

だとしたら、アベンガネが旅団入りすることはクラピカに有利な交渉になることが考えられます。下手したら殺されるかも。

なので、アベンガネは「旅団に脅されて除念させられた!」と何も知らない念使いを演じた方が良さそうです。

まぁ、クラピカには嘘を見抜く「導く鎖指の鎖(ダウジングチェーン)」がありますが・・・

結局アベンガネは幻影旅団入りしたのか?

私の答えとしては、

アベンガネは旅団入りしてない

と思います!

 

やはり賢いアベンガネが危険な旅団に入るとは思えないこと。そしてクラピカと交渉するにも旅団でない方がいいと思ったためです。

でもクロロが貴重で、持っていて損はない除念の能力をみすみす逃すかというとそうは思えません。

 

ここで2つの可能性に分岐します。

両方ともアベンガネは旅団入りしていない前提の話です。

1.旅団とアベンガネとはギブアンドテイクの関係

クロロはキルアの兄イルミ=ゾルディックとも個人的につながりがあるようでした。

しかしイルミが旅団メンバーかというとそういうわけでもありません。

ただ単に仕事を依頼する間柄なだけでした。

 

このイルミとの関係のように、クロロが必要な時にお金を払って除念を依頼する

ギブアンドテイクの関係をアベンガネと結んでいる可能性があります。

 

アベンガネがグリードアイランドを出るとき、「除念で大儲けだ!」

と言っていたのは、クロロの除念のために旅団が大金を出すこと、そして以後も旅団関連で除念の依頼がたくさん舞い込むかもしれないからかもしれません。

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アベンガネが除念する

旅団メンバーが念をかけた本人を殺害

念獣が消える

という流れならば、旅団メンバーならたいていの使い手を殺害できますし、

それによって念獣の解除もできれば、アベンガネのデメリットはほぼないです。

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2.クロロが「盗賊の極意(スキルハンター)」で除念能力を盗んだ。

クロロの念能力「スキルハンター」ならば、条件をクリアすれば念能力を盗めます。

アベンガネの能力を知ったクロロはアベンガネを昏睡状態にさせるなどして、能力を盗んでいるかもしれません。

その方が、いちいちアベンガネを呼んで大金を払って除念してもらう必要も無くなります。今後のことも考えて、クロロがアベンガネの能力を盗み、そのままアベンガネを生け捕りにしているか、野放しにしているかってところでしょう。

 

この2つの可能性ならば、アベンガネが旅団入りしなくても、旅団が除念能力を確保できます。2の場合はアベンガネは一方的に損をしますが。

 

旅団のメンバーは皆戦闘の腕が立ちますが、それは必ず押さえなければならない入団条件には入っていませんし、アベンガネもグリードアイランドでそれなりに生き延びられるだけの実力はあるようですから、旅団メンバーにしても良さそうですが・・・

やはりアベンガネがすんなり入りそうではないんですよね。

 

ということで私の答えとしては、

アベンガネは旅団入りしておらず、お金を対価に除念の協力関係を結んだか、クロロに念能力ごと盗まれたかのどちらかかと思います。

これでアベンガネが旅団入りしてたら恥ずかしいなぁ〜。

 

2023年追記

ブラックホエール1号内で久しぶりに集結した幻影旅団。その中に、アベンガネの姿はありませんでした。

やはり、幻影旅団には入っていなかったようですね。

となると、逆にアベンガネがどうなったのか、安否が余計に気になるのですが……クロロさんが正当に報酬を支払い、アベンガネには何もしていないことを祈ります……

 

15巻のアベンガネは、頭がキレッキレ! 

【ハンターハンター】バショウの「グレートハイカー」なら暗黒大陸の生物や厄災も操れる?

ハンターハンターで再登場した、バショウというキャラクター!

ヨークシンシティ編で登場後、全く音沙汰のなかったバショウは、所詮使い捨てキャラクターなのかと思われていましたが、クラピカと未だ繋がっていて、この度暗黒大陸に乗り込むこととなりました。

 

このバショウについても作中では多く語られておらず、名前もあり、念能力もあるキャラクターの割に謎が残っています。

 

特にバショウの念能力「流離の大俳人(グレートハイカー)」は議論の余地がまだまだあり、もしかしたら暗黒大陸でも大いに役立つ能力なのではないか?と思います。


今回は、バショウのグレートハイカーがあれば暗黒大陸の生物も思いのままに操れるのではないか?という観点で考察していこうと思います。

バショウとは?

