私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、裁判傍聴のレポートなどを書いている趣味ブログです!

【ハンターハンター】人や物を感知する「円」の中で気配を絶つ「絶」を使ったら見つからないのか?

今回はハンターハンターの念に関する疑問点を考えてみたいと思います。

 

念の基本技術の一つに「絶」と呼ばれるものがあります。簡単に言うと「絶」は気配を絶つ技術で、オーラを出ないようにして、敵に発見されにくくなる効果があります。

一方で基本技術「練」と「纏」の応用技で「円」という技術もあります。これは、一定範囲内にある人や物を感知することができる能力です。

関連記事:【ハンターハンター】円の範囲広さランキング!1位はどのキャラクター? - 私の名前はジロギン。

 

ここで疑問。人や物を感知する「円」の範囲内で、気配を絶つ「絶」を使ったら見つからないのでしょうか?

考えてみたいと思います。

「絶」は姿までは消せない

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(引用:HUNTER×HUNTER 10巻121P/冨樫義博)

まずは「絶」についてもっと細かく見ていきましょう。

「絶」はオーラや気配を完全に絶つ技術で、完璧な「絶」を使いこなせれば尾行などをしても感づかれることはありません。ゴンは「絶」を無意識に使ってヒソカを尾行したり、キルアとともにノブナガ、マチを尾行したりしていました。

 

確かに「絶」は気配こそ消せますが、その姿まで消えるわけではありません。

キルアがレオリオの前で「絶」を使った時レオリオは「キルアが薄くなった気がする」と感じていました。

薄くなったといってもそれは雰囲気の話であり、実際にキルアがその場から消えかけていたとかそういうことではありません。

ですので、「絶」の使用者は姿を隠さなけれ見ることもできるし、触ることももちろん可能です。

 

「円」は肌の延長

先ほどはざっくりとしか「円」の特徴を書きませんでしたが、もっと詳しく「円」について書いていこうと思います。

「円」について詳しく書かれているのは、幻影旅団の一人、ノブナガさんが「円」を使った時ですね。

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(引用:HUNTER×HUNTER 11巻17P/冨樫義博)

ノブナガさん曰く「円」の中にある全ての物の形や動きは肌で感じ取ることができるそうです。

肌で感じ取るということは、「円」は肌の延長みたいなもので、手足を伸ばしまくっている感じに近いと思います。触覚で「円」の中にあるものを感じ取れるということでしょう。

 

さらにノブナガさんは続けました。

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(引用:HUNTER×HUNTER 11巻17P/冨樫義博)

オレの「円」は太刀の間合い(半径4m)までで十分・・・!(つーかこれが限界)

ではなく!

いかにお前ら(ゴンとキルアのこと)が気配を絶ち、音を消して近づこうともこの中に入り込めば即座に形と動きを感知し斬る!

 

「円」の中では気配を消しても感知されてしまうようです。

先の「絶」の説明でも書きましたが、「絶」は決してその場から消えるわけではないので、見られたり触られたりしたら気づかれてしまいます。

「円」が肌の延長のようなものであるのならば、「円」の中で「絶」をしても触覚で位置がバレてしまうようなものということですね。

 

ということで、基本的には「円」の中で「絶」をしても位置はバレてしまうということになるでしょう。

まだ作中でその描写がないので100%そうだとは言い切れませんが。「絶」は身を隠しているからこそ有効な技術ということですね。

 

「円」の中でも「絶」をするメリット

ただ、「円」に対して「絶」を使っても完全に無意味かというとそうでもないとも思います。

キメラ=アント編でネテロとゼノが宮殿の上空から侵入を試みた際、ピトーは自身の「円」を思い切り上空に伸ばし、ゼノの作り出した「龍頭戯画(ドラゴンヘッド)」のオーラに触れました。

この瞬間、ピトーとゼノは互いの力量がある程度把握できたような描写がありました。

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(引用:HUNTER×HUNTER 25巻60P/冨樫義博)

またカイトもピトーの実力を測るためにあえて「円」に触れているんですよね(それが原因でピトーの腕試しの相手とされてしまいました)。

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何が言いたいかというと、「円」で自分のオーラに触れられると自分の力量まで図られてしまうということです。

「円」に触れる前に「絶」を使えば、位置はバレてもオーラを出していないので自分の実力が相手にバレない可能性があります。

この結果、相手が「実力が未知数の敵とは戦わない」と判断してくれれば戦闘を回避できます。

 

ただ・・・オーラを纏っていない「絶」の状態で「円」、もっというと他人のオーラに触れるというのは、極寒の地でコートを着ていないのと同じようなものだそうです。

相手のオーラが強大すぎると恐らくノヴさんのように心が折れてしまい、ゆくゆくは・・・

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(引用:HUNTER×HUNTER 27巻191P/冨樫義博)

 

「円」の中で「絶」を使用しても見つかる

なんだか「絶」の方が不利なように感じる内容になってしまった気もしますが、そもそも「絶」を使う状況というのが、自分が敵やターゲットに見つかっていない状況のはずですので、いかようにも攻撃できる有利な状況なんですよね。

むしろ「円」を使わなければならない状況というのは、敵の位置がつかめず追い詰められている状況だと思います。

「絶」の最中に「円」を使われ、その範囲内に入れば見つかってしまいますが、それまでは圧倒的に有利な立場で戦えるので、実は「絶」と「円」、どちらが優れているかというと五分だと思います。

 

また「円」はオーラを広域に広げてしまうので、自分の居場所を知らしめることにもつながりかねないと思います。

敵が1人だけならばまだいいですが、複数人いたら一斉に自分の位置を悟られてしまう危険性もはらんでいると考えられます。

 

「発」や念系統の相性もありますが、実は念能力者ならば誰もが使える基礎技術や応用技術にも相性があるんですよね。

ここがハンターハンターの面白いポイントの1つです!

今回は短めですがこの辺でー!

【ハンターハンター】もしネテロが老人ホームに入居したらどんな生活を送るのか?

 

ハンターハンターに登場するアイザック=ネテロは、作中ではすでにかなりの高齢でした。おじいちゃんでした。そんな状態でもキメラントの王・メルエムと真っ向勝負を挑み、一時圧倒するなど「若かったらどれだけ強かったんだよネテロ・・・」と読者たちを驚愕させてくれましたね。

結局ネテロはメルエムにやられ、死亡してしまいました(自死でしたが)。武道家としては悔いのない敗北、そして死だったとは思いますが、ハンター協会のために頑張ってくれたネテロには、安らかな老後を送ってもらいたかったとも思うのです。

そこでふと考えたのですが、

もしネテロおじいちゃんが老人ホーム入居したらどんな生活を送るのでしょうか?

想像してみたいと思います。

 

今回は当ブログの運営者である私ジロギンが、「新人介護士として老人ホームに入居してきたネテロおじいちゃんのお世話をしている」という設定で書いていきます!

私の名前は介護士ジロギン。今日から精一杯働くぞー!

 

 

 

ネテロさんについて

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(引用:HUNTER×HUNTER 20巻42P/冨樫義博)

まずはこれから私が身の回りのお世話をすることになるネテロさんについて確認しておきましょう。

元ハンター協会会長で、長年武闘家としても活動してきたハンターだそうです。ハンターだなんて、かっこいいけど、リアルでそんな職業に就いてる人は見たことがないぞ。若い頃は「最強の念能力者」だったとか・・・念能力?そんなのあるわけないじゃないか!何を言ってるんだこの人は全く。

特技は「百式観音」・・・?オーラで作り出した観音がネテロさんの動きに合わせて敵を攻撃する・・・?なんて中二病なんだろうか。もうご高齢だというのに。私も今年で25歳になるけど未だ中二病だから、年をとったらこんな感じになるのかな?

経歴には何やら疑問点が残るけど、とても興味深い人ではあるなぁ・・・

わしはネテロという者じゃ、よろしくな!

私の名前はジロギン。よろしくお願いします。

 

 

日課

ネテロさんがホームに入居した日の翌朝。私はネテロさんのお部屋に向かいました。ネテロさんはだいぶ元気なお方で、体も健康的。なんなら私より健康的なくらいです。ですのでホーム内外でも比較的自由にご自身の意思に任せて活動してもらっています。でもホーム内にはルールがあります。朝ごはんの時間はご入居者様全員で、大広間で食べることになってます。ご入居者様同士でコミュニケーションを図ってもらうためです。ただ、ネテロさんがいつまでたっても大広間にやってきません。そこで私はお部屋に様子を見にいくことにしました。

お部屋に向かう途中、ホームのお庭にネテロさんの姿を見つけ・・・ってなんじゃありゃ!?っと私は目を疑いました。ネテロさんが凄まじい速度で正拳突きをしているではありませんか・・・

何やってるんですかネテロさん!

武道への恩を返すための正拳突きじゃよ。1日1万回やるのが日課なんじゃ。お主も一緒にどうかな?ジロギンくん?

ネテロさん!いかにお元気とはいえ無茶しては・・・

なぁに、あと20分足らずで終わるわい!そこで見といてくれんかの

 正拳突きを1万回!?何言ってるんだ!そんなこと、できるわけ・・・いや、なんだ?ネテロさんの正拳突き、ただ速いだけじゃない!動きと音がずれている!どういうことだ!?表現するのが難しい・・・しかし、あえて表現するのであれば、そう、ネテロさんは・・・

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(引用:HUNTER×HUNTER 25巻95P/冨樫義博)

さぁて終了!それじゃ飯にするかのぉ。

か・・・観音様が・・・

 

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(引用:HUNTER×HUNTER 25巻95P/冨樫義博)

私には、ネテロさんの背後に、神々しい観音さまが見えた。これがネテロさんの言う「百式観音」というやつだったのだろうか・・・?

このホームに、怪物が誕生した。

 

 

 

暇つぶし

ネテロさんがホームに来てから1週間が経過しました。ホームではご入居者様がお楽しみいただけるよう日ごとにレクリエーションを用意しています。将棋やお絵描き、書道、華道など様々です。講師の方をお招きして行うものもあります。ですがネテロさんにとってはどれも退屈なようでした。それもそのはず。ネテロさんは「拝み→構え→正拳突き」という一連の動作を1万回繰り返すのに1時間もかからないようなお人です。今のホームのレクリエーションでネテロさんを満足させるのはかなり難しいと、私は悩んでしました。

そんなある日、私はネテロさんに呼び止められました。

ジロギンくん!わしとこのボールで遊ばんか?

ボールでですか?

左様、君がわしからこのボールを奪えば君の勝ち。どんな攻撃をしてきても構わんぞ。わしは手をださんからな

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(引用:HUNTER×HUNTER 2巻100P/冨樫義博)

確かにネテロさんの正拳突きは神がかっていました。しかし、ボール取りという持久戦になればさすがのネテロさんでもそのうちバテるでしょう。私の方が断然若いし、こう見えても私は高校時代にテニスの県予選でベスト32まで残ったほどの実力(団体戦の補欠メンバー)。さすがに体力で負けるわけにはいきません。ホームの職員がご入居者様相手に持久戦を挑むなんて本来ならば良くないことでしょうが、これはネテロさんがふっかけてきたことですから、仕方ないですよね。私はこのボール遊びを快く承諾しました。

 

〜10分後〜

 

はぁはぁはぁはぁ・・・

もう終わりかのぅ?わしはまだあと72時間くらいいけるぞ!

やーめた!ギブ!私の負け!ネテロさん相手じゃ1年中追い回しても取れっこないよ

そうか、残念じゃの・・・

(そう、あれ以上やってたら○してでもボール取りたくなっちゃ・・・)

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(引用:HUNTER×HUNTER 27巻160〜161P/冨樫義博)

わしの命を取るなんてボールを取るより10000000倍難しぞ

き・・・肝に銘じておきます・・・

 やはりこの人には敵いません。

 

 

 

最後の日

ボール遊び以来、私はネテロさんにたくさん悪戯をされたり、ちょっかいを出されたりしました。私としては仕事の邪魔をされてちょっと不愉快になることもありましたが、ネテロさんご自身はとても楽しそうに笑ってらっしゃいましたので、まぁそれはそれでネテロさんのためになっているのならばいいか、とも思っていました。

しかし、ネテロさんが入居されてから3ヶ月間、正直ネテロさんの「遊び」は私を含め他の職員やご入居者様にとっての「遊び」の域をはるかに超えており、ネテロさんの満足がいくように接することは誰一人としてできませんでした。ネテロさんはそれを感じてか、私に悪戯をすることもだんだんと少なくなり、退屈そうにしている姿を見かけるようになりました。

その退屈さが頂点に達したのか、ネテロさんは急遽別のホームへと転居することを決めてしまったのでした。

寂しくなりますね・・・

いろいろちょっかい出したり、悪戯したりして迷惑かけたのう

いえ・・・私の力不足でした

迷惑ついでに最後に一つだけ、わしの悪戯に付き合ってくれんかの?

 そういった時のネテロさんの表情は、たった3ヶ月の間しか一緒にいませんでしたが、今まで見たことがないほど悪意に満ちた表情でした。

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(引用:HUNTER×HUNTER 28巻150P/冨樫義博)

今回の悪戯は、いや正確に言うと「ネテロさんにとっての悪戯」は、私に取って悪戯の範疇でないことは容易に把握できました。もはや命の危険すらも感じるほどでした。

そしてネテロさんは不気味な表情と共に、突如指で自分の胸を人刺しにしました。やはりただ事ではない、狂気がそこにはありました。

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(引用:HUNTER×HUNTER 28巻152P/冨樫義博)

えっ!?何これ!?何が起きるの!?えっ!?

地獄があるならまたあおうぜ

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(引用:HUNTER×HUNTER 28巻154〜155P/冨樫義博)

その爆弾は

低予算で小型の上

驚くほどの殺傷能力を誇り

技術さえ確立してしまえば

短期間で大量生産が可能な事と

爆煙の特異な姿から

貧者の薔薇(ミニチュアローズ)と呼ばれ

独裁小国家に好まれた

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(引用:HUNTER×HUNTER 28巻157P/冨樫義博)

 

 

 

こうしてネテロさんと私の短い生活は終わりました。

あの爆発で奇跡的にも犠牲者は出ず、私もなんだかんだほぼ無傷でした。やはり最後までネテロさんは冗談が過ぎる人でした。

しかし、あの爆発でネテロさんが亡くなったとは思いません。おそらく生き延びてどこかでまた誰かに悪戯したりちょっかい出したりして困らせているのではないかと思います。

だんだんと私はまたネテロさんに会いたいなぁと思うようになりました。

そして私はいつの間にか介護士をやめ、ネテロさんと同じく、そしてネテロさんを探すためにハンターになることを決めていました。来年のハンター試験を受験しようと思います。

母ちゃん!俺ハンターとして生きていくよ!ハンター試験受けに行くぜ!

ハンター試験だぁ?バカなこと言ってないでハローワーク行きなさいよ!ハローワーク!

 

ということでもしネテロが老人ホームに入居したら、

ホームでもその超人的な能力を発揮するも誰も追いつけず、ネテロは退屈になってします。一方でそんなネテロに影響されて介護士がハンターを目指してしまうことでしょう!

・・・っていう妄想をしてしまいました。ネテロのような魅力的なお爺様がいたら、自分もハンターを目指してしまいたくなるくらい素敵・・・ですかね?

長々とお付合いいただき、ありがとうございました。

 

 

【ハンターハンター】クラピカの師匠「イズナビ」が師匠としてかなり有能な件

ハンターハンターファンの方ならばご存知だと思います、クラピカの師匠の名前!わかりますか?正解は「イズナビ」です。

初登場はクラピカVSウボォーギンの回想の中で、それ以来出番はなかったのですが、クラピカはカキンの王子の護衛の一人としてイズナビにも協力を仰いでいました。

 

キャラクターとしての知名度からすると正直あまり知られていないイズナビ。

しかしこのイズナビ、振り返ってみると、実は念の師匠としてかなり有能なのです。

イズナビとは?

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(引用:HUNTER×HUNTER 10巻183P/冨樫義博)

黒い髪に無精髭を生やした男性です。初登場時はなぜか柔道着のようなものを着用し、再登場した時にはジャージのようなものを着ていました。ですので、ファッションにはだいぶ疎いのではないかなと思われます。

 

クラピカにマンツーマンで念のイロハをたたき込み、見事クラピカを優秀なハンター、そして(イズナビ自身そこまで考えてはいなかったと思いますが)優秀なマフィアにまで育つ基礎作りを行いました。

関連記事:【ハンターハンター】クラピカがマフィアとしても超優秀な件 - 私の名前はジロギン。

 

現状これ以上の情報がないイズナビ。

今後の活躍が見ものですが、作中描写だけでもかなり有能な念の師匠だということがわかります。

 

クラピカに半年で念を教え込む

プロハンターになり、緋の眼の回収と幻影旅団の打倒のため本格的に活動を開始したクラピカ。

まずは緋の眼が回収しやすいと思われる人体収集家(ネオン)の護衛任務に就こうと考えたものの、斡旋所「千耳会」でクラピカは、念すら学んでいないことを理由に仕事を紹介してもらえず追い返されてしまいます。

その後、どういう経緯でかはわかりませんが、クラピカはイズナビを師匠として、念の修行(裏ハンター試験)に挑みました。

 

再度斡旋所を訪れ無事仕事に就いたクラピカ。その期間は約半年ほど!非常に短い期間で念を習得したのです。

しかも鎖を具現化させ、各鎖に能力を付与するという「発」まで開発していましたから驚きです。

ゴンとキルアもほとんど同じくらいの修行期間でしたが、学んだのは念の基礎まで。しかしクラピカは、その先の「発」の開発まで完了させていました。

これは師匠のイズナビが、かなり優秀な教育者だったからという要因があると思います。

 

まぁクラピカは緋の眼になるとオーラ量が増え、どの系統でも100%の制度で使えるようになる「絶対時間(エンペラータイム)」という特異体質があったので、念の習得は早かったのかもしれません。

さらに後述しますが強力な制約もかけてますから、早く成長しやすかったのは事実です。

それでもなお、念の習得に半年しかかからないというのは異常なペースなのです。

戦闘技術も教えた?