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クラピカが緋の眼を探すため、人体収集家・ネオン=ノストラードの護衛の採用試験を受けた際、同じく試験を受けていた男。

プロハンターであり、最初は新米のクラピカをおちょくるような態度を取っていたが、徐々にクラピカの力を認めて、相互に協力関係になっていった。


試験として、ダルツォルネから高入手難易度の品を入手するよう言われた時、バショウは「生まれたての赤ん坊の…」と、クラピカにもっと危険な何かを手に入れるミッションをこなしたことがある風なことを言っていました。バショウはハンターの影の部分も知っているのでしょう。

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念能力は「流離の大俳人(グレートハイカー)」。

後述しますが、バショウ曰く「オレが読み記した句は実現する」というもので、俳句の内容を現実にする能力です。

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ちなみにバショウは、俳句のことを「オレの祖国が誇る文学」と言い、俳句にも自分の名前を「芭蕉」と書いているので日本人だと思われます。

グレートハイカーなら何でも実現できる?

先述の通り、グレートハイカーはバショウが読んだ俳句の内容を現実にする能力です。

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この能力でバショウは

「オレ様が 殴ったモノは みな燃える」

と読み、イスを殴ったところ、

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発火しました。

さらに

「我が問いに 空言人が 焼かれ死ぬ」

という俳句を詠むことで、試験官の1人として紛れ込んでいたスクワラを脅し、白状させました。

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もしバショウの言うことが本当ならば、グレートハイカーは上手いこと575に抑えればその内容全てが本当になるということです。

だとしたら、暗黒大陸で、

「オレ様の 目に映るモノ みな服従」

みたいな句を読めば、暗黒大陸の生物をバショウが目にしただけで操ることができるかもしれません。

 

暗黒大陸の生物はその巨大さ故にネテロですら逃げ帰るほどです。

さらに五大厄災についても、どれか1つが人間世界に入り込んでも世界的な危機に陥る可能性がある脅威の存在。

しかしそんな暗黒大陸の生物たちもグレートハイカーならば操作できる可能性があります!


だとしたらバショウが暗黒大陸の生物や厄災を束ねて、突如として最強キャラに君臨するかもしれません…。こんな展開になったら、冨樫先生攻めまくりですね…

実は炎しか出せない?

グレートハイカーには諸説あり、バショウは「何でも実現する」ようなことを言っていましたが、実は炎しか出せないのではないか?ともされています。

理由はやはり、能力を披露するために読んだ2つの俳句が両方とも炎を実現する内容だったことから。


ただ、これにはちゃんと理由があり、最初の句でイスが燃えることをアピールしたのですから、次の句でも燃える内容の句にしないと、最初のアピールの信頼性が落ちて、スクワラを白状させる効力が半減してしまうから。

イスを燃やした意味が無くなってしまいます。


事実として作中でバショウはこの2つの句しか読んでいないので、本当に何でも実現できるのかは判明していません。

 

以前、バショウは特質系とされていましたが、変化系とする説も出てきており、オーラを炎に変えているだけだとも推測されています。

オーラを炎に変えるのだとしたら、俳句を読まなければならないというのは制約としてかなり厄介なように思えます。

キルアが充電するように、バショウも「1日20本タバコを吸わなければならない」くらいでいいかと。

バショウならメルエムも倒せた?

グレートハイカーが何でも実現するのなら、理論上メルエムすら倒せた可能性もあります。メルエムが死ぬ俳句を読めばいいわけですから。

「オレ様が 殴ったモノは みんな死ぬ」

みたいな句を読んで、メレオロンの「神の共犯者(パーフェクトプラン)」で近づいて、メルエムを殴れば、メルエムを倒せたかもしれません。


ただ、メルエムほどの圧倒的なオーラ量を持つ存在に対してバショウのグレートハイカーは通用するのかどうか…「き、効かねぇ!」みたいな展開になって、メレオロンもろともバショウも殺されてしまいそう…

結論:バショウの俳句のクオリティ次第だけど限界はある

バショウのグレートハイカーは俳句の出来によっても威力が変わってくるようです。良い句が読めないと効力も低下してしまう描写がありました。

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暗黒大陸の生物や厄災を操ろうと思ったら、後世に残るくらいの超良作を作らなければならないかもしれません。

バショウは、どちらかというと川柳に近いものを俳句と言っているくらい文学に疎そうですが、それでも良い句は読めるのでしょうか?