ハンター試験までのクラピカは、木刀の二刀流で戦っていました。剣術が中心の戦闘スタイルです。

しかしその半年後、ヨークシンシティでウボォーギンと戦った際には、鎖を使った全く異なる戦闘スタイルに切り替わっていました。

さらに言うと、体術に自信ありなウボォーギンをスピードで圧倒するレベルの体術まで身につけていたのです。

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(引用:HUNTER×HUNTER 10巻162P/冨樫義博)

間違いなく実戦経験で言えばクラピカよりウボォーギンの方が上のはず。なのに信じられないほど高いレベルの体術を繰り出せるようになっているとは、やはり修行中に何かあったと考えるしかないですね。

となる関わってくるのは、師匠のイズナビでしょう。イズナビがクラピカの剣を用いた戦闘スタイルを一新し、鎖を用いた戦闘スタイルに切り替え、さらにハイレベルな戦闘技術を教え込むことで、クラピカは体術でもウボォーギンを上回るレベルになったと考えられます。

 

鎖は「絶対時間(エンペラータイム)」で操作系の系統を使えば、ある程度自在に操作できると思いますが、素の体術ばかりは修行しなければ向上しないと思います。

クラピカは強化系も使えるので、身体能力の強化もできるかもしれませんが、ウボォーギンを圧倒できるレベルの体術というのは、念なしでの体術レベルも上がっていなければ実現は厳しいでしょう。

 

もしクラピカに体術を教え込んだのがイズナビだとしたら、イズナビ自身すごく強い人なのかも。

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弟子と良好?な関係を築く

修行中のクラピカは気に入らないことがあるとイズナビの話を無視してしまうこともあったようで、教える側としてもだいぶ手を焼いたのではないかと思います。

普通ならイズナビも怒って仲違いしてしまう可能性もあります。

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(引用:HUNTER×HUNTER 10巻182P/冨樫義博)

が、暗黒大陸に乗り込むにあたり、クラピカはイズナビにも協力を仰いでいましたし、イズナビも手を貸してくれています。

なんだかんだ言っても良好な関係が築けていたということだと思います。

 

クラピカも修行中は勝手にどこかに行ってしまうこともあったみたいですが、イズナビが重要な話をするときはきちんと聞く姿勢を見せていたことからも、やはり師匠として尊敬している部分はあったはずです。

弟子が好き勝手行動してもきちんと尊敬させ、修行が終わっても良好?な関係を保ち続ける・・・これは有能な師匠です。

いつどんなタイミングで自分の教え子に助けられるかわかりません。教え子に助けられるなんてプライドが許さないと思われる方もいらっしゃるでしょうが、情けは人の為ならず、どんな縁で自分に幸運が回ってくるかはわかりません。

 

教え子にどんな態度を取られても見放したりはしないイズナビ・・・超いい先生だなぁ泣

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でも制約について教えたのはどうなんだろう…

ただイズナビは、クラピカの気持ちを汲んでか、制約と誓約について教えてしまいました。

念を使うにあたりきつい制約を掛け、それを遵守すると強く誓うほど、念の精度や威力が格段に向上するという念の特性の一つです。

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(引用:HUNTER×HUNTER 10巻188P/冨樫義博)

どんな念能力でもある程度の制約がかけられおり、その制約の範囲内でなければ発動すらしない能力もあります。

ただ、その多くが自分の身に危険が及ぶようなきつい制約ではないのですが、クラピカは具現化した鎖の一つ「束縛する中指の鎖(チェーンジェイル)」に「幻影旅団以外には使わず、もし使用した場合自分は命を失う」という制約をかけました。

おそらく、ゴンがゴンさんになった時の次くらいに厳しい制約と言えます。

この世で幻影旅団メンバー13人以外には使えず、使ったら死ぬなんてリスクが高すぎますからね。

しかし、当時のクラピカがハンターになって達成したい大きな目標が「幻影旅団の壊滅」でしたので、旅団限定の能力でも良しとしたのです。

 

一方でゴンの師匠・ウイングは、ゴンが「発」の開発をするにあたり「クラピカの真似はしてはいけない」と伝えていました。

クラピカの、というよりはイズナビがクラピカに課した修行は短期間で強力な念能力をマスターできる代わりに、自分の身に危険が及ぶ修行だったのだと思います。

ウイングは、ゴンとキルアには多少時間がかかってでも順序を踏んで成長して欲しかったのでしょう。

 

今の所制約によってクラピカの身に危険は及んではいません。

そしてクラピカの目的が復讐にあったからこそイズナビは気持ちを汲んであげただけで制約と誓約教える上で悪気はなかったともいます。

イズナビの優しさがゆえの行動だったとは思いますが、結果として弟子を危険な目に合わせてしまっているのだとしたら、制約と誓約については秘密にしておいたほうがよかったかもしれませんね。

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イズナビ、ダブルハンターになりたかった説?

ここまでイズナビは、「強情なクラピカにわずか半年で念をマスターさせ、ウボォーと張り合う戦闘技術を身につけさせ、未だに良い関係を保っている有能なティーチャー」として書いてきました。

が、もしかしたら「ダブルハンターになりたくて、クラピカを早くに成長させる必要があった」ということも考えれれます。

 

ダブルハンターの昇格条件には「自分はシングルハンターであり、自分が育成に関わった後進のハンターが星を獲得すること」があります。

関連記事:【ハンターハンター】シングルハンターからトリプルハンターまでのなり方や条件をまとめた!(その他ハンターについて) - 私の名前はジロギン。

 

もしイズナビがシングルハンターだったとしたら、クラピカを早く育て上げるために制約と誓約について教え、多少弟子を危険にさらしたとしても自身の昇進のために急いで念を教え込みたかったのかもしれません…!

さらに、もし本当にクラピカが幻影旅団を壊滅させたら、その功績としてシングルハンターになってもおかしくはないです!となればイズナビもダブルハンターに昇進……このためにクラピカに指導していたパターンも考えられます。

 

……って、クラピカはシングルハンターになる前に十二支んになっちゃいましたね。

この場合どうなんでしょうか?イズナビの昇進はあるのかどうか……?

いや、クラピカが暗黒大陸に関わる事柄で功績をあげたら昇進かな?

イズナビは超強いかも?

旧アニメ版だと、イズナビはクラピカに対してそんなに積極的に指導はしておらず、基本はクラピカが独自に修行している感じでした。

もちろんポイントごとにイズナビがアドバイスしていたようですが、クラピカはなんでも一人でやりたがるタイプですから、師匠であっても鑑賞して欲しくなかったみたいです。

ただ弟子が一番良い形で修行できる環境を整えるのも有能な師匠である証……っていうのは強引な理屈ですかね?

 

また、これも旧アニメ版なのですが、イズナビはクラピカに結構しつこく「復讐なんてやめとけ」と言っていました。

ですので先述の「イズナビはダブルハンターになりたいがために制約と誓約でクラピカを強制的に急成長させようとした」というのは、自分で考えた考察ではありますが正しくないような気がします。

イズナビは心の底からクラピカに成長して欲しくて念を教えたのでしょう。

できれば制約と誓約についても語りたくなかったのかもしれません。

 

クラピカの師匠という謎の位置付けであるイズナビですが、もしクラピカにウボォーギンを圧倒するレベルの体術を教え込んだのがイズナビだとすると、超強い可能性があります!

暗黒大陸は「戦いにおける強さ」が重要ではないようですが、その道中、ブラックホエール号内ではこれまでのハンターハンターらしい強さが求められそうなので、イズナビが大活躍するかも!?……咬ませ犬になったらなったで私は嬉しいですけど。

【ビーストウォーズ】チータスのフィギュア買ったらかっこよすぎた!【レビュー】

 

私の名前はジロギン。

 

先日、もうどうしても欲しくて仕方がないものがあり、衝動買いしてしまいました。私はこれまでなんて素晴らしいものを買い逃していたのだろうか・・・

それが何かと申し上げますと、

ビーストウォーズのチータスのフィギュア

です!

 

ビーストウォーズについてご存じない方もいるかもしれません。多分20代半ば〜30代くらいの方はどはまりした方も多い世代だと思います。

ビーストウォーズとは、夕方にやっていたCGアニメで、正式名称は

「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」

ということで、昨今映画化されて大ヒットしている「トランスフォーマー」シリーズのひとつです。ビーストウォーズのアニメが放送していたの、はかれこれ20年くらい前だと思います。

ストーリーを大まかに説明すると、謎の惑星に不時着した正義の一団「サイバトロン」と悪の一団「デストロン」が惑星の各地に眠る「エネルゴン」を求めて争いあうというものです。

登場人物は全員ロボットなのですが、エネルゴンが放つエネルギーによって、基地の外では3分ほどしかロボットの姿でいられません。そのため、惑星に暮らす生物(多くが現実に暮らす生物)をスキャンし、通常はその生物の姿で過ごしています。戦いの時のみロボットの姿で戦います。

私はこの「ビーストウォーズ」が大好きでして、放映当時もどはまりしていたのですが、未だに大ファンです!もうめっちゃ面白い!ストーリーもいいし、声優さんたちがアドリブしまくりで面白い!是非オススメの作品です!

 

たくさんの登場キャラクターがいるのですが、中でも私が好きだったキャラクターがチーター型のロボット「チータス」です。

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主に偵察を行う「密林巡視員」という役割で、チーターの状態だと時速300km/hにもなる俊足で駆け回ります。若い戦士であるがゆえにトラブルもおこしがちですが、次第に成長していく様は、まるで現代の若者に通じる部分があると思います。語尾に「じゃん」をつけまくる「じゃんじゃん星人」でもあります。

私はこのチータスがめちゃくちゃ好きでしてね。今の私とは対照的な、いわゆる「陽キャラ」っぽい性格をしているんですけど、芯がしっかりしていてかっこいいんですよ!そんなチータスのフィギュアをこの度購入したのです!

 

 

 

開封

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というわけで例のごとく、アマゾンさんからや届きました、いや届けてくれたのはクロネコヤマトさんか。いつもありがとうございます。感謝を忘れずにいざ開封!

 

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そして中にはクソカッコイイ箱が!そうこれがチータス!チーターの生態や姿をスキャンして取り込んだロボットです!そもそもチーター自体がかなりかっこいい動物っていうのもあるんですけど、さらにチータスのおちゃらけた感じが合わさると、めちゃくちゃかっこよくなるんです!チャラいのにかっこいいという絶妙さです!

っと御託はここまで。ではこの箱も開封してみましょう!

 

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じゃっじゃーん!・・・ってまだまだ梱包は続きます。でももうビーストモードのチータスが見えていますね。チーターです。この状態ではただのチーターです。

そしてなんだか気になる顔が幾つか見えるかもしれませんが、これらについては後で触れていきます。

 

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はい出ました!チータス!今にも

「チータス!変身っぬぁ!」

って変身しそうですね!「っぬぁ!」が重要!多分声優の高木渉さんのアドリブでつけた掛け声だと思いますが、チータスが変身する時の掛け声にはこの「っぬぁ!」がないと・・・ってあれ?なんか暗くないか?顔?チータスはもっと元気いっぱいなはずなのに、どうしたんだろう?我が家がお気に召さなかったのかな?

 

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なんていうときのために、こんな風に顔を変えることもできます!普通の顔とか、怒っている顔とか、交換可能です。ロボットモードの顔も変えることができますが・・・表情の差があまりわかりませんね。

 

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驚いている顔もあります!なんだか明るいチータスらしくなってきたので、うちのチータスはこの顔でいこうと思います。イカしてるじゃん!

 

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おっと失礼。では早速、チータスを変身させてみせましょう!

 

変身っぬぁ!

アニメのように一瞬で変身できれば助かるのですが、そうもいきません。説明書を見ながら変身させていきましょう。

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・・・うん、なんか色々書いてあるけど、感覚で出来るよ、大丈夫(私はマニュアルを読まないタイプの人間です)。じゃあ行くぜ!チータス!変身っぬぁ!

 

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まずは足を変身させていきますが・・・これを文章に起こすのは難しいし多分書いても伝わらないと思いますので、ここからはなんとなく「変身してる最中なんだな」くらいの感覚で、写真中心にお読みください。

 

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下半身はこんな感じですね。ジョイント部分が結構固くて動かしにくいので、あまりにも力を入れすぎると壊れてしまうのではないかとけっこうビクビクしながら変身させていきました。バキッてなったらかなりショックですし、多分力を入れすぎるとバキッとなるので変身の際にはお気をつけください。

 

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上半身には腕が格納されています・・・なんか気持ち悪いな・・・言葉にできない気持ち悪さがある。例えると、カニの胴体部分を開いて見たときのような。

 

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首も出てきました。この時点ではまだ定位置にはめ込まれていないので、生首同然です。

 

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変身途中の顔wwびっくりした表情がいい味出してるww

確かに自分の体がバラバラになって組み替えられてたらこんん顔もしますよw

って感じで作り上げていった結果・・・

 

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チータス変身完了じゃん!

これはリアルですよ!「撃つべし!撃つべし!」ってやってるポーズです。

昔も、チータスをはじめとするビーストウォーズのキャラ達のおもちゃがあったのですが、ここまでリアルじゃなかったです。それもそのはず。何を隠そうこのチータス、7200円しますからね。そりゃリアルですよ、ええ。

初代のおもちゃが発売されていたのも20年くらい前ですから、だいぶ進歩しましたね。さらに驚くべきは20年経ってもまだビーストウォーズのファンがいるということ。2期のメタルスやリターンズを除くと26話しかなかったのにですよ。

 

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ブラスターも付いています。初代のおもちゃだとチータスのブラスターは水鉄砲だったんですよ。このフィギュアのブラスターは水鉄砲ではないです。

 

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ポージングも様々!私のセンスではこれが限界かな!すまないチータス!かっこいいポーズをとらせてあげることができずに!しかしこれから君は、私のブログを盛り上げてくれる新しい仲間だ!

よろしく頼むじゃん?ジロギン司令官?

司令官!?いやいや・・・憧れのチータスさんの司令官なんて・・・是非とも務めさせてさせてもらう!

 

 

 

新しい仲間「チータス」

新しく当ブログを盛り上げるメンバーとして仲間入りしたチータス!果たして、当ブログに前から住んでいる先輩たち、青べことサメ次郎とは仲良くできるのでしょうか?

ぼ、僕は青べこ!よろしく!チータスくん!

なんかナヨナヨしたやつじゃん!おら!ブラスターで撃ち抜くぞ!

ヒィィ!助けてジロギン!

 

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青べこ、うちのブログは弱肉強食だってことはお前が一番わかっているはずだぞ!

だそうだ!俺のことはチータスさん!って呼べよ!青べこくん!

そんなぁ・・・

 

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お前が新入りか?俺はサメ次郎、よろしくな

(ワォ、こいつはデケェ。喧嘩売るのやめとこ)俺はチータス、よろしくじゃん!

銃を持っているってことは・・・人を殺めたことはあるか?

人間はないが、毎日デストロンって連中とは戦ってきたぜ!

俺もお前も戦いに身を置いてきた者同士、仲良くなれそうだ

 

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ということで、なんだかんだ良好な関係が築けそうです。よかったよかった。

 

 

問題は、変身が複雑すぎてもうチータスをビーストモードに戻せる気がしないってことだ

大丈夫じゃんジロギン指令官!この家の中ならエネルゴンの影響を受けねぇから、ずっと変身してられるじゃん!ってことで、俺はここで見張りをすることにするよ、よろしくな

 

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って感じで遊んだりするのにすごくいいですよ!童心に帰ってしましました。明日から仕事行くの嫌になるなぁ・・・ビーストウォーズをリアルタイムで観ていた当時は3歳とか4歳くらいだったでしょうか。あの頃に戻りたい・・・

めっちゃかっこいいチータスのフィギュア!ビーストウォーズを楽しんでいたあの頃に戻ってみるのもいかがでしょうか?

 

【ハンターハンター】もしヒソカが満員電車に乗ってきたら恐ろしすぎる!

 

会社員、学生、その他の人々でも「朝の通勤・通学ラッシュ」の時間帯に満員電車に乗っている方は多いと思います。人と人とが密着するだけでストレスが溜まりますし、電車の揺れなどが原因で人がぶつかり合って、喧嘩に発展することもしばしば・・・出来れば乗りたくはないですよね。ただでさえピリピリしている満員電車内。しかし、

もし満員電車にヒソカが乗ってきたとしたら・・・

ピリピリした空気が一層、いや一転、恐怖の空気へと変わると思うのです。できればヒソカには満員電車には乗ってきてほしくないです。そう思う理由を書いていこうともいます。

 

 

 

ヒソカとは?