さらに、ヨークシンシティ編でバショウは当時の旅団にビビりまくりで、戦闘は避けようとしていました。このことからも、グレートハイカーには限界があり、自分より圧倒的な強者に対しては通用しないのかもしれません。そもそも暗黒大陸に行くのも大丈夫なのかと心配です。

 

それでも、自分本位でゴンのお見舞いにもいかないほど冷徹になってしまったクラピカのために協力してあげる優しいバショウさゆには、死ぬことなく暗黒大陸から帰ってきて欲しいところですね。結構好きなキャラなので。

 

 バショウ初登場は8巻!

 

 

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【ハンターハンター】ナックルのキメラ=アント編での行動は会社だったらクビレベル!?

ハンターハンターのキメラ=アント編を読み返していまいした。

メルエムたちが占拠した宮殿にゴンたち討伐隊やネテロ、ゼノが突入してからは、急転直下の展開が続きます。


非常にスリルあるシーンの連続で、私たち読者も手に汗握ってしまします。興奮しちゃうじゃないか♡という状態になってしまいます。

でも、冷静になって読んでみると、キメラ=アント討伐作戦において、残念ながらトラブルメーカーになってしまているキャラがいるのです。

正直「仕事だったらクビレベル」かもしれませんね・・・

そのキャラクターとは・・・ナックル=バインさんです。

なぜナックルは仕事だったらクビレベルなのか、そのやらかしポイントを見ていくことにしましょう。

ナックル=バインとは?

ナックルは、リーゼントに学ラン姿で、見るからに不良そのものといったキャラクター。

一見すると普段から態度が悪く、言葉遣いも荒いですが、実は人一倍情に熱いく、心優しい性格でもあります。

残念なことに、ナックルのこの性格が非常に厄介な状況を引き起こしてしまうことになるのですが・・・


ナックルはビーストハンターとして、活動しています。

しかし動物を狩るというより、動物を守るためにハンターとして活動しているそうです。

動物好きでもあり、キメラアント討伐に参加したのも、問答無用で相手を狩るのではなく、きちんと理解した上で狩るべきか否かを判断したかったためでした。


初登場時はのゴンたちとは比較にならないほどの体術と念の技術を備えていました。

奇策と対策を練っていたとはいえ、サシでゲンスルーと戦ったゴンですら手も足も出ない状態でした。

最終的にゴンはナックルに勝つことはできなかったものの、ナックルは途中からゴンを鍛えるために協力してくれるようになり、陰ながら師匠的な役割をしていました。

ナックルの念能力「天上不知唯我独損(ハコワレ)」

ナックルの念能力は「天上不知唯我独損(ハコワレ)」

殴った相手に「ポットクリン」と呼ばれる、数字をコールする念獣(マスコット)を取り付けます。

この殴った瞬間にナックルは自分のオーラを相手に分け与えています。

そのため殴られたダメージは相手にないのですが、オーラはナックルが自分の経験から数字化しており、そのオーラの1割が10秒ごとにどんどん相手に貸し与えられます。

相手のオーラ総量をナックルが貸し与えたオーラ量が超えたとき、ポットクリンは「トリタテン」に変わり、相手は強制的に30日間「絶」状態になり、オーラを練ることすらできなくなります。

まるで借金のような能力です。ナックルが貸したオーラの利息がどんどん増えていき、返せなくなったら相手は破産。返すためにはナックルを攻撃する必要があります。

ナックルのやらかし列伝

ナックルは間違いなく仲間思いでいい奴です。

友達に一人は欲しいタイプでしょう。

しかし、このナックルの仲間思いなところや情に熱い部分が、時に冷酷な判断が求められたキメラ=アント討伐作戦において「やらかし」と捉えられかねない行動につながってしまったのです。

もちろん、100%完璧に達成できるとは限らない綱渡りな作戦であったことには間違いないのですが、ナックルの行動はややアドリブが過ぎていたかもしれません。

ここではナックルの主な行動を「やらかし烈伝」と称して紹介します(他にも、ナックルにはかっこいいところがたくさんあるのは承知しています・・・)。

姿を現してしまった

討伐隊の作戦の一部として、ナックルはメレオロンの能力で姿を隠しながら、ハコワレの能力で護衛軍のユピーにオーラを貸し与え、シュートが時間を稼ぐうちにユピーを絶状態にするというものがありました。