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(引用:HUNTER×HUNTER 2巻24P/冨樫義博)

正体不明の奇術師です。強者や強くなる見込みのある者に興味を抱き、つけ狙います。トランプや念能力である「伸縮自在の愛(バンジーガム)」と「薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)」を駆使して、敵を欺くかのような戦いをし、惨殺します。

ヒソカの悪名はかなり広くまで知れ渡っているようで、十二支んのカンザイも知っていました。ヒソカは数多くの人間を快楽目的で殺しており、プロハンターではありますが、明らかにハンターとしては評価に値しない行動を取っています。

そもそも、殺人鬼ヒソカが電車の中に乗ってくるだけでも脅威ではありますが、ヒソカの作中の描写からすると満員電車とヒソカとの相性が悪すぎるのです。

 

 

採点して殺害

ハンター協会会長・ネテロの死後、次の会長を決める選挙にやってきたヒソカ。真面目に投票をするのかと思いきや、ヒソカの投票用紙は白紙。本当の目的は新たなる戦いのターゲットを探しに、品定めに来たのでした。どうやらヒソカは、こうやって人が多く集まるところに出向いて、人々を「採点」をすることでどれだけ戦いたいかを図っているようです。

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(引用:HUNTER×HUNTER 30巻203P/冨樫義博)

ヒソカにこの習性があるとすると、満員電車なんていう人がたくさん集まっている場所では「採点」をし始めてしまうことでしょう。もしヒソカ的に「95点」なんていう高得点をもらってしまったら、降りた駅でヒソカに尾行され、戦いを挑まれてしまうことになりかねません。では点数が低ければヒソカのターゲットにならないかというとそういうわけでもありません。ヒソカの採点的に「不合格」と判断され、かつ満員電車のピリついた空気の中でヒソカに「おい!早く降りろよ!」なんて怒鳴る人がいたら、ヒソカは怒ってそこらじゅうの「不合格」の人々全員殺してしまうかもしれません。

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(引用:HUNTER×HUNTER 2巻14P/冨樫義博)

そんな危険性がヒソカにはあります。ヒソカの採点に巻き込まれると、点数が高くても低くても殺される危険性があるのです。満員電車が一転、ヒソカの狩場となるでしょう。

 

 

 

バンジーガムが厄介すぎる

満員電車が駅に着き、人が降りるときは雪崩のようにドアに人が殺到します。大きな駅だと、油断していると押し倒されてしまいそうな時があるほどです。もしヒソカが満員電車に乗っていたとしたら、この乗降時の人だかりをめんどくさいと思うに違いありません。さらにヒソカが降りたい駅ならばなおさら面倒だと思うでしょう。ヒソカが「降りたい駅じゃないけど一回降りて、この駅で降りる人が全員降りたらまた乗ろう」なんていう気遣いをするとは思えません。

そんな時ヒソカは「伸縮自在の愛(バンジーガム)」を使うと思います。バンジーガムはヒソカのオーラをゴムとガムに変化させる能力。バンジーガムを使ってドアに殺到する人々を全員電車の床や壁に貼り付けたり、ガムでぐるぐる巻きにして動けなくしてきそうです。これで悠々自適に自分の降りたい駅で降りることもできます。

ただ、問題はこの後。ヒソカは気まぐれな性格をしていますから、自分が満員電車を降りたかといってバンジーガムを解除してくれるかどうかはわかりません。バンジーガムで周りの乗客を貼り付けておいて、

「じゃ、僕は降りるから、皆さんお仕事頑張って・・・って動けないか♣︎バイバイ、労働者さん♠︎」

とか言って颯爽とどこかに去ってしまいそうですね。

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(引用:HUNTER×HUNTER 7巻167P/冨樫義博)

ヒソカに満員電車でバンジーガムを使われたら非常に厄介です。自分では間違いなく解けないバンジーガム。会社や学校に遅刻してしまうことでしょう・・・

 

 

 

ぶつかったら死亡

そもそも、ヒソカというキャラクターを考えると「採点してから始末する」とか、「邪魔者をバンジーガムで縛りつける」なんていうことはまだまだ甘い行動とも言えます。ヒソカはもっとやばいやつなのです。

その根拠はゴンたちが受けた第287期ハンター試験でのシーンにあります。一次試験が始まる直前。受験生たちが集まっていた場面で、ヒソカは

「自分にぶつかって謝らなかった人の腕を切り落としている」

んですよね。ヒソカの初登場シーンでしたが、ぶつかっただけで人を殺してしまうやばいやつでした。

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(引用:HUNTER×HUNTER 1巻120P/冨樫義博)

満員電車の中では人にぶつかって謝らないなんて日常茶飯事ですよね。なんと言いますか、もう暗黙の了解になっている部分もあります。もちろんあえて体をぶつけるなんてことをしていたら喧嘩になってしまいますので謝らなければなりませんが、駅などで降りるときに多少他の乗客にぶつかってしまうのは仕方ないことです。しかしヒソカにぶつかってしまったら、一言「すみません」と言わないと、腕を切断されてしまう可能性があります。なんかもう強制死亡イベントみたいですよね。本当に危ないです。

・・・でもこの腕を消すトリック、どうやってやったんですかね。おそらく「腕を切り落として、切った腕を瞬時にバンジーガムで天井に貼り付けた」とかですかね。傷口から血が出ていないのは、バンジーガムで止血していたからだと思います。ヒソカはオーラ(バンジーガムかどうかはわかりませんが)で止血ができるみたいです。

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(引用:HUNTER×HUNTER 7巻10P/冨樫義博)

 

 

 

いやはや、ヒソカが満員電車に乗ってきたらこんなにも危険なんですね・・・という妄想記事でした!ぶつかっただけで腕を切り落とされるなんて、怖すぎますね。日本ではそうそうありえない状況だと思いますが、もしかしたら武器の所有が認められている国などではこういう危険もあるんですかね。

しかもヒソカって身長187cm、体重91kgのすごい良い体格をしているんですよ。そんなヒソカに満員電車でぶつからないっていうのはなかなか難しいですね。ヒソカがドアの近くにいたら何人が犠牲になってしまうことか・・・できればヒソカには電車移動ではなく、車か徒歩か、チャリで移動してもらいたいところです。

 

ハンターハンターには人の命を簡単に奪ってしまうキャラクターが多いですが、ぶつかっただけで相手の命を奪ってしまうようなキャラクターはヒソカくらい・・・いや

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(引用:HUNTER×HUNTER 2巻118P/冨樫義博)

彼(キルア)もでしたか・・・(泣)

 

 

【ナルト】猿飛アスマの武器「アイアンナックル」を作ってみた!【Amazon段ボール活用術】

 

私の名前はジロギン。

 

先週の土日は「このままだと何もしないで2日間終わってしまう!」という謎の危機感に襲われてしまったため、少しでも有意義な土日にしようとブログ記事のネタを考えていました。

過去に私は休日を使って漫画に登場する武器や道具を実際に作ってみたことがあります。ハンターハンターに登場するクロロが持っていたベンズナイフと、

www.g913-jiro.com

 

同じくハンターハンターのネテロ会長が着ていた「心」Tシャツを作りました。

www.g913-jiro.com

 

この休日も改めて漫画に登場する武器をダンボールで作ることに挑戦したのです。この度作ったのは何かと言いますと、

「NARUTO」の猿飛アスマが使う武器「アイアンナックル」

です!

 

 

 

猿飛アスマとは?

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(引用:NARUTO/岸本斉史/集英社)

主人公・うずまきナルトが暮らす木の葉の里の上忍です。もみあげからアゴまでつながるヒゲと、いつも吸っているタバコが特徴的です。ナルトの同期である奈良シカマル、秋道チョウジ、山中いのが所属していた第10班の班長でもありました。

三代目火影・猿飛ヒルゼンの息子でもあり、大名を護衛する「守護忍十二士」の一人でもあるという、実はエリート中のエリートでもあったアスマさん。作中ではチャクラ刀「アイアンナックル」を武器に戦いました。アイアンナックルは持ち主のチャクラ性質を吸収してその効果を反映する金属でできています。アスマの「風」の性質のチャクラを吸収することでアイアンナックルは切れ味の鋭い刀にもなりました(シカマルが使った場合、「影真似の術」のような相手の動きを止める効果を発揮しました)。

今回はアスマが使うこの「アイアンナックル」をダンボールで作ってみました。

 

  

材料

まずは必要な材料からです。以下のものをご用意ください。それほどお金はかかりませんので安心です。

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ダンボール・・・大きい目のもの1枚

カッター・・・1つ

銀色のポスカ・・・1本

黒のマジック・・・2本あると安心

 段ボールについては、我が家に大量にあるAmazonさんで注文した段ボールを使います!本当にこれは多すぎて困ってますので、こうして少しずつ使っていきます。

銀色のポスカはなかなか家に置いてないと思いますので、買いに行くしかないですね。私は以前ベンズナイフを作った余りがあったのでそれを使っています。こう言った刃物系の武器を再現するときには銀色のポスカがほぼマストで必要になります。

一応ポスカのリンクも貼っておきますね。

 

 

 

作り方

まずはダンボールにアイアンナックルを切り抜くための下書きを書いていきます。アイアンナックルは指にはめ込んで使う、いわゆる「メリケンサック」のような武器です。なので自分の拳のサイズにあった大きさにしなければうまく指にはまりません。

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まずは大まかな拳のサイズと各指の位置をダンボールに下書きします。拳の幅くらいの持ち手、指の位置に指が通るくらいの穴を開けるので、それほど厳密である必要はありませんが、なんとなく「こんなもんかな?」くらいの位置取りをしておきます。

 

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かなり見えにくいですが、下書きはこんな感じです。

指を通す穴は4つです。親指以外の指が通るようにします。左側は長く尖らせてナイフのようにし、右側は短めに尖らせます。また指の穴に合わせてトゲトゲのサイドと、持ち手側のまっすぐなサイドを作ったら下書きは完成です。まぁ、画像の通りに下書きすれば大丈夫だと思います。ただ指の穴の大きさだけは個人差があるので大きさに注意してください。

 

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あとは下書きに合わせてカッターで切り抜いていきます。指を通す穴の部分をキレーに丸く切ることはかなり難しいですが、ある程度丸くできれば指は通りますので、まん丸にしなくても大丈夫です。ただ見た目としてまん丸の方がリアリティが増しますので、できる限り丸くすることにはこだわってみてください。

あとは手を切らないように注意しましょう。小さなお子さんはお父さんかお母さんにやってもらいましょうね。

 

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はいこんな感じで切り抜くことができればひとまずOKです!なんとなくもう完成形が見えてますが、色をつけることでより本格的になります・・・っとその前に!アスマのアイアンナックルは2つで1つです。ということでちょっと面倒ですがもう1個同じ切り抜きを作ります。この切り取ったものを型にしてダンボールに下書きをすれば、ほぼ同じ大きさの切る抜きができますよ。

 

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この型を作るのが一番面倒な作業です。ただここを超えればあとは色を塗るだけです。出来上がった2つのアイアンナックルの方を両面とも塗っていきます。

 

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まずは黒のマジックで色を塗っていきます。ここで注意点は、床にインクが付かないようにすることです。新聞紙などを敷いて書くことをお勧めします。私は大丈夫。今年で25歳になる大人ですからね。

もう一つは、アイアンナックルのギザギザになっている側は0.5cmくらいを黒く塗らずに残しておいてください。この部分は後ほど銀色のマジックで塗って刃物の切れる部分を再現するために使います。

 

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はい塗れました!2つとも、両面とも塗ってください!ムラなく塗るとよりリアルな出来になりますので、面倒くさがらず塗りまくってください。塗れたら少し乾かしましょう。

 

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では最後の作業です!先ほど塗らないでおいた0.5cmほどのスペースを銀色のポスカで塗っていきます。2つとも、両面とも塗ってください。この銀色を塗ることでもう完全なるアイアンナックルになります。アイアンナックルは簡単ですし、塗り方次第でいくらでもリアリティが出せる、コスパのいい工作品忍具です。

 

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はい完成〜!お疲れ様でした!!

どうでしょうか?いいアイアンナックルが作れましたでしょうか?私のアイアンナックルは・・・かなり良くないっすか?

この記事が初見の方からすらするとおそらく「クソみたいに劣悪な出来だな!」と思われるかもしれませんが、これまでに私が作ってきたアイテムたちをご覧いただいている方ならば、かなり進歩したことをご理解いただけるのではないでしょうか?

・・・えっ?そうでもない?いやいやご冗談を・・・

ということで作業時間はだいたい40分くらいかな?割と簡単に、かつ安価で作れる工作です。で、これを学校につけていけばみんなから「かっこいい!」と言われること間違い無し!そして先生に没収されること間違い無しの逸品が完成しますよ!

 

 

 

装着!

それでは、完成したこのハイクオリティ・アイアンナックルと装着してみます。

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えっ!?これはすごくない!?

アスマだよ!私アスマになってるよ!

これならば第10班の班長として猪鹿蝶トリオを引っ張っていくこともできそうです。もちろんダンボールで出来たハリボテなので耐久力はまさに紙同然なのですが、一見すると本物の金属のようじゃないですか?やっぱり銀色の刃の部分がリアリティを促進している気がするんですよね。これがあるかないかで全然違いますよ!

 

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裏から見るとこんな感じです。ちゃんと穴に指が通っています。

少し穴が窮屈だったので、自分が考えているより3割り増しくらいで大きな穴を開けた方がいいかもしれません。

しかし残念なのが、撮影の都合上、両手でアイアンナックルを装着している状態が取れないという点です。やっぱりアスマのように両方つけないとなぁ・・・かっこよさ半減ですよね。くそぉ、そこまで考えてなかった・・・

 

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縦から見ると完全にダンボールですね。安っぽさが出てしまいます。まぁこの安っぽさが手作りのいいところですよ。欠点までも愛してあげてこそのほんとうの愛とかなんとかよく言いますし、多少はね、仕方ないですよね。

 

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試しに私の「風」の性質のチャクラを練ってみました。確かに、アイアンナックルはチャクラ性質を吸収して効果を発揮するようです。チャクラを練れない方はまず「忍者学校(アカデミー)」に通うことをお勧めします。

このアイアンナックルで切れるものは何があるだろうか・・・うん、何もないですね。私もまだまだ忍として未熟なのです。

 

 

 

ということで休日の「何かしなくちゃな」という危機感から逃れるために、猿飛アスマさんのアイアンナックルを作ってみました!

いやはや・・・他にやるべきことたくさんあったなぁ。

掃除とか、買い物とか、散髪とか・・・ですが、この記事を読んで少しでも「面白かった」とか「作ってみたい」とか思ってくださる人がいるのであれば、私としてはその方が嬉しいし、有意義だったと感じるので、これでいいのです。うん。これでOK!いい休日でした!

 

まさか25歳になる年にこんなにも活動的に、小学校の図工の時間を下回るような工作をするとは思ってもみませんでした。しかし家にはまだまだAmazonで注文したものが入っていたダンボールがたくさんあるので、武器の製作はこれから先も続きそうです。目指せ武器職人!?

 

 

【ハンターハンター】遅刻が多そうなキャラクターランキングベスト6

 

小さい頃によく「5分前行動をしなさい」なんてことを親や学校の先生から教わったという方は多いと思います。この理由としては「遅刻しないようにする」でしたり、「不慮の事態に陥っても余裕を持って対応できるようにする」といった考えを子供の頃から持たせるためですね。

私も幼少の頃からこの教えをかなり厳しく教え込まれまして、電車の遅延がない限り遅刻はほぼしない人間になりました。ただ、世の中にはなかなか遅刻癖が抜けない人って結構いますよね・・・

実は、ハンターハンターのキャラクターの中にも遅刻が多そうなキャラクターが結構いるのです。そこで今回は

遅刻が多そうなキャラクターランキングベスト6

を考えてみました!

 

今回のランキングは、やはり私個人の偏見で決めている部分がありますが、実際に作中で遅刻してくるような描写があったキャラクターをもとに決めました!

 

 

 

第6位 パリストン

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(引用:HUNTER×HUNTER 30巻172P/冨樫義博)

第6位はパリストンです。初登場からいきなり十二支んの集まりに遅刻し、メンバーたちを苛立たせていましたね。ただ、パリストンの遅刻には、待ち合わせの約束を寝坊時などで守らないというより「仕事が忙しくてスケジュール通り行動できない」という理由がありそうです。元々ハンター協会の副会長でしたから、かなりの案件を抱えてそうですし、協専ハンター(ハンター協会から紹介された仕事を中心にこなすハンターたちのこと)の管理もパリストンが行っていたようですので、仕事量はとても多そうです。そのため優先度の低いと思われる待ち合わせに関しては、多少時間をオーバーしてやってくることが多そうだなと思いました。まぁ仕事はね、仕方ないですよね・・・人それぞれ考え方は違いますが。

 

 

第5位 シズク

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(引用:HUNTER×HUNTER 22巻68P/冨樫義博)

5位はシズクです。流星街に侵攻したキメラアントのザザンたちを討伐する際に、シズクとフェイタン、フィンクス、シャルナーク、ボノレノフ、カルトが集合していました。その時にシズクが一番最後にやってきて「おまたせー」と他のメンバーを待たせていた描写がありました。

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(引用:HUNTER×HUNTER 22巻9P/冨樫義博)

他のメンバーが待ち合わせ時間のはるか前に集まっており、シズクは待ち合わせ時間ちょうどくらいに来た可能性もあります。が、待ち合わせの時間って結構流動的で、居酒屋に行くとか、それくらいの約束の時は参加者が全員集まった時点で「じゃあちょっと早いけど行くか」となることが多いです。確かに時間には間に合ってもそれ以前に集まっていた人からすると「遅い」という印象を抱かれてしまうことも。待ち合わせって難しいですね。

さらにシズクは作中で、数日前にゴンと腕相撲をしたことをすっかり忘れており、というより「してない」と言い張るくらい物忘れが激しいです。幻影旅団の集合時間なども忘れて位しまうことがあってもおかしくなさそうです。ということで遅刻が多そうだなと判断しました。

 

 

同率3位 ノブナガ&フランクリン

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(引用:HUNTER×HUNTER 10巻156P/冨樫義博)

同じくらい遅刻してそうだなぁ〜という2人、ノブナガと、フランクリンを同率3位にしました。根拠はノブナガのセリフからです。ゴンとノブナガが腕相撲をしていたシーンで、ノブナガはゴンにウボォーギンの性格などを語り始めました。その中で「ウボォーギンは時間にうるさく、遅刻が原因でオレ(ノブナガ)やフランクリンとよく喧嘩になった」と言っていました。ノブナガが自分と並べて例にあげるほどということは、フランクリンもノブナガと同じくらい遅刻していたのではないかと思います。そしてウボォーギンとよく喧嘩していたということは、同じ幻影旅団メンバーのシズクや、他のメンバー以上に遅刻が多かったのがノブナガとフランクリンなのではないかとも思います。

そういえば、ノブナガとフランクリンの初登場時は、マチとフェイタンと一緒に登場してましたね。

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(引用:HUNTER×HUNTER 8巻149P/冨樫義博)

もしかしたらこれは、マチとフェイタンがクロロから「あの2人は遅刻してくる可能性があるから連れてきてあげて」と命令されたからかもしれませんね。

しかし、旅団にはノブナガとフランクリンの比較にならないほど遅刻をしていると思われる男がいます。

 

 

 

第2位 ヒソカ

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(引用:HUNTER×HUNTER 7巻23P/冨樫義博)

第2位はヒソカ!「気まぐれな奇術師」的な雰囲気を漂わせており、それを大義名分にしているのか遅刻は日常茶飯事・・・いや、遅刻というよりは「バックレ」というさらに上をいく行動をしています。そもそも約束の時間に来ないというね。来ないというのも「無限の時間の遅刻」という意味では遅刻と考えることができます。やって来るのを待っている人はいるはずですからね(無理矢理かな?)。

幻影旅団の活動の時もバックレまくっているようで、マチが釘を刺しにくるほどでした。クロロが制裁に乗り出すと脅していましたね(ヒソカとしてはむしろ望み通りの展開ですが)。

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(引用:HUNTER×HUNTER 7巻22P/冨樫義博)

また天空闘技場でも、対戦指定時間にやってこないことが多々あったようです。ヒソカは対戦すれば無敗とのことでしたが、戦績を見ると3回敗北していたことから、これは少なくとも試合を3回はバックレていたということですね。

これだけバックレまくっているヒソカですから、普段の待ち合わせなどに遅刻してきても何らおかしくない気がします。でも、ハンター試験だと44番のプレートを付けており(プレートの番号は先着順に渡され、44番はかなり早い方です)、以外と早く来てい点ですよね。「気まぐれ」なので、遅刻するのみしないのも気まぐれみたいです。

しかしまだまだ、上には上がいます。

 

 

第1位 ジン

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(引用:HUNTER×HUNTER 32巻15P/冨樫義博)

栄えある1位はゴンの父・ジン=フリークスです!ジンはヒソカの比にならないくらいのバックレ屋で、十二支んのサイユウにも指摘されていました。さらに言うと、ジンはバックレすぎてハンター協会の行方不明者の中に2年に1度含まれてしまうほどなのだそうです。バックレすぎて消息不明になってしまうのです。

ジンは超がつくほどの面倒くさがり屋だと思うので、自分の目的以外のこととなると全部後回しにしてしまうんでしょうね。その性格が故か実の息子であるゴンも育児放棄・・・いや何でもないです。

選挙編でも、選挙でベスト8に入れなかった候補者のインタービューでもバックレていて、パンダのぬいぐるみが置いてあるだけでした。

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(引用:HUNTER×HUNTER 31巻172P/冨樫義博)

もはや清々しいくらいのバックレ屋です。「変に連絡が取れるからこそ待ち合わせている人たちを待たせてしまうので、行くつもりもないのに人を待たせるくらいならバックレて、さらに行方不明になってしまうことで音信不通にし、待つのを諦めさせる。」これがジンの、自身の遅刻癖に対して人様に迷惑をかけない方法なのかもしれません・・・いやいや、ちゃんと約束通りに来るのが一番ですよもちろん。

 

 

 

ランキングを見返すと、今回挙げたキャラクターはみんな十二支んか幻影旅団のメンバーですね。まぁ仕方がないことです。12〜13人の人間が集まればそのうち2〜3人くらいは遅刻してきますよね。なんかもう、待ち合わせをすると一定の割合で遅刻者が出るというのは、「地球は太陽の周りを回っている」のと同じような不変の定理なのではないかと思います。

またハンターハンターという作品の特徴としても、基本的に個人で活動する「ハンター」を中心に描いているので、「遅刻」を描くとなるとどうしても集団で動いているキャラクターたちの中でくらいしか描けないと思います。だとすると十二支んや幻影旅団などの集団で動いているキャラクターに遅刻してもらうしかないですよね。

 

遅刻するキャラクターがいると、それだけで読者としては「あるある」と共感できるんですよね。遅刻した経験、された経験は誰でもありますし、先述の通り、複数名で待ち合わせて時間通りに全員集合することなんてほぼ稀ですからね。やはり遅刻するキャラクターというのは作品に欠かせないと思います。

・・・だからと言って現実世界ではダメですよ!遅刻することは!遅刻の原因は寝坊やド忘れなど自分次第のものだけではなく、天候や交通手段など外的な要因もあるかと思います。それでもなるべく遅刻しないように努めなければなりませんね。

 

 

【ハンターハンター】超硬い皮膚を持つシルバは予防接種の注射をどうやって受けているのか?