しかし、ユピーのオーラ量がナックルがこれまでに対峙してきたことのない想像以上の量であったこと、そしてシュートとユピーとの実力差が絶望的に開いており、シュートが絶体絶命に陥ってしまったことから、身を隠し続けるはずのナックルは、姿を現し、囮になることでユピーの意識を自分からシュートに切り替えました。

シュートを助けるために仕方がなかったとはいえ、ナックルが登場してしまったことによりユピーがハコワレの能力がナックルによるものだと感づいてしまいました。

逃げ続けるナックルでしたが、途中でキルアの助けが入らなければ死んでいたことを考えれば、討伐隊全体を追い込みかねない行動でした。ユピーの足止め役がいなくなりますからね。

シュートの代わりにユピーをぶん殴りに行く

ユピーから逃げるナックルでしたが、ユピーにとってナックルは別に殺さなくてもいい相手であり、メルエムの無事さえ確保できればどうだっていい存在でした。
それに気がついたナックルは、ユピーが自分の追跡をやめたことで、一時安堵します。

そして傷だらけのシュートを抱えて戦線離脱しようとしますが、ユピーが虫の息のシュートに気がつきながらとどめをささずに立ち去ったことに怒りを感じ、またシュートからの懇願もあり、作戦を無視してユピーを殴りに行こうとしてしまいます。が・・・

この行動が原因で死にかけるナックル。いやいや、急いでシュートと身を隠していればよかったのに・・・

ユピーを爆発させれば大量のオーラを消費するので、ハコワレで絶にするまでの時間を早められると踏んだナックルは、あえてユピーの爆発を促すよう挑発するのですが、結局ユピーの策にはまり殺されかけるという危険な目にあいます。

怒りのあまりまたユピーの前に

キルアの助けで死なずに済んだナックル。しかし、シュートのところに戻ると、シュートがいなくなってしました。

ナックルはシュートがユピーによって連れ去られたと思い込み、ユピーの前にまた姿を現してしまいます。

実際シュートは、ノヴにより医療チームのもとに運ばれていただけでした。ユピーも飛んだとばっちりです。

勘違いの行動により、ナックルの師匠・モラウからは、「一旦頭を冷やして冷静に考えろ」という指示を暗に受けてしまいます。

さっきシュートを無視したユピーがなんでシュートを連れ去るんですかねぇ・・・?

ハコワレ解除

キメラ=アント編終盤、モラウ、メレオロン、ナックルの3人でユピーに立ち向かいます。

圧倒的なオーラ量を誇るユピーでしたが、絶にしてしまえば3人にまだ勝機はあったかもしれません。

しかし、モラウがユピーの攻撃を受け、致命傷を負ったことで、ナックルの情がまた揺れ動いてしまいます。

さらにユピーから「ハコワレを解除すれば命は助ける」という交渉を切り出されたことで・・・

モラウの作戦実行の意思に反し、ナックルはハコワレを解除してしまいます。

約束通りユピーは命を助けてくれましたし、ユピーを絶にしたところで、素の力だけでもナックルたちが勝てたかどうかは100%ではありませんでした。

モラウも早く治療しなければ危険な状況であったため、ナックルの選んだ行動は結果としては最善策ではありました。

が、上司の命令と元々の予定を個人の判断だけで、私情を挟んで逆らってしまうのは・・・う〜んどうでしょう。

やっぱり逃げよう!

ユピーとのやり取りから、キメラ=アントたちとは分かり合える可能性があると考えたナックル。戦場に最後まで残り、キメラアントたちとの戦いに納得のいく形で決着をつけることを望みます。

しかし、メルエムの危機を察した護衛軍プフの表情と、

復活後のメルエムの国家レベルの強さに恐れをなして、

逃げることを誓っちゃいます。

ナックルさん、それはないぜ・・・

結局メルエムになす術なく捕まってしまうんですけどね。

ナックルは28歳くらい

シュートの年齢が28歳ですので、ナックルも同じくらいの年齢であると考えられます。28歳といえばかなりの経験を積んでいるはずですし、現実世界でも仕事ではプロジェクトのリーダーを任されるようにもなる年齢でしょう。