ハンターハンターのキャラクターの中には、人間離れした皮膚の硬さを持つ者がいます。

キメラ=アントたちは人間ではないので例外ですが、人間のキャラクターでも超硬い皮膚をしているキャラがいるのです。

例えばキルアの父であるシルバ=ゾルディックも、本人のセリフのみでしたが、普通の刃物では傷すらつかないほど硬い皮膚をしているようでした。

 

でも、そんな皮膚をだとしたら予防接種の注射を打つときどうするのかな?と疑問に思ってしまうのです。

そこで今回は、超硬い皮膚を持つシルバは予防接種のときどうしているのか、考えてみたいと思います。

シルバ=ゾルディックとは?

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(引用:HUNTER×HUNTER 10巻117P/冨樫義博)

白銀の長い髪と屈強な肉体が特徴的なキルアの父です。

暗殺一家ゾルディック家を支えるべく様々な暗殺の仕事をこなしています。大黒柱です。

 

作中ではマフィアの依頼で幻影旅団抹殺のためにクロロと戦ったり、ネテロの依頼でキメラ=アントが占領した東ゴルトー宮殿に乗り込んだりもしていました(シルバの見せ場はかなり少なかったですが)。

関連記事:【ハンターハンター】キメラアント編のシルバは何をしにやってきたのか? - 私の名前はジロギン。

 

実力の片鱗こそ垣間見れてはいるものの、まだきちんとした戦闘描写がなく真の力が不明なキャラクターの一人です。

しかし過去にもクロロと戦闘をして生存していたり、幻影旅団のメンバーを暗殺していることからも、かなり高い戦闘力を持っていることは間違いないと思われます。

シルバの硬い皮膚

シルバの皮膚が非常に硬いと思われる描写は、クロロとの戦闘中にありました。クロロが使ったベンズナイフでシルバの皮膚が切られた時です。

 

傷は深くまで達していたわけではなく多少の出血が伴う軽傷だったようです(しかしナイフには0.1mgで鯨をも動けなくさせる薬が塗られていましたが)。

その時のシルバのセリフが「俺の肌に傷をつけるとはなかなかいいナイフだな」というもの。

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(引用:HUNTER×HUNTER 11巻99P/冨樫義博)

このセリフから察するに「シルバは普通の刃物では傷をつけることすらできない皮膚を持っている」ということになります。

 

ベンズナイフは「凝」で見るとわずかにオーラを纏っている代物です(製作者のベンニー=ドロンという殺人鬼が無意識に念を込めて作ったものであるためだと思われます)。ただのナイフとは全然違います。

ベンズナイフだからこそシルバの皮膚に傷をつけられたわけですし、ベンズナイフが普通の注射器の切れ味と言いますか、鋭さに劣るとは思いにくいです。

となると、シルバがインフルエンザの予防接種を受けるときなどは、注射器が刺さらず一苦労だと思います。

 

 

ウボォーギンの体に注射器は刺さらない

ちなみに、シルバと同じくらいかそれ以上に硬い皮膚を持つと思われるウボォーギンには注射器が刺さらない描写がありました。ウボォーギンを捕まえたダルツォルネが言及していましたね。

なんなら、ダルツォルネの持っていた剣も刺さりませんでした(旧アニメだとダルツォルネの剣は念を纏うことで強化され、ウボォーに5mmくらい傷をつけることに成功するという謎の優遇がありました)。

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(引用:HUNTER×HUNTER 9巻96P/冨樫義博)

この時のウボォーギンは拷問されまいと「纏」を使ってオーラを体に纏っており、体がより頑強になっていたこともありますが、もともと鋼のように硬いその肉体は銃弾すら通しません。

ウボォーギンクラスになると注射器は完全に通らず、予防接種もできないでしょう。

シルバも同じような体だと思います(ちなみにダルツォルネも銃弾10発くらいならば耐えられる体をしているそうなので、シルバはそれ以上に硬い皮膚をしていることはほぼ間違い無いでしょう)。

 

ウボォーギンは盗賊なのでインフルエンザだの風邪だのは気にしなそうですが、シルバはそうもいきません。

家長が風邪をひくわけにはいかない

シルバは現在のゾルディック家の家長です。家族の代表的な存在。もしシルバが風邪やインフルエンザで寝込んでしまったとあれば、仕事に穴があいてしまいますし、ゾルディック家としての信用にも関わってきてしまいます。

 

超有名なゾルディック家には暗殺の任務が日夜舞い込んでそうですから、仕事を休むわけにもいきません。

さらにゾルディック家で中心となって仕事をこなしているのが、シルバ、ゼノ、イルミあたりで、そのサポートとしてカルトやマハが出向いている感じです。

次男のミルキはゲームやパソコンに夢中(もしかしたら遠隔で暗殺できるような仕事をしている可能性もありますが、微妙です)、三男で家族期待の星であるキルアは絶賛家出中、四男のアルカはその能力を使うとターゲット以外に大量の被害者が出てしまう危険性があるなど、なかなか人員が足りていない状況。

執事たちも戦えはしますが、もし仕事をしくじればゾルディック家の看板に泥を塗る形になりますので、暗殺の仕事は家族のみでこなしていると思われます。

 

実働メンバーの中心であるシルバが、体調を崩して仕事ができなくなるわけにはいかないはずです。

となれば冬場などはインフルエンザの予防接種を受けて、対策をしておく必要があります。いくらシルバが強くても風邪は引くでしょうから。

シルバはどうやって予防接種を受けるのか?

では刃物や注射器すらろくに通らないシルバが予防接種を受けるには、どうすればいいのかを考えてみたいと思います。

 

まずは体を強化してしまうオーラを消すことからですね。

シルバはおそらく変化系に属する念能力者だと思われます。変化系は強化系と隣り合う系統なので、オーラによる肉体の強化も効果が高く出てしまいます。ですのでオーラを「絶」(体の精孔を塞いでオーラが出ない状態にすること)によって消して、オーラによる肉体の強化が出来ない状態にします。

2023年追記:シルバは放出系の念能力者であることが、冨樫義博展の公式図録で明らかになりました。しかし、放出系にしてもやはり強化系と隣り合う系統のため、肉体を強化する力にも長けていると思われます。

 

これだけでは不十分。ウボォーギンは「絶」の状態でも「クラピカがオーラで強化した拳で殴ってやや攻撃力が上回る」ほど頑強な体でした。

シルバも「絶」になったところで注射器が通らない体の硬さには変わりないかもしれません。

そこで念能力が使える医者に予防接種を頼みます。「纏」の応用技「周」を使って注射してもらうのです。

「周」とは持っているものにオーラをまとうことで攻撃力や鋭さなどを向上させる技術のことです。

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(引用:HUNTER×HUNTER 15巻21P/冨樫義博)

「周」によって注射器を強化し、シルバの皮膚にも刺さるようにすれば注射器が通るようになる・・・はずです!

 

これでも無理ならばお医者さんにオーラを一点集中させる「硬」でもって注射器の先端にオーラを集めて注射してもらうしかないですね。

ただ、お医者さんの念の技術力次第でもありますが、いくらシルバとはいえ「絶」状態のところに「硬」で強化された注射器を刺されたら腕ごと貫かれてしまいそうです・・・ダメだ、想像したら力抜けてきた・・・

シルバの「絶」と念を使える医師が必要

ということでシルバが予防接種を受ける際には「絶」でオーラが出ない状態にし、念能力を使えるお医者さんに「周」(または「硬」)で強化した注射器でもって注射してもらうという方法をとるしかないと思います。

ゾルディック家には大量の執事がいますから、中には念を使える専属の医者や医療知識を持った執事もいるのではないでしょうか。

そういったものたちがシルバの予防接種なども担当していると思われます。

シルバを手術をするときも、同じようにメスを強化しなければならなそうですね。

 

それか、ハンターハンターの世界ではすでに飲み薬として予防接種の効果がある薬が発売されていたりするのかも。

それならばシルバのように硬い皮膚を持つ者でも問題なく予防接種が受けられますね。

 

もしくは「体に入り込んだウイルスを消滅させる能力」を持った念能力者もいるかもしれません。

その場合何系の能力になるのかな・・・?やはり体の免疫力や自己治癒能力を高める強化系かな?

それとも目に見えないほど小さな念獣を具現化して体の中のウイルスと戦わせる具現化・操作・放出の複合能力か・・・などと妄想してしまいますね。

 

ただひとまず注射器を使った予防接種方法は考えられたので、これでシルバもインフルエンザなどに備えることはできそうです。

ゾルディック家はいわば自営業ですから、シルバが体調を崩せばそのまま収入の減少に繋がります。

自分自身も収入もダウンするわけにはいかない、そんなシルバに予防接種は欠かせません。

 

【ハンターハンター】シズクの「デメちゃん」が幻影旅団にとって便利すぎる件

 

ハンターハンターの念能力はその強さや威力に注目が集まりがちですが、能力者の活動を支援する上で非常に便利な能力も多数あるのです。

戦闘ではなくサポート向きの能力ですね。そんな能力の一つに

 

シズクの「デメちゃん」

 

があると思います。

いや、もっと言うならば「デメちゃん」の性能は便利すぎてぶっ壊れ性能すぎる気さえします。

幻影旅団としてはありがたすぎる能力です。

 

今回はシズクの「デメちゃん」がいかに便利な能力かを紹介していこうと思います。

 

 

 

 

 

シズクとは?

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(引用:HUNTER×HUNTER 22巻71P/冨樫義博)

 

幻影旅団のメンバーです。フルネームはシズク=ムラサキ。

黒髪と大きな黒縁メガネが特徴の女性。団員ナンバーは8。

 

一見おっとりしていておとなしそうな印象を受けますが、やはり凶悪な盗賊集団である幻影旅団の一員には間違い無く、時には敵を容赦無く殺します。

ただ天然ボケっぽさはあるようで、フェイタンからは「一度忘れたことは思い出さない」と言われるほどでした。

 

団長のクロロから、シズクはシャルナークやパクノダとともに「情報処理部隊」の一人として紹介されていました。

幻影旅団をバックアップするのがシズクの主な仕事ですが、キメラ=アント編では前線に立って戦っていましたね。

戦闘力が特別高いわけではありませんが、おそらくプロハンターと同じかそれ以上には戦えると思われます。

 

具現化系念能力者で「デメちゃん」と呼んでいる金魚をモチーフにした掃除機を具現化します。

 

「デメちゃん」は時折「ギョギョ」などと言葉を発していることから、念獣っぽくもあるようですが、現在までの描写としては自律して行動はせず、シズクがマニュアルで操作しています。

 

この「デメちゃん」の能力が便利すぎて、旅団としても欠かせない能力だと思うのです。

 

 

証拠隠滅に役立つ

幻影旅団全体として「デメちゃん」最大の便利性能が「証拠隠滅ができること」だと思います。

 

幻影旅団は犯罪を生業とする集団です。故にハンターや賞金稼ぎ、警察などから狙われることが多いでしょう。

幻影旅団メンバーの強さならばプロハンターレベルの使い手でも返り討ちにできてしまいますが、できれば余計な戦闘はしたくないはず。

だとしたら犯罪の証拠を消して、厄介な相手に追跡されないようにしなければなりません。

 

シズクの「デメちゃん」は、シズクが生物と認識しているものと念でできたもの以外ならば何でも、おそらく無限に吸い込めます。

しかも生物「だった」死体であれば吸い込めるようです。

 

作中ではオークションに集まった数十〜百数十人の客をフランクリンが全滅させ、シズクがその死体の山を「デメちゃん」で綺麗さっぱり吸い込んでしまっていました。

 

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(引用:HUNTER×HUNTER 8巻194P/冨樫義博)

 

幻影旅団は目的達成のためには邪魔する者の命を奪うことにためらいはありません。

そのため旅団が働いた犯罪には犠牲者の死体も伴うと思われます。

死体から証拠を辿られたり、念能力の詳細が発覚したりしないためにも「デメちゃん」による死体の隠滅は旅団にとってめちゃくちゃ都合のいい能力となるでしょう。

 

後述しますが、「デメちゃん」は血液も吸い込めますので、完全に戦闘の痕跡を消せます。

これによって髪の毛や汗などDNAが採取されてしまうものもおそらく吸い込めると思いますので、旅団メンバーの身バレも防げます(旅団メンバーの大半が戸籍を持たない流星街出身のメンバーなので、DNAからでは特定できないみたいですが)。

 

 

 

解毒も出来る

「デメちゃん」は「体や血中に含まれた成分のみを吸い込む」こともできるようです。

作中では幻影旅団のウボォーギンが、陰獣の病犬の牙に仕込まれていた神経毒を喰らい、体の自由を奪われてしましいました。

シズクは「デメちゃん」の能力でウボォーギンの体の中を流れる病犬の毒、そしてウボォーギンを捉えたクラピカたちが、さらに体の自由を奪うために吸わせていた神経ガスまでも吸い取ってしまいました。

 

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(引用:HUNTER×HUNTER 9巻98P/冨樫義博)

 

デメちゃんの能力を使えば解毒も可能なようです。

なんでも吸い込めるとはいえ、体の中を流れる毒のみを吸い込めるっていうのはかなり高性能な掃除機すぎませんかね・・・

 

幻影旅団の医療担当はマチのイメージですが、マチが治せるのは基本的に外傷のみだと思われます。

糸を使って傷口をふさいだり、切断した四肢をつなぎ合わせたりなどです。

 

一方でシズクは体に入り込んだ異物を取り除いたりなど、ある意味「薬の代役」みたいな方面での治療を行えるという感じですね。

マチは外科、シズクは内科ってところでしょうか。旅団は医療サポートも充実してます。

 

 

念のトラップを見分ける

先述の通り、シズクの「デメちゃん」は「念でできたものは吸い込めない」という制約もあります。

一見不便なようですが、シズクはこの制約を利用して、「念でできたトラップを見抜く」という使い方もしているようです。

作中でそのシーンはありませんでしたが、シズク自らがこの使い方を口にしていました。

 

幻影旅団としても厄介な存在である念能力者。

ただの武装した敵であれば力で制圧すればいいですが、念能力は対象者を呪うかのような、一筋縄ではいかない類のものまであります。

うかつに手が出せない搦め手系の能力ですね。

 

こういった、念能力でできたと思われる疑わしいものやトラップなどはシズクが「デメちゃん」で吸い込んでみて、吸い込めるかどうかで判別できるというわけです・・・

まぁ「凝」を使えば見分けられると思うんですけど、こういう「色々考えて効率的なことをしているようで、実はめちゃくちゃ回りくどいことをしている天然っぷり」がシズクらしいですね。

 

「デメちゃん」にこの制約があるのは、作品の都合上「幻影旅団には除念する方法がない」という設定にする必要があったためだと思われます。

デメちゃんが念でできたものまで吸い込めて除念できちゃうと、クラピカが苦労してクロロにかけた念がノーリスクで解除されちゃいますからね。

 

 

 

デメちゃんは戦闘でも強い

シズクは「デメちゃん」を用いて戦闘も行います。

単純に「デメちゃん」を鈍器として使うことでヴェーゼらを殴り殺していました。

シズクの腕力はヨークシンシティ編でのゴンと同等かそれ以上でしたので、並の人間の比ではないでしょう。

キメラアントのパイクにも傷をつけてましたし(キメラアントは非常に硬い外殻を持ち、オーラを込めた拳もダメージが通らない個体が殆どです)。

 

普通に殴っても強いのですが、さらにシズクはパイク戦で、「傷口から血を吸い取る吸血攻撃」を仕掛けていました。

血は生き物とカウントされないようで、血のみであれば「デメちゃん」で吸いとれるみたいです。

 

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(引用:HUNTER×HUNTER 22巻72P/冨樫義博)

 

この方法で身体中の血を取られたパイクは死亡しました。

傷の数や大きさによっては吸い込まれる血を止めることは不可能でしょう。ほぼ必殺の能力です(クラピカのように傷を治す能力を持っている敵だと効かない可能性がありますが)。

 

パイクに傷をつけた直後にシズクは「私とデメちゃんの勝ち」と言っていましたので、本人もほぼ必殺の攻撃方法だと理解しているようです。

 

実質傷をつけたら勝ち・・・シズクは非戦闘員で、幻影旅団内の役割としては「情報処理担当」に位置付けられているようですが(日常的に証拠隠滅を担当しているためだと思われます)、戦っても十分強いんですよね。

やはり幻影旅団メンバーなだけあります。

 

 

その他のデメちゃんの使い方

ここからは作中にはない、私自身が考えた「デメちゃん」の利用方法です。

 

例えば「敵の武器を奪い取る」こともできますよね。念で具現化した武器ならば奪えませんが、普通の武器であれば「デメちゃん」で吸い込み、奪うこともできるはずです。相手を無力化できます。

 

また「武器を奪う」に近いですが、「銃弾を吸い込んで防御する」ということもできそうです。

戦車をオシャカにするスーパーバズーカの弾も「デメちゃん」ならば吸い込めたはず。

ウボォーギンは真っ向から受けてましたが、シズクならば受けなくても無力化できてしまいます。スーパーバズーカさん涙目。

 

関連記事:【ハンターハンター】幻影旅団員・ウボォーギンの強さと魅力を紹介する! - 私の名前はジロギン。

 

あとは「敵の背後にあるものを吸い込んで敵にぶつけて攻撃する」こともできるかもしれません。

背後にある大きな瓦礫を吸い込めば巨大な鉄槌として攻撃ができるでしょうし、ナイフやガラスの破片などを吸い込めば飛来する刃物の出来上がりです。

 

もしかしたら「吸い込む対象物とデメちゃんの間に遮蔽物がある場合吸い込むことができない」などの制約があるかもしれませんが、作中での言及はなかったので今の所不明です。できるってことにしておきましょう。

 

あとは・・・「尿路結石を吸い取る」ってこともできるはず・・・

でもなぁ・・・絶対痛いですよね・・・確かに楽になるかもしれませんが取り除くときに地獄のごとき苦痛を味わうことになるかもしれません。

 

私は尿路結石ができたことがないのでわかりませんが、結石が尿道を傷つける痛みは大人でも泣き叫ぶほどだとか・・・

「デメちゃん」で結石を吸い込んだとしても、体外に出るまでに尿道を無慈悲に傷つけてきそうです・・・積極的に吸引を頼みたくはないですね。

 

 

 

まとめ

幻影旅団の非戦闘員たちは、シズクもそうなのですが、みんなサポート系の念能力として性能がぶっ壊れているんですよね。

 

確かに戦闘力としてはシャルナークもシズクもキメラ=アントの下級兵や兵隊長に手こずっていたので、それほど強いというわけではありません。

しかしシズクの「デメちゃん」は「生物と念でできたもの以外何でも吸い込める」、

シャルナークは「アンテナを刺した人間を完全に操作する(自らに刺すことでオーラ量と戦闘能力を向上)」、

パクノダは「触れた相手の記憶を読み取る」、

コルトピは「触れた物のコピーを作り出す(ビル50棟や人間のコピーも可能)」など、念能力が便利すぎます。

 

コルトピに関してはもオーラ量が異常すぎますからね。

 

関連記事:【ハンターハンター】コルトピのオーラ量は最強クラス?その根拠をまとめた! - 私の名前はジロギン。

 

戦闘面で劣るメンバーは、ほぼほぼ超有能な念能力を備えています。幻影旅団が何年も存続し続けるわけです。

ただ強いだけでなく裏方を支えるメンバーたちも優秀なんです。

ノブナガやウボォーギンが特攻の役割として非戦闘員を守る役割を負っているのもうなずけます。

 

またクロロのスカウト能力にも感服します。

シズクをメンバーに取り入れられたのは幻影旅団としてデカイですね。かわいいし。

 

 

【ハンターハンター】ブログのPV数をハンターのランクやキャラの強さに置き換えてみた!

 

私はハンターハンターの大ファンでもあり、日々ブログを更新する、いわゆる「ブロガー」でもあります。基本的にこの2つの側面でもってブログを書いております(会社員の側面は除く)。

ハンターハンターの記事を書くときは完全にハンターハンターに関する内容のみに限定しておりますが、今回はその方針を少し変えまして、ハンターハンターとブログをミックスした内容にしてみました。それは

ブログのPV数をハンターのランクやキャラの強さに置き換えてみた!

というものです。ハンターハンターの世界に登場するハンターにはその功績などによって幾つかのランクに分かれています。以下の記事をご覧いただくとわかりやすいです。

www.g913-jiro.com

ブロガーにとっては毎日気になってしまうブログのPV数。このPV数のうち、月間のPV数をハンターのランクと対比させて番付のようなものを作ってみました。

ブロガーでない方は、「ブロガーのPV数ってこんな感じに分かれるんだ」と思っていただければと思います。

ブロガーの方は「自分のブログはハンターハンターでいうとこれくらいの位置にいるんだ」と参考にしてみてください!

 

最後に注意点!今回の対比はあくまで私個人の独断と偏見によるものです。ブログはPV数だけで上下が決まるものではありません。また、ハンターのランクもキャラ単体を見ると上下が変わることがあるので厳密に正しいものではありません。娯楽の一つとしてお楽しみください。

あと、ハンターのランクって定義しましたが、ハンター以外も出てきますのでご了承ください。

 

 

 

0〜1万PV/月→ハンター試験受験生レベル

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(引用:HUNTER×HUNTER 1巻118P/冨樫義博)

月間1万PV未満のブロガーというと、まだまだ駆け出しのブロガーです。多くがブログを始めてまだ半年も経っていないブロガーでしょう。ブログは開始してから3ヶ月〜半年くらいはほとんど読まれる機会がないので、月のPV数が1万に届かなくても仕方がないのです。この時期はまだまだ下積み時代という感じでしょう。

ハンターハンターの世界で言えば、まだプロハンターになっていない「ハンター試験の受験生」が該当するでしょう。ハンター試験はありとあらゆる分野のプロフェッショナルたちでもクリアが困難で、命を落とすこともある厳しい試験です。ブログの書き始めの時期もPV数の伸び悩みなどから多くの脱落者が出やすい厳しい時期でもあります。まるでハンター試験さながらです。この厳しい時期を乗り越えていくとプロハンターの道が開けます。

この位置に該当するキャラ

トンパ、トードー、ニコル、アモリ3兄弟など

 

 

1万〜3万PV/月→駆け出しのプロハンターレベル

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(引用:HUNTER×HUNTER 5巻44P/冨樫義博)

脱落者が多数出るハンター試験をクリアした者たち、すなわちハンターライセンスをもらったばかりのプロハンターに値するのが1万PV〜3万PVくらいのブロガーだと思います。実はこのレベルに達するまでブログを続けられるブロガーというのはとても限られているのです。継続さえすれば達成できる数字ではあるのですが、毎日ブログを更新し続けるだけでも相当大変なのです。そう言った難関を乗り越えたブロガーは、ハンター試験をクリアし、晴れてプロハンターになったばかりのハンター達、そんな位置付けになると思います。

しかし、まだ念も使えず、ハンターとしての功績もあげていないこの状況では、上には上がたくさんいます。このステージに来てからが本当のハンター、いやブロガーとしての始まりといえるでしょう。

この位置に該当するキャラクター

天空闘技場編以前のゴン、キルア(この時点ではプロハンターではありませんでしたが実力はプロ相当でしたので)、クラピカ、レオリオ、ハンゾー、ポックルなど

 

 

 

3万〜5万PV/月→天空闘技場200階クラスレベル

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(引用:HUNTER×HUNTER 7巻120P/冨樫義博)

月間3万PVを超えてきたブロガーが次に目指すのが5万PVという大台です。まだまだ5万PVでは満足かないかもしれませんが、5万PVを超えるブログというのはさらに少なくなってきます。例えるならばハンターハンターの世界でも念能力を使える人が限られているみたいな感じです。念能力は限られた力です。

さらに念の習得はプロハンターになったものに課せられる「裏ハンター試験」として極秘裏に執り行われます。プロハンターの次の目標と言ってもいいと思います。5万PVは、ハンター試験をクリアし1万PVを超え、3万PVというプロハンターに到達したブロガーが次に目指す念能力的な目標として適切だと思いました。月間5万PVに行けば、念能力の基本を体得したレベルでしょう。

このレベルに該当するキャラクター

ヨークシンシティ時点のゴン、キルアなど

 

 

5万〜8万PV/月→陰獣レベル

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(引用:HUNTER×HUNTER 9巻78P/冨樫義博)

5万PVを超えてくるとかなりのペースでPV数も伸びるようになっていき、その様子はまさに念能力を体得したことで常人では到底勝てない力を手にしたゴンとキルアのようです。ただ、念の基礎を習得しただけのゴンとキルアでは、まだまだ勝てない相手が沢山いました。自分なりの「発」を体得した者たちです。念能力による必殺技を持つ者たちです。

作中ではマフィアンコミュニティーの切り札「陰獣」たちが相当すると思います。彼らは各自「発」を体得し、4対1ではありましたが、幻影旅団のウボォーギンを苦戦させる程度には戦えました。結局全滅してしまいましたが、陰獣は相手が悪かっただけで、世界的に見たら強者なのです。5万〜8万PVのレンジに入るブロガーはさらに限られてきます。そう、陰獣レベルと言えるほどに・・・ってなんかこのレベルだけあまりいい印象を与える文章が書けないな・・・陰獣強いんだよ本当は!ただ、ちょっと相手を舐めすぎただけで。

関連記事:【ハンターハンター】陰獣は弱い?いやいや結構強いと思える5つの理由! - 私の名前はジロギン。

 

 

8万〜10万PV/月→団長の手刀を見逃さなかった人レベル

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(引用:HUNTER×HUNTER 11巻63P/冨樫義博)

このレベルにまで達するブロガーさんは非常に少ないです。だんだんと注目され始め、ブログのコメント欄などにもコメントが寄せられ始めるレベルでしょう。かといって多くの人の目に触れているわけでもないので、ネガティブなコメントもそこまで飛んでこない、ブロガーとして一番楽しい時期と言っていいかもしれません。ここまでくると、多くのブロガーが目標としている10万PV超えが次の目標になってきます。ただ10万PVまでもう少し届かないあたり、この位置にいるブロガーは「団長の手刀を見逃さなかった人」レベルだと思います。

クラピカの見立てではゾルディック家のシルバとゼノになんとか対抗できそうで、クロロがサシでの戦闘を望んだほどの男が団長の手刀を見逃さなかった人です。おそらく念能力を習得し、「発」まで開発したプロハンターには敵わないものの、相当な強さは持っていたと思いますので、この辺りにしました。

関連記事:【ハンターハンター】団長の手刀を見逃さなかった人の強さはどれくらい? - 私の名前はジロギン。

 

 

10万〜15万PV/月→星なしプロハンターレベル

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(引用:HUNTER×HUNTER 20巻133P/冨樫義博)

ついに来ました!月間10万PV越え!ここまでくるには早いブロガーなら半年前後で達成してしまうこともありますが、だいたい1年近くはかかるでしょう。当ブログも月間10万を超えるまでには1年弱ほど要しました。ブログの内容にもよりますけどね。

10万PVを越えれば晴れて一人前のブロガーと言ってっもいいレベルだと思います。ハンターハンターで例えるならば星を持っていないプロハンターたちです。イマイチピンと来ないかもしれませんが、「発」を習得し、ハンターとしての活動やさらなる念の修行(攻防力移動など)を積んだハンターたちのことを指したつもりです。まだ大きな功績を立てるには至っていませんが、凶悪な犯罪者と対等以上に戦えたり、単独でも十分任務を遂行できるレベルのハンターです。ブロガーとしてもハンターとしても一人前のラインだと思ってください。

ただ星なしのプロハンターと言ってもナックル、シュートレベルのシングルハンターに近いレベルからレオリオのようなほとんどハンターとしての活動をしていないレベルまで幅があります。

この位置に該当するキャラクター

(キメラアント編前までの)ゴン、キルア、クラピカ、レオリオ、ナックル、シュートなど

 

 

15万PV〜20万PV/月→キメラアントレベル(護衛軍除く)

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(引用:HUNTER×HUNTER 22巻82P/冨樫義博)

「発」を使え、一人前となったハンターといえども敵わないキメラアントたちは、月間10万PVを超えて20万PVに差し掛かってきたブロガーのようだと言えるでしょう。たまに10万PV前後でも全然この20万PVくらいのブログを別の要素で超えてくる(収益や話題性など)キルアみたいなブログもあるのですが、順当に行けばやはり20万PVに近いブログの人気や知名度は10万PVくらいのブログを凌ぐと思います。

ここでいうキメラアントは王直属護衛軍を除きます。後述しますが、護衛軍の3匹は遥かに上です。兵隊長〜師団長クラスのキメラアントとお考えください。もちろんこのキメラアントたちもピンキリですね。フェイタンとやりあえるザザンもいれば、ほとんど戦闘力のないメレオロンまで様々ですので。上下の幅も加味してこの位置にしました。

関連記事:【ハンターハンター】キメラアント師団長たちの強さランキング! - 私の名前はジロギン。

この位置に該当するキャラクター

ザザン、レオル、ウェルフィン、ラモット、ユンジュなど

 

 

 

20万〜30万PV/月→シングルハンターレベル

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(引用:HUNTER×HUNTER 20巻45P/冨樫義博)

20万PVを超えてくるブログはかなり有名になっているブログだと思います。SNSで記事がシェアされたり、ブログのファンもたくさんついてきていることでしょう。同時にネガティブなコメントなども増え始めますが、こればかりは仕方がないです。30万PVに差し掛かるブログには「このブログならでは!」というような強みがある場合が多い気がします。ある分野に特化していて、その分野の情報なら他のサイトに引けを取らないみたいな。万人受けという以上に専門性が評価されている感じですかね。単純に今後ブログが成長する過程という場合もありますが。

専門性という面では、自らの専門とする分野で大きな功績を立てたハンターの称号である「シングルハンター」がこの20万〜30万PVのブログにはちょうど合致すると思います。シングルハンターの称号を持っているハンターは、プロハンターの中でもさらに限られており、業界内でも有名人です。おそらくその分野の超一流スペシャリストでもあると思います。

またシングルハンターの中でもモラウなどは師団長のヂートゥ、レオルを撃破するほどでしたから、キメラアント師団長以上の力を持つ者もいます。そういう観点からも30万PVに届きそうなブログの凄さを表する上で適切だと思いました。

関連記事:【ハンターハンター】モラウの本気の強さは護衛軍に匹敵するのか?考察してみた! - 私の名前はジロギン。

この位置に該当するキャラクター

モラウ、ノヴ、ツェズゲラ(?)など

 

 

30万〜50万PV/月→幻影旅団レベル(クロロ除く)

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(引用:HUNTER×HUNTER 22巻10P/冨樫義博)

日々のたゆまぬ努力と試行錯誤の結果たどり着けるのが30万PV以上の領域だと思います。才能あるブロガーであれば1年以内で達成してしまうのかもしれませんが通常は1年以上かかってたどり着くレベルでしょう。このレベルだと扱っているテーマによっては「ブログだけで生活出来るかな?」ってくらいの収入を得る人も出てくると思います。ですがこのレベルまでたどり着くには本当に努力が必要です。

30万〜50万PVのブログを運営するブロガーは幻影旅団レベルと位置付けました。正直作中での幻影旅団の強さはイマイチはっきりとせず、シャルナークやコルトピなど非戦闘員たちと比べたらシングルハンターのモラウの方が強そうですし、フェイタンがキメラアントのザザンに割と押され気味でしたので私としても位置付けには100%自信が持てません。ただ、幻影旅団の強さは「熟練のハンターですら迂闊に手が出せない」ということからシングルハンターよりやや上に位置するものだと思いました。

旅団メンバーではないですが、ゲンスルーもシングルハンターであるツェズゲラが戦いを避けようとしていたことから、同じくらいではないかと思います。後述しますが、クロロは作中の描写的に別格です。

この位置に該当するキャラクター

幻影旅団メンバー、ゲンスルーなど

 

 

 

50万PV〜70万PV/月→ダブルハンター

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(引用:HUNTER×HUNTER 18巻65P/冨樫義博)

50万を超えるブログはもう確実に有名ブログですね!特にブログについて常にアンテナを張っているブロガー同士であれば一度は見たり聞いたりしたことがあるレベルなのではないでしょうか?企業から商品やサービスのレビュー依頼が来たり、ASPからのお問い合わせも数多く届くようになるレベルだと思います。記事がSNSでシェアされたり、検索で上位を撮っていたりなどの要因から、非常に多くの方に読まれるブログです。ブログの書き方みたいなのを教える側にもなれそうですし、完全なるブログ飯がそろそろ見えてくるかも・・・?

幻影旅団を倒せるようなレベルのとなると、ダブルハンターくらいでないと無理だと思います。明確な戦闘描写があったのはビスケぐらいですが、ビスケの強さはグリードアイランド内でも間違いなくトップレベルでしたので、旅団と戦っても真っ向から打ち破れると思います。

関連記事:【ハンターハンター】ビスケがゲンスルーと戦っていれば余裕で勝てたんじゃない? - 私の名前はジロギン。

また他のダブルハンターを見ても、多くが十二支んのメンバーだったり(ミザイストムなど)、念使いの中でも世界で5本指に入るほどのジンなどがいます(ジンは名実ともにトリプルハンターでもいいともいますが、申請していないようです)。ダブルハンターは戦闘力だけで決まるわけではなく後進の育成なども評価基準になりますので、この位置が適していると思いました。

この位置に該当するキャラクター

ビスケ、ミザイストム、ジン、リンネ、サッチョウなど

 

 

70万〜90万PV/月→ゾルディック家レベル

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(引用:HUNTER×HUNTER 31巻111P/冨樫義博)

ここまでくればブロガーとしてはかなり満足のいくレベルだと思います。いや、むしろここまでくると100万PV越えたくて仕方なくなってくるはず!逆に意欲が湧いてくるタミングだとも思います。まだ私は経験したことはありませんが。ブロガー界隈では確実に有名なブロガーとして認知されることでしょう。

ハンターハンターの世界で「有名」といえばゾルディック家でしょうね。伝説の暗殺一家としてその名を知らぬ者はいません。家族はマフィアやネテロですら協力を仰ぐほど実力のある暗殺者で、その分依頼の費用も高額です。それが証にゼノ、シルバ、イルミなどゾルディック家には作中屈指の実力を持つキャラクターが多くいます。

イルミとほぼ同格と思われるヒソカも多分このレベルだと思います。多分・・・

関連記事:【ハンターハンター】ヒソカとイルミはどちらが強いのか?考察してみた! - 私の名前はジロギン。

この位置に該当するキャラクター

ゼノ、シルバ、イルミ、ヒソカ(?)など

 

 

 

90万〜100万PV/月→クロロレベル

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(引用:HUNTER×HUNTER 11巻64P/冨樫義博)

ついに100万PVに手が届くレベルにきました!100万PVはブロガーにとってもうビッグドリームですね!100万PVにまで達するブログはもう本当に一握りだけだと思います。日々の努力だけでなく、正直才能も関わってきますね。個人のブログで100万PVまで達成できれば一つのゴールと言ってもいいレベルでしょう。100万PVを超えるブログとなると非常に少ないと思います。

作中で言えばクロロって感じです。頭も切れて戦闘力も高く、念能力も条件さえ満たせばほぼ全て扱えるという非常に強力なキャラクターです(あとイケメン)。私がクロロのことが好きだということと、当ブログの目標が月間100万PVということで重ね合わせてしまった部分がありますが、他の旅団員とは頭一つ、いや二つ抜けた強さがあるので、位置的にも100万PV相当かなと思いました。目指せクロロ=ルシルフル!