そんなナックルが作戦を無視しすぎで、窮地に陥りすぎだと思うのです。

若いのならなんとなく仕方のない気もしますが、アラサーですからね、もう許されないですよ。

キルアの方がよっぽど優秀でした。ちなみにキルアはナックル・シュートの半分蔵の年齢です。

思惑通りにいかないのが人間であり、ナックルは作品を面白くしてくれたんや

28歳でかなりの経験を積み、上司からも信頼を勝ち得ていたはずのナックルが、いざ仕事となったら私情挟みまくりで命令を無視しまくりというこの状況。

しかも戦場をかき回した挙句、逃げようとしているのだから、会社だったらクビレベルかもしれません。

ただ、漫画的にいえば、ナックルが戦場をかき乱してくれたことで読者が楽しめたという部分は大いにありましたよね。

さらに、「メルエムの命令には感情もなく絶対服従なキメラアント」に対し、「私情やその場の状況によって、個人の感情が優先し、行動がぶれぶれになってしまうのが人間なんだ」という対比にもなっていると思います。ナックルの行動は人間代表ってところですかね。

やらかしすぎて、絶対にモラウに後でめちゃくちゃ叱られたでしょうが。


ナックル大奮闘のキメラアント編は27巻からが佳境!



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【ハンターハンター】陰獣の梟はなぜノブナガを殺さなかったのか?

週末はハンターハンター記事を書くというのを信条にしておりますので、今回はハンターハンター記事です!

ちょっと微妙なシーンといいますか、マイナーなシーンについて考えたいと思います。

陰獣について

私が一番好きなヨークシンシティ編。

幻影旅団が活躍するシーンが多々ありますが、その中でも見所は、旅団の1人ウボォーギンに関するシーンでしょうね。

ヨークシンシティ編前半は旅団というよりこのウボォーギンにかなりフォーカスされています。

 

ウボォーギンの戦闘力を描写するシーンとして「陰獣」たちとの戦闘シーンがありますね。私も好きなシーンです。

「陰獣」とは、世界のマフィアたちが作り上げたコミュニティの中でも、最も腕が立つ念能力者10人で構成された武闘派集団です。

マフィアにとって「殺し」は「脅しの手段」であって実は専門ではありません。その殺しを専門とする集団こそが「陰獣」なのです。


陰獣たちは、おそらく念能力の扱いは当時のゴン、キルアより上だったと思います(直接戦闘したらなんだかんだでゴン達が勝つと思いますが)。

病犬、豪猪、蛭、蚯蚓の4人は、4対1とはいえウボォーギンを一時的に追い詰めました。

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陰獣の梟はなぜ捕まえたノブナガを殺さなかったのか?

で、今回考えたいシーンというのが、陰獣とウボォーギンの戦闘シーンではなく、その後のシーンです。

陰獣4人を始末したウボォーギンは、直後クラピカの鎖によって攫われてしまいます。

クラピカは車で逃走し、幻影旅団メンバーのシャルナーク、マチ、フェイタン、ノブナガ、シズクの5人も車で追跡します。

 

その途中、旅団との車のフロントガラス部分に飛び込んできた男が1人。

その男は陰獣の1人「梟」というサングラスをかけた男。

梟は自身の念能力「不思議で便利な大風呂敷(ファンファンクロス)」によって旅団メンバーの乗る車を捕縛します(ファンファンクロスは布で包んだものを小さくしてしまえる具現化系と思しき能力です)。

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指でつまめるほど小さくなってしまった車ですが、旅団メンバー達は全員布で車が包まれる前に脱出しておりました…ただ1人を除いては!

そうノブナガ!ノブナガは車ごと布で包まれてしまいました。

ノブナガは後部座席の真ん中に座っていたので、脱出が遅れてしまったのです。

 

隣に座っていたマチとフェイタンがノブナガを足蹴にした可能性もありますが…音が聞こえるより早く耳をふさぐことが出来るほどの反応スピードを持ち旅団でも、車で座っている位置が悪いと脱出はできないようです。

なぜ梟はノブナガを殺さなかったのか。

梟は陰獣として旅団を殺害するためにやってきたはず。指でつまめるほど小さくなった車及びノブナガなんて、踏み潰せば余裕で始末出来そうです。

しかし、陰獣は旅団によって全滅。梟はフェイタンに拷問され、ノブナガさんは何食わぬ顔で別のシーンで登場していました。

ちょっと疑問に思ったので考えてみました。

梟は実は人を殺すのが苦手?