 

 

100万〜150万PV/月→トリプルハンターレベル

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(引用:HUNTER×HUNTER 30巻172P/冨樫義博)

100万PVを超えた先にある領域ですね。なんだかもうこれ以上となると完全に未知の領域って感じです。毎日3万PV以上は確実にあるってことですからね。アナリティクスのリアルタイム分析見るの楽しいだろうなぁ。ここまでくればもうブログ飯も十分達成できるレベルだと思います。トップブロガーを名乗っても、多くの人が認めてくれる・・・のではないでしょうか?

トップということで、ハンターとしての最高位に当たるトリプルハンターが位置として適していると思いました。後進の育成にも、自らの功績としても多数の偉業を成し遂げたハンターに与えられるのがトリプルハンターの称号です。正直に言うとまだトリプルハンターの称号を持つキャラクターがはっきり戦闘をしたわけではないですし、キャラクターたち的にもそれほど戦闘を得意としていなさそうなキャラクターが多いので、単純にハンターとしてのランクだけで位置付けてしまいました。実力的にはクロロの方が上だとは思いますが、階級的に判断して100万〜150万PVのブログはトリプルハンターに相当すると考えました。

この位置に該当するキャラクター

パリストン、チードル、ボトバイなど

 

 

 

150万PV〜300万PV/月→ネテロクラス

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(引用:HUNTER×HUNTER 25巻75P/冨樫義博)

有名人ではない一般人のブロガーで月間150万〜300万PVを叩き出すというのは完全にゴールと言っていいほどの領域だと思います。もうブログを極めたレベルではないでしょうか。長年のブログ更新、緻密な計算、ファンの獲得などをあらゆる面でカンストしている気がします。一般の方でこのレベルまでいけたら、書籍の執筆依頼なども多数入ってきそうですね。私もこのレベルまで・・・行けるかなぁ・・・?

極めたと言う観点から、このレベルはハンター協会元会長のネテロが該当すると思いました。数年間山にこもり感謝の正拳突き1万回を毎日行った結果、ネテロは最強の念能力者になりました。まさに日々のたゆまぬ努力が生んだ結果こそがネテロです。このネテロの生き様は300万PVに届くブログを運営しているブロガーのイメージに当てはまります。もちろん私個人の考えではありますが。

関連記事:【ハンターハンター】ネテロの修行は10000時間の法則に当てはまる?計算してみた! - 私の名前はジロギン。

 

 

300万PV〜500万PV/月→王直属護衛軍レベル

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(引用:HUNTER×HUNTER 21巻29P/冨樫義博)

月のPV数が500万PVに届く・・・個人のレベルでここまで行くことは果たして可能なのでしょうか・・?もはや一つの事業として会社が運営していてもおかしくないレベルだと思います。1ヶ月で500万回以上閲覧されるブログですからね、ここに商品情報などを載せれば広告効果は非常に高いと思います。世の中の企業が注目するブログになるででしょう。

例えるならばキメラアント王直属護衛軍のようです、ネテロですら「自分より強い」と言わしめ、ゴンが自らの念能力を失うことを引き換えに倒したピトーなどのレベルに等しいと思います。護衛軍の3匹は人間のハンターがまず到達しうるレベルではない強さを兼ね備えていました。

ただ、実力的に言うとメルエムとの戦いを前に修行をしたネテロの方が護衛軍より強い気もしますが、護衛軍たちも生まれたばかりでろくに修行をしたわけでもないのに念能力を使いこなし、ネテロと同格かそれ以上の力を持っていたとするとポテンシャルは桁外れです。どのみち規格外のキャラには変わりないので、その強さとPV数の到達難易度を考えてこのレベルにしました。

この位置に該当するキャラクター

ピトー、ユピー、プフ

 

 

 

500万〜1000万PV/月→メルエム(復活)

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(引用:HUNTER×HUNTER 29巻32P/冨樫義博)

レベルが違いすぎて私の想像では及ばないようなレベルです。1000万PVに届くレベルです。1日あたり30万回くらい閲覧される・・・ってなんだそのブログ!モンスター級ですよ!ここまできたらもう著名人になっている気がします。いや著名人だからこそたどり着ける領域と言うべきでしょうか・・・もはや努力だけではどうしようもないレベルです。本当に残念ですが、ここまでたどり着くにはブログ以外で注目される要素も絡んでくると思います。

まさにキメラアントの王・メルエムのようです。しかもただのメルエムではなく、ネテロに「貧者の薔薇(ミニチュアローズ)」を使われて爆破し、瀕死のところをプフとユピーの体を食べることで復活した後のメルエムです。超高速での飛行や山を粉々にする念弾、光の速度で移動できる円などを使えるようになり、ナックル曰く「国家レベルの武力」になっていました。もはや個人でお手に負えません。こんなメルエムのごときPV数を誇るブログならば運営も一人で行うのではなく数名で、本当に企業として回すようになってもおかしくないと思います。この桁違いな感じは、メルエムのようだと思いました。

 

 

1000万PV以上/月→五大厄災レベル

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(引用:HUNTER×HUNTER 33巻25P/冨樫義博)

もはや個人ブロガーの想像の域を超えたブログでしょう。どうなるんだろう、1000万PV越えたらどうなるんだろう?ブログで飯を食うどころかかなりの金持ちになれる気がします。企業からの広告案件もたくさん来そうですし、広告を貼っておくだけでも十分な収益になりそうですし・・・なんなら「ブログを買い取りたい」と言い出す人まで出るかもしれませんね。

このレベルは人知を超えた存在、暗黒大陸に巣食う五大厄災レベルと言えるでしょう。厄災に関してはまだまだ不明点が多く考察しにくい部分がりますが、とにかく人類の手には負えないレベルです。ちょっと大袈裟かもしれませんが、ブロガーにとって月間1000万PVを超えるブログなんて恐ろしいほど想像に難いブログなのです。

関連記事:【ハンターハンター】連載再開前に「暗黒大陸の五大厄災」についておさらいを兼ねてまとめた! - 私の名前はジロギン。

 

 

 

改めて申し上げておきますが、今回の記事の内容は私の個人的な考えのもと書き上げたものですので、ご了承いただければと思います。まぁ本当に娯楽だと思ってください。

 

あまり正しい考え方だとは思いませんが、ブロガーをやっているとやっぱり

「ブログのPV数=戦闘力」

みたいな考え方をしてしまいがちです。全然違うんですけどね。PV数が多いからいいブログ、数ないから悪いブログ、そんなことはありません。読んだ人にとって有益であったり、楽しんでもらえたり、感動してもらえたり、何かに訴えかけることができているのであればPV数に限らずいいブログなのだと私は思います。

ただ遊び程度に「PV数=強さ」みたいな考え方をするのもたまには悪くないかなとも思います。

 

今回はハンターハンターの強さやランクにブログのPV数を当てはめてみました。ピンと来ない方もいらっしゃったかと思いますが、この記事をきっかけに

ハンターハンターに興味を持ったブロガー

ブロガーに興味を持ったハンターハンターファン

などが増えたらいいなと思います。

 

 

【ハンターハンター】ゾルディック家の家族内指令(インナーミッション)という超危険な家族喧嘩

アルカをめぐるゾルディック家のキルアとイルミを中心とした抗争は、ゾルディック家に適用される「家族内指令(インナーミッション)」と呼ばれるルールに則って行われました。

このインナーミッションは要するに「家族喧嘩・兄弟喧嘩」の類なのですが、作中でわかっているだけでも凄まじい数の犠牲者がこの喧嘩(イルミとキルアの)によって発生しているのです。

今回はゾルディック家の「家族内指令(インナーミッション)」がいかに危険か、まとめていきます。

家族内指令(インナーミッション)とは?

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(引用:HUNTER×HUNTER 31巻114P/冨樫義博)

ゾルディック家におけるルールのひとつです。

家族それぞれの考え方や方針が異なった際に暗黙の了解的に発動されます。

この時はあえて家族で話し合って意見を統合したりなどはせず、自分の望むやり方を通すために最大限の努力をする真剣勝負を行います。

 

作中ではアルカ(ナニカ)をめぐってのインナーミッションが繰り広げられました。

キルアは「アルカ(ナニカ)の力で瀕死のゴンを救い出したいし、軟禁中だったアルカを自由にしたい」。

シルバやゼノは「アルカ(ナニカ)を自由にコントロールしたいものの、できればキルアに危険がないようにしたい」。

イルミは「ゾルディック家全体に危険が及ぶかもしれないアルカを始末したい」。

このような意見をそれぞれ持っており、各自が命がけで行動していました。

実際に動いていたのはキルアとイルミになるのでほぼ兄弟喧嘩に近かったのですが、その被害が尋常じゃないのです。

多数の一般人犠牲者

アルカをめぐる騒動には全く無関係の一般人まで巻き込まれています。

イルミは自分の仕事中にどうしても人手が必要になった際には「針人間」を使います(仲間はヒソカ以外いないので。厳密にはヒソカとも仲間というよりは仕事上の付き合いがある程度です。仲は悪くなさそうですが)。

 

「針人間」とは、イルミのオーラが込められた針を刺され、イルミの思いのままに動く人間のことです。

飛行船に乗って逃げたキルアを追跡するために多数の針人間とされた犠牲者が出ました。

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(引用:HUNTER×HUNTER 31巻161P/冨樫義博)

ターゲットとなるのはだいたい一般人のようで、この時のインナーミッションでも十数人〜数十人がイルミに操作されたようです。

操作された人間は針が刺さったと同時に廃人同然になってしまいます。

イルミに強力な仲間がいればこんなことにはならずに済んだのですが、ゾルディック家は「暗殺者に友達はいらない」という方針ですので、人手が要る時には念の針で強制的に手伝わせるしかないんですよね。

手っ取り早いしお金もかからないですが・・・恐ろしすぎますわ・・・

ハンターさえも犠牲に

ハンター十ヶ条其乃四では、ハンター同士は互いを狩るべき対象としてはいけないとしていますが、あまりにも悪質な行為を働くはハンターについては狩るべき対象と定められています。

 

イルミの行為は同胞であるハンターのキルアを攻撃対象にしており、かつ一般人にも犠牲を出す悪質な行為として十分該当するものでした。

ハンターの中にはこういった悪行を働くハンターを取り除くべく、十ヶ条改定やハンター試験そのものの見直しを唱える派閥がハンター協会内にあり、その筆頭が、テラデイン、ルーペ、ブシドラの3名。

彼らは過去に会長のネテロが所属した「清凛隊」を組織し、その力を示し、ハンター十ヶ条見直しをよりアピールするための事例とするためにイルミとヒソカの打倒に挑みましたが全滅しました(本当は針人間を捕獲することに全力でかかれば十ヶ条改定を呼びかける十分な証拠になったのですが、イルミとヒソカを倒すという背伸びをしてしまいました)。

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(引用:HUNTER×HUNTER 31巻178P/冨樫義博)

この際に、ブシドラを含むイルミ、ヒソカ打倒に乗り出したプロハンター8名、および、ハンターサイトの公募で集まったプロハンター15名、アマチュアハンター98名の合計121名が少なくとも死亡しています。

さらに彼らの代表であったテラデインまでもヒソカに暗殺されました。

 

プロアマ問わずハンターにも多数の犠牲者が多数。

アマチュアハンターはさておき、プロハンターが挑んでもヒソカとイルミは無傷でしたので、プロハンターと言ってもピンキリなのだなと思い知らされたシーンでした。

ゾルディック家執事にも犠牲者が

イルミが言及していましたが、インナーミッション内では「家族は殺さない」というルールがあるようです。

イルミがこのルールを口にした裏には「家族は殺さない(アルカは家族とは認められていないから殺すけどね)」という意味合いがありました。

結果的にアルカは死なず、キルアもイルミも死ぬことはありませんでした。

 

ただですね、このルールは本当に「ゾルディック家の家族」にのみ適用されるルールであり、例えばゾルディック家に使える執事たちには適用外のようです。

作中では、まず執事であるゴトーが犠牲になっていました。

ヒソカと戦闘を行い敗北。そのまま殺害されてしまいました。

ゴトーはキルアをまるで我が子のように感じて優しく接していた執事でしたが、インナーミッション内で邪魔となるのであれば容赦なく始末してしまうのです。

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(引用:HUNTER×HUNTER 31巻145P/冨樫義博)

さらにもう一人、ヒシタと呼ばれる執事がイルミの針で操作されていました。

おそらくヒシタも他の針人間同様廃人状態となってしまったことでしょう。

このように、いくら執事といえどもインナーミッションに関われば命を狙われてもおかしくないのです。

イルミはヒソカに「執事は排除していい」と言っていましたので、始末する気満々でした。

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(引用:HUNTER×HUNTER 31巻186P/冨樫義博)

ゾルディック家のために従事してきた執事たちですが、こういった喧嘩が起こるたびに巻き込まれて死ぬ危険性まであるとしたらたまったものじゃないですよね。

ゴトーはヒソカ相手だから迎撃したものの、イルミなどの家族が相手であれば手出しできないでしょうから、殺されるしかないと思います。

ゾルディック家の執事には絶対就職したくないですね・・・

関連記事:【ハンターハンター】ゴトーの能力からゾルディック家執事の月収・年収を予想してみた! - 私の名前はジロギン。

ゾルディック家の家族内指令(インナーミッション)に巻き込まれてはいけない…

インナーミッション内で家族は殺さないと言っても、ゾルディック家は全員が暗殺者という特殊な家系ですから「殺さない」の定義が一般人の定義とずれまくってるんですよね。

イルミが狙っていたのは、キルア以外からは家族と認められていないアルカだったとはいえ、車を崖に転落させたり、戦闘兵と化した針人間を使ったり、気まぐれで誰を殺すかわからないヒソカに協力を仰いだりなど、アルカに同伴しているキルアも間違いなく巻き込まれる危険な状態を作り上げていました。

果たしてこれは殺す気が無かったと言えるのか否か・・・一応ヒソカが「キルアを殺すのはアリか?」と聞いた時にイルミはブチギレてましたのでルール通り家族であるキルアは殺す気はなかったようですが。

 

インナーミッションの存在をキルアが知っていたということは、過去にも何度かインナーミッションが発令された時があったのだと思います。

ほぼ間違いなくキルアは家族に反発したでしょうから、イルミなどと意見が合わないことも多かったはず。

でも昔のキルアは念能力を使えなかったわけで、自分の意見を通すには圧倒的に不利な状況だったことでしょう。

じいちゃんや親父、兄貴は超一流の殺し屋ですからね。キルアがなおさらグレてしまうのが容易に予想できます。

 

それにしてもゾルディック家のインナーミッションは凄まじいですね。

今回は危険を孕むアルカ(ナニカ)を殺害するという意味で大規模になりましたが、もしかしたら、ごく小規模な家族内の争い、例えば「今日のゴミ出しは誰がするのか」みたいなことでも意見が割れればインナーミッションが発令されるのかも・・・?

だとしたら、はた迷惑すぎますね。いや、そういう日々の小競り合いが起きないようにするためにゾルディック家にはたくさんの執事がいるのかな。

 

【ハンターハンター】クラピカを除く賞金首ハンター達が不甲斐なさ過ぎる件

ハンターハンターの世界には「賞金首ハンター(ブラックリストハンター)」と呼ばれる、懸賞金がかけられた犯罪者などを捉えたり、殺害することを目的としているハンター達がいます。

代表的なところでは、クラピカが賞金首ハンターです(クラピカのターゲットは基本的に幻影旅団のみではありますが)。

 

クラピカはマフィアとして、そして十二支んとしても非常に有能かつ戦闘でも旅団メンバーのウボォーギンをサシで撃破するなど目覚ましい活躍を見せていまいした。

関連記事:【ハンターハンター】クラピカがマフィアとしても超優秀な件 - 私の名前はジロギン。

 

クラピカ以外にも賞金首ハンターは登場しているのですが、思い返すと賞金首ハンターが絡む事案は、賞金首ハンター達が非常に不甲斐ない結果に終わっているケースばかりなのです。

おそらく凶悪な犯罪者と日夜戦闘を行っているであろう賞金首ハンターがそれでいいのかと疑問に思ってしまうほどです。

 

そこで今回は、不甲斐なさ過ぎる賞金首ハンター達についてまとめてみました!

候補生の時点で強さは微妙

まだ正式に賞金首ハンターであったわけではないですが、ゴンたちが受けた287期ハンター試験において、賞金首ハンター志望の受験生がいました。受験番号255番、名前はトードー。レスラーだったようです。

 

彼は二次試験にて受験生達に寿司を作らせたメンチの試験結果に納得がいかずブチ切れていましたが、美食ハンターであるブラハに一蹴され、メンチにも「それで賞金首ハンター志望とは笑わせる!」みたいなことを言われてました。

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(引用:HUNTER×HUNTER 2巻74P/冨樫義博)

美食ハンターは戦闘メインのハンターではありませんが、賞金首ハンターになりたがっている候補生くらいは余裕で倒せるようです。

 

もちろんプロハンターである時点で念は使えるはずですから、もはや常人なんて一捻りなんでしょうけど、戦闘のプロフェッショナルを目指す人物が美味しいものを目指している人物に負けるというのはちょっと恥ずかしいかもしれませんね。

例えると、アマチュアのボクサーが川越シェフに負けてしまうような、そんな感じです。

 

賞金首ハンターを目指す者=強者というわけではないようです。トードーは相手が試験官を任されるほどのプロハンター相手でしたが、話にならないレベルでした。

10歳の女の子に100人がかりで負ける

以前、ゾルディック家の屋敷に賞金首ハンターが100人もの子分を連れて乗り込んできたことがあったそうです。

ゾルディック家の面々にはその顔写真にすら1億ジェニーの懸賞金がかかってるほどですので、命を狙うハンターなどは多い様子。

関連記事:【ハンターハンター】キルアの顔写真にも懸賞金がかかっているのか?考察してみた! - 私の名前はジロギン。

 

しかし、その100人のハンター達は、当時10歳だった執事見習いのカナリアに全員ボコボコにされ、壊滅状態に追い込まれました(その100人のうちの1人だったシークアントはそのままゾルディック家に雇われました)。

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(引用:HUNTER×HUNTER 5巻109P/冨樫義博)

現在カナリアは念を使えるようですが、当時は3年前で10歳ですから、念を習得していたかはわかりません。

ただ問題は賞金首ハンター達がゾルディックの家族の誰かにたどり着くのはおろか、ゴトーやツボネなど執事の誰かにたどり着くのはおろか、執事見習いで10歳の少女であったカナリアにのされてしまったということです。

 

おそらくこのハンターはプロではなくアマチュアのハンターで、ろくに念すら使えない素人同然のハンターだったとは思います。

それでも女の子に100人がかりで勝てないってのはちょっとなぁ・・・ったいうかカナリア強すぎないか?

www.g913-jiro.com

幻影旅団に手が出せない

幻影旅団は残忍で有名な盗賊団です。

団員全員がA級の賞金首で、熟練のハンターでも迂闊には手が出せないとされています。

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(引用:HUNTER×HUNTER 1巻52P/冨樫義博)

・・・されているはずでしたが、クラピカはプロハンターになり、念の修行をしてわずか半年ほどで、旅団の中でも戦闘においては団員たちの信頼を集めるウボォーギンを真っ向から破りました。

 

確かにクラピカは緋の眼による「絶対時間(エンペラータイム)」や幻影旅団を捉えるためだけに編み出した「束縛する中指の鎖(チェーンジェイル)」など、完全な旅団対策を積んでの戦いでしたが、単純な体術でもウボォーギンを圧倒していました。

 

クラピカの才能はすさまじいですが、よく考えるとまだハンター歴半年のひよっこが旅団の戦闘員を倒せちゃってるんですよね。

幻影旅団を狙うハンターといえばほぼ間違いなく賞金首ハンターでしょう。

熟練の賞金首ハンター達は何をやっていたのか・・・と疑問に感じてしまいます。

 

 

遺跡ハンターのジンの方が功績を立ててる

グリードアイランド編にて、死刑囚のレイザーはゴンと直接の戦闘にはならなかったものの、その念弾の破壊力などは食らえば即死するレベルでした。

直接の戦闘をしても化け物みたいに強いと思われます。

幻影旅団の中でも好戦的なフィンクスが「こいつ強ぇな」と思うほどレイザーは強いのです。

関連記事:【ハンターハンター】レイザーの強さはどれくらい?作中描写から考察してみた! - 私の名前はジロギン。

 

そんなレイザーを逮捕したのはゴンの父・ジンでした。

ジンはハンター協会元会長のネテロが「世界で五指に入る念使い」と評するほどですので、戦っても強いと思われます。

しかし、ジンは賞金首ハンターではなく遺跡ハンターで、遺跡などの発掘を主な活動としています。

犯罪者を捕まえるのは遺跡ハンターの専門外ではありますが、ジンは凶悪な犯罪者だったレイザーを捕まえています。

ハンターの仕事のうちにはレイザーのような犯罪者を捉えることも含まれるのですが、だとしたら賞金首ハンターの存在意義って一体・・・と思ってしまいます。

 

言い訳をするのあれば、「レイザーは賞金首になる前に捕まった」可能性。

レイザーの首に賞金がかかっていなかったのだとしたら賞金首ハンターの出る幕ではないですね。

レイザーがどれだけ悪いことしていても賞金首じゃなければ、賞金首ハンターは狙わなくても問題ないですね。

賞金首ハンターの名誉引き下げの決め手となったブシドラさん

新会長選挙編にてブシドラ=アンビシャスさんというハンターが登場しました。

かっこいい名前ですね。

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(引用:HUNTER×HUNTER 31巻179P/冨樫義博)

ブシドラさんは賞金首ハンターで、しかも星を持つシングルハンターです。モラウと同格のハンター(ツェズゲラさんとも同格ではありますが)。

シングルハンターはその分野で大きな功績を立てなければなれませんから、ブシドラさんも相当な賞金首を捕まえた経歴があるのでしょう。

関連記事:【ハンターハンター】シングルハンターからトリプルハンターまでのなり方や条件をまとめた!(その他ハンターについて) - 私の名前はジロギン。

 

作中でブシドラさんは、会長選挙の裏でゴンの治療をしようとしているキルアを邪魔するために動いていたイルミとヒソカを打倒するべく、自らヒソカと勝負をしに行きました(本当はハンター十ヶ条の改定をアピールする良いきっかけとして乗り出しただけなのですが)。

しかし!なんとヒソカに戦闘描写なく殺害されてしまったのです!

 

賞金首ハンターであり、シングルハンターでもあるブシドラさんは、完全な武闘派ハンターとしてヒソカと同等以上に渡り合ってくれると思ったのですが・・・おそらくゴトー以上にヒソカに完敗してしまったものともわれます。戦闘シーンカットですからね・・・

確かにブシドラさんも咬ませ犬としていい仕事をしてくれてはいるのですが、残念なことに賞金首ハンターの評価を決め手となってしまいました。

どんまい、ブシドラさん。でもよく頑張ったよ。

関連記事:【ハンターハンター】ブシドラ=アンビシャスの強さや性格を考察した! - 私の名前はジロギン。

念を使えるなら悪事を働いた方が儲かりそうな世界

ハンター試験三次試験「トリックタワー」の試験官であったリッポーも賞金首ハンターでした。犯罪者を捕まえてトリックタワーに隔離していたようです。

 

これは旧アニメ版での描写なのですが、リッポーは解体屋ジョネスのことを「自分が捕まえた最高傑作」と語っていました。しかしジョネスは念の存在すら知らなかったキルアに瞬殺されるレベルで、今思い返すと「プロハンターがいくらキルアとはいえ念が使えない受験生相手に殺される犯罪者を最高傑作と呼ぶのはどうなの?」と思ってしまいます。

ただこれはアニメオリジナルの描写で原作でのリッポーはジョネスのことを最高傑作とは言っていません。もっと凶悪な犯罪者を捕まえている可能性は大いにありますので、今回はカウントしませんでした。

関連記事:【ハンターハンター】解体屋ジョネスは念能力者だったのか?考察してみた! - 私の名前はジロギン。

 

ここまで書いてきて思ったこととして、賞金首ハンターが弱いというのは仕方がないことかもしれません。

だって、もし念能力が使えたとしたら悪用した方が儲かるのですから。

わざわざ依頼を受けたり、賞金首を探して戦って、それでお金を得なくても、念能力愚か念の基礎さえ知っていれば、そんじょそこらの人間には戦っても負けませんし、銀行を襲ったり、宝石屋を襲ったりすればそのままお金が手に入ります。圧倒的に儲かります。

だとしたら念を悪用して、むしろ犯罪者になってしまった方が楽だと考える人が多いでしょう。より強い念能力者ほど念を悪用してしまっても当然だと思えます。

それでも律儀に悪人を捕まえたりしようとする賞金首ハンターはよっぽど正義感の強い人間か、クラピカのようにその犯罪者に個人的な恨みのある人間くらいだと思います。

そのため優秀な人材が少なく、どうしても作中では功績が立てられずにいるのかもしれません。

悪に走る人間が多い中で正義を貫こうとする人材が不足している・・・賞金首ハンター達の不甲斐なさの裏にはこういう背景があるのではないでしょうか。

 

最後の賞金首ハンターの砦はクラピカと十二支んのサイユウです・・・

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(引用:HUNTER×HUNTER 33巻115P/冨樫義博)

・・・って二人ともハンター協会の最高幹部である十二支んで易々と現場には出向けなさそうだし、しかもサイユウは裏でパリストンと手を組んでハンター協会の邪魔をしようとしてるしで、やっぱり賞金首ハンター業界ダメダメじゃん!!!

www.g913-jiro.com

 

【ハンターハンター】ビスケの「クッキィちゃん」はブラック企業が欲しがりそうな念能力だよね!

当ブログをお読みの方の中には、朝から夜まで働いているという方もいらっしゃるかと思います。

私も現在は会社員として日中は暑い日も寒い日もスーツ姿で働いています。

幸いにも私が勤めいる会社は比較的残業の少ない会社でして、こうして毎日ブログを書く時間も確保できています。

しかし世の中には、朝は始発で夜は終電、あるいは帰ることもできなという方も多いのではないでしょうか?本当にお疲れ様です。

 

やはり人間十分な睡眠と休息を取らなければ働けません。

6〜7時間睡眠がちょうどいいと言われていますが、いわゆるブラック企業に勤める方はそんなに睡眠時間が取れないかも。

辛くても(って思っているかはわかりませんが)社員にブラックな労働を強いなければならない企業・・・そんな企業が最も欲しいハンターハンターの念能力はビスケの「クッキィちゃん」ではないかと思うのです!

クッキィちゃんとは?

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(引用:HUNTER×HUNTER 17巻130P/冨樫義博)

ゴンとキルアの師匠、ビスケが具現化した、念でできた女性です。表現として正しくないかもしれませんが、いわゆる「念獣」。具現化系、操作系、放出系を複合した能力だと思われます。

クッキィちゃんの肩書きは「魔法美容師(マジカルエステ)」です。

 

クッキィちゃんは、ビスケが自身のオーラを変化させて作り出したローションを使ってマッサージを行います。決してそっち系の能力ではありません。

クッキィちゃんによるマッサージは若返り、美肌などの美容効果や、便秘、肩こり、冷え性など健康にも効果があります。回復に使えるサポート的な能力ですね。

 

このクッキィちゃんの能力の一つがブラック企業の社員、すなわち社畜たちをブラックに働かせるために役に立ちそうなのです。

「桃色吐息(ピアノマッサージ)」

その役に立つ能力というのが、「まじかるエステ!桃色吐息(ピアノマッサージ)」です。

クッキィちゃんが、睡眠中にマッサージをしてくれます。

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(引用:HUNTER×HUNTER 20巻34P/冨樫義博)

このマッサージの効果が、なんとですね、30分の睡眠で8時間の睡眠に相当する休息効果を得られるというものなのです。

 

すさまじいですね。ほんの30分寝ただけで、一晩寝たくらいの回復ができるなんて。

これはブラック企業が是非とも社畜たちに施してあげたい能力でしょう。

もう社内福祉の一つとして取り入れたいと思ってしまうこと間違いなし。

30分、ほぼ仮眠に近い睡眠を取らせてクッキィちゃんにマッサージさせれば、8時間休んだと同じになるのだとすれば、社員を少ない休息時間で活動させることができますからね。週休2日なんていらなくなりますよ。毎日30分睡眠させれば活動できる、まるでゾンビのようなソルジャー社員が出来上がりますからね。

労働基準法?・・・なにそれおいしいの?

 

 

社員側からしたら最悪の能力

もし自分の会社がクッキィちゃんを社内に導入したら地獄の始まりですね。

もう家に帰るなと言われているようなものですから。

会社の社長が

「今日からクッキィちゃんがいるからな!みんな、終電なんか気にせず働いていいぞー!はっはっはっ!」

とか言い出したら速攻辞表書いて提出して、会社の椅子を何個か壊して帰りますね。

 

家に帰れずに働くのは本当に地獄ですよ。

社会に出ると、休日があること、家に帰ることのありがたみがわかります。

単純に休息が取れるだけではないんですよね。仕事から離れないと、なんていうんでしょうね、責任感と言いますか、心労と言いますか、仕事のことが頭から離れなくておかしくなっちゃいそうです。

そういう意味でも休日は大切なのですが、会社に取って社員なんて手足ですからね。自分の手足が、「今日は土曜だから働かないよ!」なんて言われたら困っちゃいます。休みなく働いて欲しいところでしょう。

 

クッキィちゃんは、ブラック企業としては社員を永遠に働かせられる喉から手が出るほど欲しい能力だと思います。が、社畜たちとしたら戦慄の念能力ですね。

大人になって働くようになってから、ビスケのクッキィちゃんのシーンを読むと戦々恐々としてしまいます。

ビスケならブラック企業向けにサービスを展開してそう

でもビスケなら、クッキィちゃんを企業に提案して、社員を疲れなく残業させる手伝いをしててもおかしくなさそうですよね。もちろん有料で。

 

ゴンたちにクッキィちゃんの能力を使っている時も「もちろんタダじゃないけどね」と言っていましたので、クッキィちゃんの能力を使うときはお金を取る気満々みたいです。

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(引用:HUNTER×HUNTER 20巻34P/冨樫義博)

ビスケは「ストーンハンター」で珍しい石や宝石を集めるハンターです。となると仕事としてはかなり不安定と言いますか、必ずしも宝石を見つけられるわけではなく、お金がなくて生活に苦しむこともありそうです。

 

そこでビスケは企業に営業して、「社員に無理なく残業させませんか?」とか、「社員に延々と残業させる方法お教えします」なんていう売り文句でクッキィちゃんを売り込んでそうです。

もちろん何日も働かせるのは(ハンターハンターの世界にあるかはわかりませんが)労働基準法に引っかかってしまう恐れもあるので、例えば繁忙期や納期に間に合わない仕事があって、どうしても社員を残業させなければならない企業に期間限定で提案するって感じでしょうか。

かなり高額の利用料が取れそうですし、ニーズもありそうですよね、そう、この世にブラック企業がある限り・・・

クッキィちゃんは天使か悪魔か

クッキィちゃんはブラック企業にとっては最高の念能力であり、社畜にとっては最恐の念能力だと思います。

クッキィちゃんという美少女にマッサージしてもらうのは、男性社員としてはかなり嬉しいことですが、その後待っているのがさらなる労働ですからね。悲しいです。

しかもクッキィちゃんはビスケが念で具現化した幻想ですから、そんな幻想にマッサージしてもらうという虚しさもあります。社畜はつらいよ。

関連記事:【ハンターハンター】個人的に可愛いと思う女性キャラクターランキングベスト7! - 私の名前はジロギン。

 

ビスケ自身がクッキィちゃんの能力を具現化できているということは、ビスケ自身も美容やマッサージといった知識、技術を心得ていると思います。でなければクッキィちゃんを動かしてマッサージをするのは無理だと思うのです。

だったらわざわざクッキィちゃんを具現化せず、ビスケ自身がマッサージをしてもいいのではないかとも思いますが・・・

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(引用:HUNTER×HUNTER 18巻37P/冨樫義博)

え、遠慮しておきますわ・・・(こ、殺される!)

 

【ハンターハンター】イルミはナニカの力をどんなことに利用するつもりなのか?

ハンターハンターの新会長選挙編後半にて、瀕死のゴンを治すべくゾルディック家の四男であるアルカ(ナニカ)の力を使ったキルア。

その力を垣間見た兄のイルミは、キルアを完全に木偶人形状態にしてでもナニカの力を使いたいと目論んでいる様子でした。

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(引用:HUNTER×HUNTER 32巻117P/冨樫義博)

 

そこで今回は、イルミはナニカの力をどんなことに利用するつもりなのか?について考えてみたいと思います。

アルカ(ナニカ)とは?

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(引用:HUNTER×HUNTER 32巻115P/冨樫義博)

名前はアルカ=ゾルディックで、キルアの弟にあたります。

性別が不明で、見た目は女の子のようでキルアも「女の子」と呼んでいましたが、他の家族や執事たちからは弟と認識されていました。

 

アルカ自身に戦闘力はなくただの子供と変わりないですが、裏の人格としてキルアが「ナニカ」と呼ぶ存在がいます。

ナニカがなぜアルカに宿っているのかは判明しておらず、父のシルバも得体の知れないものとして扱っています(正体は暗黒大陸に存在する「ガス生命体 アイ」です)。

 

ナニカは「お願い」を聞いてくれて、どんなことでも叶えてくれます。

しかし、その代償として「お願い」をした人間と別の人間がナニカの「おねだり」を3つ叶えなければならず、その「おねだり」は叶えた「お願い」が大きければ大きいほど残酷な内容になります(爪を欲したり、内臓を欲したりなど)。

ナニカの「おねだり」を3つ叶えられなかった場合、その者とその者の最愛の人間と、その者と長い時間を共にした者から順にねじ殺されていきます。

関連記事:【ハンターハンター】連載再開前に「暗黒大陸の五大厄災」についておさらいを兼ねてまとめた! - 私の名前はジロギン。

 

 

キルアはノーリスクでナニカに願いを叶えてもらえる

ナニカの「お願い」には必ず「おねだり」が伴い、叶えた願いの代償を誰かが負わなければなりません。

イルミはこのルールは知っており、キルアがゴンを助けるにあたり、キルア以外の別の人物に「ゴンを治す」という「お願い」をさせ、自分がその代償である「おねだり」を負おうとしていると考えていました。

イルミの考えではゴンを治した後の「おねだり」はキルアに負えるレベルではなく、失敗すれば万単位の犠牲者が出て、イルミを始めゾルディック家全員が死ぬことになると踏んでいました。

 

実際にはナニカは「治す(直す)」お願いをした後に残酷な見返りを求めることはなく、キルアに被害なく安全にゴンの治療ができたので、イルミの取り越し苦労になってしまいました(その代わりナニカにまつわる能力の秘密やキルアとの関係のヒントは得られましたが)。

 

加えてキルアはナニカに「命令」することでノーリスクで治す以外の「お願い」を叶えてもらうことができるのです。

最終的にイルミはこの「命令」の存在に気がつき、ナニカをキルアごと利用しようと考えています。

イルミの目的は?

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(引用:HUNTER×HUNTER 32巻113P/冨樫義博)

作中のイルミの行動などから考えると、イルミの目的は全て「ゾルディック家の繁栄」にある様子。

積極的に暗殺の仕事をしたり、暗殺者としての才能あふれるキルアに過保護ともいえる教育(頭に針を刺して思考を強制させるなど)を施したりと、家族のために行動していました。

 

ナニカについても「ゾルディック家のため」に利用しよとしているようですが、具体的にどのような目的で使おうとしているのかまでの言及はありませんでした。

描写からするとイルミが個人的にナニカを利用しているかのようでしたが、結局はゾルディック家のために使うようです。そこらへんは徹底していますね。

 

そこでイルミの言動からなんとなくどのようにナニカを利用しようとしているのか考えてみます。

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(引用:HUNTER×HUNTER 32巻61P/冨樫義博)

直す能力を利用?