まず可能性として考えられるのは、梟は「実は人を殺すのが苦手」ということですしょうか。

陰獣を武闘派で殺しの専門集団と紹介しましたが、梟は例外で、敵を捕獲することまでが仕事で、殺すのは他のメンバーがやっているのかもしれません。梟は、

「悪人だろうが、命は命だから奪うのはいけないよ。それに人を殺しても残るのは罪悪感と虚しさと血の匂いだけだ…そんなことしたくないよ」

という様な考え方をしているのかも?

…うーん、そんなキャラには見えないな…

制約だから?

一番納得がいくのが「能力の制約だから」という理由ですかね。

「ファンファンクロスで捕まえた生物は殺せない」という様な制約がかかっているのかもしれません。

でなければファンファンクロス強すぎますからね。捕まえてプチッて潰せば勝てますから。

さすがに旅団クラスの使い手を捕まえるのは困難そうですが、そこらの念能力者では初見でファンファンクロスを避けられないと思います。


この様な制約があって梟はノブナガを殺さなかった、正しくは殺せなかったのかもしれません。

 

そういえば、クロロもゼノ、シルバと戦った際、ゼノを「生け捕り」にするためにファンファンクロスを使いました。

あの時はゼノの念を盗みたかったから生け捕りにしたものと思いましたが、ファンファンクロスの制約から生け捕りしかできなかったのかもしれません。

生け捕り専用の能力という感じですかね。


もしファンファンクロスを使ってゴキブリなどを捕まえたとしても、殺すことはできないかもしれません。

せっかく捕まえても殺せないとしたら、ファンファンクロスを開いたらまたゴキブリは逃げてしまいます。結局新聞紙などで潰さなければならないと思います。

便利っちゃ便利ですが、虫とかを捕まえたい時には不向ですね。昆虫採集をする時なら役に立つかもしれませんが。

 

作中では明かされてないでものの、「こういう制約がありそうだなぁ」って能力はいっぱいありますね。ファンファンクロスもその一つです。

まだクロロがファンファンクロスの能力を持っている可能性が高いので、ヒソカ戦で再登場するかと思ってましたがそんなこともなかったです。

もし「捕まえた生物を殺せない」という制約がなかったとしたら、強すぎるだろ…

 

クロロがファンファンクロス持って戦う姿もカッコ良かったので、また見たかったです。

…私が望んでいたのとは少し違うヒソカvsクロロでした…賛否両論だとは思いますが…


冨樫先生〜続き描いて〜

 

 梟のファンファンクロスが炸裂するのは、ハンターハンター9巻!

 

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【ハンターハンター】陰獣は弱い?いやいや結構強いと思える5つの理由!

マフィアンコミュニティーのトップ十老頭が誇る最強の武闘派集団、それが「陰獣」です。

10人の武闘派念使い達で構成されている集団。
陰獣が登場するまでは、その実力がいかほどなのか気になりました。
なんだか強そうな集団ってことは読者にも伝わっていたと思います。

ヨークシンシティで行われるオークションのお宝を狙って攻め込んできた幻影旅団を始末すべく、
動き出した陰獣たち。

しかし蓋を開けてみると10人のうち4人がウボォーギンによって殺害され、
残りのメンバーも、フェイタン、シャルナーク、マチ、シズクによって戦闘シーンも描かれず殺害されました
(陰獣の一人「梟」はクロロが念能力を盗んだため、生きていると思われます)。


なんだかがっかり感のあった陰獣。陰獣=弱いという印象が深く根付いてしまいました。

しかし、本当に員数は弱いと決めつけてしまっていいのでしょうか?
私はそれに疑問を感じるのです。
実は陰獣は結構強かったのではないかと。

そこで今回は、陰獣が結構強かったのではないかと感じるポイントを紹介しようと思います!