イルミが直接目撃した「ナニカは直すお願いをした後に残酷な見返りを求めない」(ツボネの爪を治した後の「おねだり」がイイコイイコだけだった)ことから、ナニカの人や物を壊す能力の面だけでなく「直す能力」をも利用しようとしている様子でした。

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(引用:HUNTER×HUNTER 32巻37P/冨樫義博)

このことから考えると、例えばゾルディック家に寄せられた暗殺の依頼で、「家族に危険が及ぶような任務であってもナニカの力で治せるのであれば怪我をも恐れず仕事ができるようになる」という感じで利用できそうです。

 

イルミ自身が仕事をするときはもちろん、キルアにも強制して仕事をさせ、多少危険でもより高額な案件をこなせればゾルディック家に入ってくるお金も増えますし、評判もうなぎ上りでしょう。

まだ未熟なカルトなども暗殺の任務に積極的に参加させられそうです(今は幻影旅団に入ってますが)。

関連記事:【ハンターハンター】カルトはどういう経緯で幻影旅団に入団したのか?考察してみた! - 私の名前はジロギン。

 

また任務中に戦闘で壊してしまった物から足がつかないように修復したりもできますよね。そう言って面でナニカの直す能力を利用してより仕事をやりやすくしているのかもしれません。

自分たちで暗殺する必要がなくなる

ナニカに直す「お願い」をした場合、残酷な「おねだり」がないのであれば、キルアでなくてもナニカを上手く使える可能性があります。

お金や物を求めるような、そういう私利私欲のためにお願いしなければいいだけですので。

 

ゾルディック家としてはより安全かつ幅広く暗殺の任務を行いたいところ。各家族が仕事を請けて自ら暗殺をしているようですし、より効率の良さを求めているのは必然かと思います。

そうであれば、できればナニカの「壊す能力」の方も利用して、ナニカにお願いすればターゲットを遠隔で確実に殺せる方が超効率がいいですよね。

これはゾルディック家としても仕事をこなす上でとても楽になりますし、家族に危険が及ばずにどんな仕事にもこれまで以上の数対応できるようになり、まさに繁栄につながりそうです。っていうか仕事しなくていいですよね。

 

キルアがナニカに「命令」すればこの「壊す能力」の方もノーリスクで使うことができます。やはりイルミは「より楽に、安全に、効率よく暗殺の仕事を行うためにナニカを使おうとしている」のではないかと思います。

 

そういえばミルキも「メスの蚊に爆弾を取り付けて血を吸おうとした瞬間に爆発させる爆弾」を編み出していましたね。やはりゾルディック家全体として「いかに効率よく仕事をするか」が課題なのかもしれません。

関連記事:【ハンターハンター】ミルキはどのような方法で暗殺をしているのか?考察してみた! - 私の名前はジロギン。

 

またナニカを使った暗殺が可能になれば同業他社(者)との差別化も可能です。作中で殺し屋って結構出てきてますからね。団長の手刀を見逃さなかった人とか。

イルミも楽がしたいのかな?

もし私の考えた通りだとすればイルミやゾルディック家の人々の考え方はかなり現代の人間らしいですよね。楽に安全に大金を稼ぐ・・・私もそういう生活ができればと思いますよ、ええ。

 

ただ少し怖いのが、これまでキルアの頭に針を刺したり、家でしたキルアを連れ戻しに来たりしていたのは、「キルアを守るため」ではなく「ゾルディック家の繁栄のためにはキルアが必要なため」だということがナニカをめぐる争いの中で判明したことですね。

キルアの暗殺者としての才能を利用し、そしてその才能を後世に残すことこそがゾルディック家のためであり、イルミの目的でした。

物理的に家族が暗殺を行っている現状であれば、より強い人材が必要となるのでキルアは頼もしい家族です。

 

しかし、イルミにとってナニカの力が使えるのであれば、キルアは完全に操作し、ナニカを利用するための媒体でもいいと考えるほど、キルアに対する愛はなさそうでした。

父であるシルバや祖父のゼノもそのような考え方だとしたら悲しいですね・・・そうでないことを冨樫先生に「お願い」したいです。

 

キルアの操作が無理だとわかれば、イルミもナニカの正体である「ガス生命体アイ」を求めて暗黒大陸に乗り込もうとする可能性は高いですね。

なるほどなるほど、こうやってゾルディック家も暗黒大陸編に関わってくるんだな・・・まぁ私の想像に過ぎませんけどね。

 

【ハンターハンター】ウボォーギンに腕相撲で勝てそうなキャラクターは誰か?

ハンターハンターで代表的な「パワータイプ」のキャラクターといえば、おそらくウボォーギンを頭に思い浮かべる人が多いと思います。

作中ではクラピカにやられたものの、規格外のパワーを見せました。

 

ウボォーギンのパワーを証明するものとして、コミックス10巻に掲載された幻影旅団内の腕相撲の強さランキングがあります。もちろんウボォーギンが1位です。

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(引用:HUNTER×HUNTER 10巻26P/冨樫義博)

ただ作中ではウボォーギンの他にも力自慢と思われるキャラクターが登場しています。そこで今回は

ウボォーギンに腕相撲で勝てそうなキャラクターは誰か?

を考えてまとめてみました。

ウボォーギンとは?

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(引用:HUNTER×HUNTER 9巻31P/冨樫義博)

幻影旅団メンバーの一人です。圧倒的な破壊力を持ち、素手のみでマフィア数十人を惨殺。さらにマフィアが誇る武闘派集団「陰獣」も4対1の状況で全員殺害しました。

 

ウボォーギンの念能力「超破壊拳(ビッグバンインパクト)」は、念を込めただけの右ストレートパンチという超単純な技なのですが、持ち前の巨体と得意系統である強化系の念を極めて(と旅団の仲間内からは言われている)いることからその威力は直撃すればまず助からないであろうレベルにまで上がます。

 

作中中盤に差し掛かる前にクラピカによって倒されましたが、作中後半まで見てもウボォーギンレベルの力を持つキャラクターは限られており、いかにウボォーギンのパワーが桁外れだったのかが想像できます。

 

それではウボォーギンに腕相撲で勝てそうなキャラクターを考えてみようと思います。

 

 

ビスケット=クルーガー(ビスケ)

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(引用:HUNTER×HUNTER 18巻36P/冨樫義博)

まずはビスケことビスケット=クルーガーさん!

ゴンとキルアの師匠の一人であり、ともにグリードアイランドをクリアした仲間でもあります。珍しい宝石を探す「ストーンハンター」であり、変化系の念能力者です。

 

普段の見た目はゴンとそう変わらない年齢の、10代前半くらいの少女の姿をしています。しかしこれは仮の姿で、本当のビスケは筋肉隆々の女性?です。

 

相手をぶん殴れば大抵一発で殺してしまうほどのパワーを持ち、作中ではゲンスルーの仲間・バラの顔面を殴り、ノックアウトしていました。

バラを持ち上げた時に、ビスケの身長は、176cmのバラの2倍くらいありましたので、体格的にはウボォーギンと大差なさそうです。

 

これだけのパワーを誇るビスケならば、ウボォーギンとの腕相撲でも勝てる可能性は大いにあるでしょう。

ビスケが念能力を「クッキィちゃん」というサポート系の能力にしていることも、「戦闘向けの能力を開発しなくても念を込めた殴れば相手を倒せる」という自信が故かもしれません。

だとしたらパワーはウボォーギン相当かそれ以上かと思われます。

関連記事:【ハンターハンター】ビスケがゲンスルーと戦っていれば余裕で勝てたんじゃない? - 私の名前はジロギン。

 

 

シルバ=ゾルディック

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(引用:HUNTER×HUNTER 11巻94P/冨樫義博)

続いてはシルバ=ゾルディック。キルアの実の父であり、ゾルディック家の現当主です。

暗殺一家ゾルディック家の家業を継ぎ、シルバも暗殺者として現役で仕事をしています。

作中では幻影旅団暗殺の任務を受けてクロロと戦闘を行いました。

関連記事:【ハンターハンター】シルバVSクロロはどのような戦いだったのか?考察してみた! - 私の名前はジロギン。

 

キルアに対して厳しく暗殺者としての教育を施してきた家族の中では、どちらかというとキルアの意思を尊重し、寛容な印象を受けるシルバ。しかし、最終的にキルアは暗殺者の道に戻ってくると確信している様子です。

 

シルバはウボォーギンやビスケほどではないですが、やはり筋肉隆々な体つきをしています。

またクロロにベンズナイフで傷をつけられた際も「俺の肌に傷をつけるとはなかなかいいナイフだ」と言っていたことからも、身体の強度も相当なのだと思われます。

 

シルバの腕力があらわになることはありませんでしたが、クロロに向けて放った念弾の威力からしても相当なパワーを誇っているものと想像できます。

またゾルディック家の屋敷に入るには試しの門を開けなければなりません。1〜7の門まであり、1の門の総重量は4トン、数字が1つ増えるごとに重さは倍になります。

キルアは念を使えないときでも3の門(16トン)を開け、キメラ=アント編終了後には5の門(64トン)を開けました。

父であり念を取得してからの期間も長く、筋力的にもキルアより上であろうシルバは7の門(256トン)まで開けてもおかしくはなさそうです。

これらのことからシルバもウボォーギンの腕力に勝るとも劣らないと思いました。

レイザー

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(引用:HUNTER×HUNTER 16巻166P/冨樫義博)

グリードアイランドでゴンを待ち構えていた体育会系っぽい男・レイザー。

作中ではゴンたちとドッジボールのルールで勝負しました。

 

もともとはゴンの父・ジンに捕まった死刑囚でしたが、ジンに頼まれてゴンを強くするための壁としてゴンの前に立ちはだかりました。

念弾や念を込めたボールをバレーのスパイクの要領で撃ち放つと、人の顔面を軽く粉々にしたり、クルーザーを破壊する威力になります。

「堅」や「硬」を使って防御しなければレイザーの打つ球は直撃したらまず死ぬレベルの一撃でした。

 

レイザーも作中でそのパワーを見せつけた一人です。

体格的にはウボォーギンほどではありませんでしたが、打ち放たれた念弾の威力などを見ても本人が非力とは思えません。

確かにウボォーギンより小柄とはいえど、レイザーも十分なゴリマッチョですからね。

 

しかも、グリードアイランドで戦ったときのレイザーは、ゲームのシステムを維持する上で自分の念のメモリを割き、さらに14体の念獣を具現化した上で当たれば即死級のボールを打ってきましたからね。

もし本当に全力で打ってきたらどんな威力だったのでしょうか・・・

念弾の威力から判断するとレイザーもウボォーギンのパワーに匹敵しえたと思います。

関連記事:【ハンターハンター】グリードアイランドはレイザーのような死刑囚を閉じ込めておく牢獄でもある? - 私の名前はジロギン。

 

 

ブハラ

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(引用:HUNTER×HUNTER 2巻73P/冨樫義博)

ゴンたちが受験した287期ハンター試験の二次試験を担当したプロハンターの一人。

美食ハンターという世界中の食材を集めて美味しい料理の創出を目的とした活動するハンターです。トリコみたいな感じですね。

二次試験では「グレイトスタンプ」と呼ばれる豚を捕獲し丸焼きを作ることを課題としました。受験生たちが捉えた豚70頭分をたいらげるほどの大食感です。

 

ブハラの体格の大きさはウボォーギンを超えていそうです。

先の3名に比べると筋肉隆々というよりはポッチャリ体型ですが、しかしそのパワーは人間離れしており、試験結果にいちゃもんをつけてきた受験生を平手打ちのみで数十メートル先まで吹き飛ばしていました。

試験官でありプロハンターでもある者がむやみやたらと受験生に手をかけるのは良くない(受験生を殺す気満々だったメンチを止めたことからも)と思いますので、ブハラは念は込めずに平手打ちをしたと思います。

念を込めると、念能力に目覚めていない者の場合、即死してしまう可能性が高いためです。

 

素の力でも人一人吹き飛ばせるパワーを持つブハラ。ウボォーギンと腕相撲でいい勝負をしそうな気がします。

モントゥトゥユピー

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(引用:HUNTER×HUNTER 25巻129P/冨樫義博)

キメラ=アント王直属護衛軍の1匹・モントゥトゥユピーもウボォーギンに腕相撲で勝てそう・・・というか勝てますね、ほぼ確実に。

 

キメラ=アントの王・メルエムを守るために生まれた護衛軍の3匹は、ただでさえ強力な人間との混成であるキメラ=アントたちの中でもさらに強い力を持っており、ゴンたちキメラ=アント討伐隊の前に立ちはだかりました。

 

ユピーはことパワーにおいては護衛軍の中でも群を抜いており、巨大化させた拳で階段を丸ごと砕いたり、怒りを溜めて放出したオーラによる爆発は、ウボォーギンの「超破壊拳(ビッグバンインパクト)」で出来たクレーターを上回る大きさでした。

関連記事:【ハンターハンター】念能力で最強の威力を持つ能力は?ランキング形式で紹介! - 私の名前はジロギン。

 

ユピーは他のキメラアントとは若干生まれる過程が異なっており、キメラ=アントと人間ではなく、キメラ=アントの魔獣の混成なのです。

もともとが魔獣というおそらく人間よりもはるかにパワーを持っている生物なので、人間の物差しでは計れないポテンシャルを備えています。

ウボォーギンも人間離れしたパワーを誇っていましたが、魔獣ではなないのでやはり限度があります。

ユピーは比較するまでもなく腕相撲で負けることはないでしょう。例えると、人間とワニの顎の力を比べているようなものです。

 

 

ゴンさん

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(引用:HUNTER×HUNTER 29巻132P/冨樫義博)

そして大人気ゴンさんです。ゴンが自らを強制的に成長させた姿をゴンと区別してわかりやすいようにゴンさんと呼びます(非公式)。

ただ、ゴンが今後念が使えなくなることと引き換えに手に入れた姿のため、効果は一時的なものでした。

最強の念能力者とされたネテロが自分よりも強いかもしれないと判断し、戦いを避けたピトーを真っ向から打ち破り、ゴンの強さの可能性を示す存在となりました。

 

ゴンさんになった時の「ジャンケングー」はピトーを一撃でボロボロにし、巨大な念の塊のような拳をぶつけていました。

この一発はウボォーギンの「超破壊拳(ビッグバンインパクト)」以上の威力があったと思われます。ゴンさんのパワーであればウボォーギンに腕相撲で勝てそうです。

 

まぁゴンさん=ゴンですから、正確に言うと「今後成長すればゴンはウボォーギン以上の力を身につける」という表現の方がいいですかね。

ヨークシンシティ時点でのゴンは、シズクの利き腕とは逆の手にならやや勝てるくらいのパワーで、本気でやれば不意をつかれたノブナガに勝てるくらいでした。

シズクもノブナガも旅団腕相撲ランキングでは下の方ですので、今後のゴンの成長率は凄まじいということになります。

関連記事:【ハンターハンター】ヒソカはゴンさんと出会ったら本当に戦うのか? - 私の名前はジロギン。

ギンタ&ボトバイ

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(引用:HUNTER×HUNTER 33巻115P/冨樫義博)

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(引用:HUNTER×HUNTER 33巻114P/冨樫義博)

十二支んのギンタとボトバイ=ギガンテの2名。まとめてしまった理由は、彼らの能力やパワーについてはまだまだ未知数だからです。ただ単に十二支んの中で体格が大きい2名ということで決めてしまいました。

2名ともウボォーギンと同じかそれ以上ありそうです。

 

またギンタは密猟ハンターで、ヒソカの品定め(何基準かはわかりませんでしたが)で90点と高得点を獲得、ボトバイはテロリストハンターということで両名とも悪党との戦闘をバリバリこなしていて戦闘力も高そうなんですよね。

それに加えて体も大きいので、ウボォーギンにも腕相撲で勝てそうな気がしました。

 

 

ベンジャミン

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(引用:HUNTER×HUNTER 33巻152P/冨樫義博)

カキン帝国の14人の王子のうち、第1王子にあたります。王子達全員が同じ母親から生まれているわけではありません。ベンジャミンが第1王子といっても時期王に最も近いというわけではなく、最も早く生まれたので第1となっているだけです。

王位継承戦を勝ち残った者のみが次の王になるので、14の王子に序列はありません(しかし年齢が全く異なるので、第14王子のワブルが赤ん坊であったりと継承戦においての有利不利はある)。

 

ベンジャミンに関してもまだ作中描写が少ないので、どれほどのパワーを持っているかは明らかではない部分があります。

しかし、数少ない登場シーンの中でベンジャミンはライオンに締め技をかけ、そのまま絞め殺してしまったようです。ライオンといっても200kgくらいある個体もしますからね。常人が素手で挑んでもまず勝てないでしょう。

 

そんなライオンを素手で抑え込むベンジャミン・・・う〜ん微妙!

ハンターハンターの世界にはライオン以上に危険で強くて大きい生物なんてたくさんいますからね。

ハンター試験のヌメーレ湿原にいた生物の方が強そうです。なので今更ライオンを締め上げていても微妙です。

 

ただ電話しながらライオンと片手間で戦えるのは普通に考えたら凄まじいパワーです。

ベンジャミンの体つきも完全にマッチョでしたので、ウボォーギンに匹敵するパワーを持っているかも・・・?

体つきだけで判断するのは難しい

ということで、ウボォーギンに腕相撲で勝てそうなキャラクターたちは

  • ビスケ
  • シルバ
  • レイザー
  • ブラハ
  • ユピー
  • ゴンさん(将来のゴン)
  • ギンタ&ボトバイ(未知数だけど)
  • ベンジャミン(微妙だけど)

という感じになりました。完全に独断と偏見で決めましたのでご了承ください。

 

ただ、念能力者のパワーについてはわからない部分が多いですよね。見るからに華奢なシズクですらゴンと同じくらいのパワーが出せますし、見た目の体格だけでは決められないのは確かです。

今回挙げたキャラクターはできる限りパワー溢れるシーンがあるキャラクターを選びましたが、特に十二支んの2名とベンジャミンについては情報不足です。

まぁこの3名は暗黒大陸に向かうブラックホエール号に乗り込んでますし、ストーリーの中核に関わってきそうなキャラ達ですからパワーについても明らかになる・・・と思います。

 

にしてもウボォーギンすごいな。漫画って作中後半になるほど強い奴がたくさん出てきて、序盤で退場したキャラは話にならないレベルになってしまいますが、ウボォーギンなら割と後半までついていけるような戦闘力、パワーを持っていたと感じました。

いや・・・本当にすごいのは、そんなウボォーギンをたった半年の念の修行期間で真っ向から倒したクラピカかな?