陰獣の強いところ

では、陰獣のメンバーが強いと感じられるポイントを見ていきます。

その1:戦車以上の硬さを誇るウボォーギンに傷をつけた病犬さん

旅団の一人ウボォーギンの肉体は、鋼のように硬いです。
念を纏えば、ライフルの弾すらも弾き、戦車をも破壊する「スーパーバズーカ」を真っ向から受けても
「さすがにかなり痛ぇ」程度の、皮膚が多少焦げる程度の傷で済んでいます。

旧アニメ版限定でいえば、ダルツォルネの「神字の刻まれた刀」でウボォーを斬ろうとしても、
5ミリ程度しか傷つけられませんでした。本当はコンクリートを溶かすくらいの熱を帯びた刀なのですが。
っていうか、旧アニメ版だとちょっとだけダルツォルネが優遇されてたんですよね。

さらに、キメラアントの師団長プロヴーダは、念弾を使っても装甲車を破壊することすらできませんでした。

ハンターハンターの世界における装甲車や戦車は念でも破壊することは難しいのです。
その戦車並みに硬いウボォーは超硬いのです。

そんなウボォーに強化した牙だけで傷をつけた病犬さん。

旅団に対してチート級の強さを発揮するクラピカを除けば、ウボォーに最も大きい傷を負わせたキャラクターです。
地味ですが、病犬の攻撃力は非常に高い可能性があります。

その2:ウボォーよりパワーのある蚯蚓さん

ウボォーを最初に殴った蚯蚓さんの指は、その衝撃でバキバキに折れてしまいましたが、
その後念能力でウボォーを土の中に引きずり込もうとしていました。
この力が強力で、身長258cmの巨体を誇り、さらに強化系を極めたウボォーですら抜け出すことはできませんでした。

蚯蚓さんの力なら、ゴンなどでも勝たないかもしれません。「ゴンさん状態」なら余裕で蚯蚓さんを地上に引き上げそうですが。

その3:専門知識がないと対応しようのない蛭さん

蛭さんの攻撃は「体内に飼っている蛭を相手に注入する」能力によるもの。
ウボォーギンには、マダライトヒルを寄生させました。

マダライトヒルは、人間の体内に入り込むと膀胱までたどり着き、卵を産みます。
その卵が孵り尿道から出てくるときの激痛で並みの人間ならば死亡するという非常に趣味の悪いヒルです。
ウボォーも非常に危険な状態でした。

しかしシャルナークがマダライトヒルについて詳しく知っていたので、
「ビールを飲んでガンガンおしっこをしまくる」という対処法を導き出せましたが、
いなければ解決できませんでした。マダライトヒルは生き物なので、シズクの「デメちゃん」でも吸い出せませんから。
まぁ今のご時世ならグーグルで調べれば対処法はわかりますけど、ほら、当時はネットとかまだ出始めたばかりだったから・・・
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その4:物理攻撃無効の豪猪さん

豪猪さんは体毛を鋼のように硬くしたり、クッションのように柔らかくしたりできます。

これによりウボォーのパンチを防ぎました。
物理攻撃は豪猪さんには当たらないのです。
ただ、その他念能力による攻撃なら効きそうですね。通常のパンチや蹴りでは豪猪さんにはダメージを与えられないのです。

その5:包んでプチッ!とすれば瞬殺の梟さん

以前記事にしましたが、

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梟の能力「不思議で便利な大風呂敷(ファンファンクロス)」は、包んだものをどんなものでも手のひらサイズにまで小さくすることができます。
大量の宝を運んだり、車1台丸ごと包むことも可能でした。
ファンファンクロスで包んでしまえば、あとはブチッ!と潰してしまえばどんな敵でも倒せそうです。
まぁ包むことができればなんですが。旅団にはすり抜けられていました。ノブナガ以外は。
事実ノブナガを包んだ梟さんでしたが、包んだ後に潰すことはしませんでした。
生け捕りにしたかったのかもしれませんが、もしかしたら「ファンファンクロスで包んだ生物は殺せない」などの
制約があったのかもしれませんね。

その他の陰獣については戦闘描写がなかったのでわかりませんが、
病犬、蛭、蚯蚓、豪猪、梟並みの特殊な念能力を持っていたかもしれません。
なんとなく上記の5人より強そうに見えますが。


陰獣は旅団というかなり強力な敵と当たってしまったが故に全滅しました。
しかし、当時のゴン、キルアよりも強かったことは間違いないでしょう。
グリードアイランドでもそこそこ通用したかもしれませんね。クリアは無理でしたでしょうが。
この記事を読んでくれた方々の中で陰獣の評価が上がれば幸いです。

陰獣が大活躍?のハンターハンター9巻!

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